人と比べないメンタルが結果を生む!アスリートが優劣の執着を手放す方法

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結果が求められる厳しい世界で戦うあなたへ

スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。 日々、勝利に向かって過酷な練習を積み重ねているアスリートの皆さん、本当にお疲れ様です。

オリンピックを目指して極限の戦いをしている柔道、卓球、水泳、フェンシングの選手たち。そして、プロのステージで活躍している野球選手やサッカー選手。皆さんが身を置くスポーツの世界は、常に「結果」が求められる非常にシビアな環境です。日々の試合や記録の更新など、背負っているプレッシャーは想像を絶するものだと思います。

私自身のスポーツにおける現役生活は、高校時代で幕を閉じました。(当時の集合写真を見ると、真ん中で笑っている自分がなんだか懐かしいです…笑)その後、様々な仕事を経て、人材派遣の営業マンとして社会に出ました。

正直なところ、プロアスリートの世界も、営業の世界も、「結果がすべて」という点では共通しています。(もちろん、背負っているプレッシャーの大きさはアスリートの方々とは比にならないかもしれませんが…笑)

そして現在、私が生業としているスポーツメンタルコーチという仕事においても、プロスポーツの世界とまったく同じだと思っています。明日の収入が約束されているわけではない、完全な成果主義という厳しい環境に身を置いています。

今でこそ、2021年時点で8冊の著書を出版させていただきました。ちゃんとした商業出版でしたので、Googleの検索エンジンにも「鈴木颯人」としてしっかりと認識してもらえるようになりました。 気がつけば、名だたる一流アスリートの方々と知り合いになり、サポートさせていただく毎日です。2011年にうつ病を患い、どん底を経験していた当時の自分からは、まったく想像もできないような充実した日々を過ごしています。

私が提供しているスポーツメンタルコーチという仕事には、絶対的な自信、圧倒的な勉強量、そして何より揺るぎない『プロ意識』が必要不可欠だと思っています。

【コラムの著者】鈴木颯人

一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会 代表理事
慶應義塾大学健康情報コンソーシアム 会員
メンタルトレーニング推進国会議員連盟 所属

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。>> 今も増え続ける実績はこちら

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

【著書】
・弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉(三五館シンシャ)
・一流をめざすメンタル術(三五館シンシャ)
・モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術(KADOKAWA)
・最高のリーダーは「命令なし」で人を動かす(KADOKAWA)
・メンタルコーチが教える潜在能力を100%発揮する方法(KADOKAWA)
・親が変われば子どもが変わる(三五館シンシャ)
・うちの子のやる気スイッチを押す方法教えてください(かんき出版)
・アスリートの心を磨く言葉と魂を揺さぶる絶景(PIE International) 他多数

なぜ、人は自分と他人を比べてしまうのか?

しかし、そんな私自身も最初から強靭な心を持っていたわけではありません。起業した当初は、他人の評価や、他の人が提供しているコーチングの手法が気になって仕方がありませんでした。今となっては本当に恥ずかしい話です。

でも、今こうして過去の自分を赤裸々に語れるのには明確な理由があります。それは、過去の経験から、その考え方がどれほど無意味であるかを心の底から実感できたからです。

心理学には「社会的比較理論」というものがあります。これは1954年にアメリカの心理学者レオン・フェスティンガーが提唱したもので、人間には「自分の能力や状況を正しく評価したい」という根源的な欲求があり、明確な基準がない場合、他者と比較することで自分の立ち位置を確認しようとするという理論です。

スポーツの世界は、勝ち負けやタイム、スコアといった数字で常に優劣がつけられる環境です。だからこそ、アスリートが他人の成績や才能を気にして他人と比べてしまうのは、人間としてごく自然な心理的反応だと言えます。ちょっとでも上のレベルに行きたい、周囲から実力を認めてもらいたいという気持ちを抱くのは、決してあなたが弱いからではありません。普通のことなのです。

劣等感を手放し、人と比較することの無意味さを知る

しかし、問題なのはその「比較の仕方」にあります。自分より優れた選手を見て、「自分はどうしてダメなんだ」と劣等感を抱いてしまうことを、心理学では「上方比較」のネガティブな側面と呼びます。

実際に私も、人と比較した瞬間や、「誰かに認めてもらおう」と他人の目を気にした時は、必ずと言っていいほど物事が上手くいきませんでした。他人からの評価を原動力にする「外発的動機づけ」には限界があり、プレッシャーや不安を増幅させてしまうからです。

「このままではいけない、何かを変えなきゃいけない…」 そう強く感じた私は、根本的な考え方を変える決意をしました。

『昨日よりも成長できた過去の自分と比較し、今の自分を、いつも自分だけは認めてあげよう!』

そう決めたのです。人と比較することをやめ、ベクトルを自分自身に向けることにしました。そして、その過程で生まれた『自信を得る為の方法』を体系化し、自分自身で実行し続けました。

「人と比べない」メンタルを作る自己受容と実践者の声

この『自信を得る為の方法』をお伝えするセミナーを2013年からスタートし、これまでに数多くののアスリートや一般の方々に参加していただきました。ここで、参加してくださった方々の生の声をご紹介します。

【感想】

20代 男性 サッカー選手 『今まで自信を持てない事に関して「出来ない、なんで出来ないんだろうか」ということしか考えていなかったので、出来る理由を考えるだけで出来る気になってきました!』

匿名さん 『言語パターンは、自分では理解しているつもりでも、なかなか普段の実生活に活かす事が出来ませんでした。競技だけではなく、学業や今後の就活等にも活かしていけるお話ばかりでとても前向きな気持になることができました。^^』

20代 本田湧己さん 水泳選手 『今まではレースの前に緊張してしまうのは、それまでの練習で頑張りきれない部分があって、それを心のどこかで感じているからだと思ってました。だからとにかく練習を頑張ってそのことを自信にして緊張をほぐそうとしてました。だけど、今日のセミナーを聞いて自分のやり方が間違っていたと気付きました。今回のセミナーで自分のレースの時に自分に自信を持ってスタート台に立つ事が出来ると思いました。』

心理学において、自分にはできると信じる感覚を「自己効力感」と呼びます。本当に自分に自信を持つことができれば、見つめる先は他人の動向ではなく、必ず「自分自身の内面」になります。

理想のスポーツメンタル「自然と」結果がついてくる境地

もし今、あなたが他人や周りの評価を気にしたり、ライバルと比較して苦しんでしまうことがあれば、それは「今」の自分を完全に受け入れきれていないからです。心理学者カール・ロジャーズが提唱したように、人間が前向きに変化するための第一歩は、「ありのままの自分を受け入れること」自己受容にあります。

たとえば、プロサッカー選手の本田圭佑さんが、もし周りの環境を嘆いたり、他人の才能をうらやんでばかりいたら、皆さんはどう感じるでしょうか? おそらく、そんな本田さんを誰も好きにはなりませんよね。人と比較してばかりいる本田圭佑選手が、あれほど長く世界の第一線で活躍し続けられたとは到底思えないはずです。

極論を言ってしまえば、それくらい他人との比較はアスリートにとって無意味なことなのです。

だからこそ、人と比べないで「今の自分」を真っ直ぐに受け入れることができれば、必ず自分の現在地や課題を直視できるようになります。 自分を受け入れるからこそ、自分を直視できる。 直視できるからこそ、発する言葉(発言)が変わる。 発言が変われば、脳が前向きに働き、行動も変わる。 行動が変われば、目標へのアプローチという過程も変わる。

そして、日々の過程が変われば、最終的に得たい結果が「自然と」得られるようになるのです。

この「自然と」という感覚が、本当に大切なポイントです。 歯を食いしばって無理やり結果をもぎ取るという感覚ではなく、自分と向き合い、正しい努力を積み重ねた結果として、まるでご褒美のように自然と結果が手に入っていた。これこそが、私がアスリートの皆さんに目指していただきたい究極の境地です。

未来は『今』の積み重ね

もし今、現在の成績やパフォーマンスに満足できていなかったら、まずは「今の自分を受け入れる事」から始めてみませんか? できない自分を責める必要はありません。悔しい思いをしている自分を、まずは自分が認めてあげるのです。

それができれば、あなたの見える景色は変わり、絶対に毎日がポジティブに変化していきます。その意識の変化という小さな一歩が、やがてアスリートとしてのキャリアにおいて、偉大な一歩へと繋がっていきます。

なぜなら、私たちがたどり着く未来は、常に『今』という瞬間の積み重ねでしか創られないからです。あなた自身の可能性を信じて、今日から新たな一歩を踏み出していきましょう。

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