「恋愛すると弱くなる」は嘘?スポーツへの影響と、ドーパミンを味方につけてパフォーマンスを上げる方法

パフォーマンスのコンディションを大きく左右するものがメンタル。そのメンタルに大きく影響するものの一つに恋愛があります。良い恋愛ができていれば物事をポジティブに考えることができます。スポーツ選手なら尚更そんな相手と出会い、良いお付き合いができたら良いパフォーマンスが期待できます。しかし今でもアスリートの恋愛は練習に身が入らないと批判的な考えをする人がいるのが事実です。今回は、スポーツを頑張る女性アスリートが悩む恋愛についてお話します。

【コラムの著者】鈴木颯人

一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会 代表理事
慶應義塾大学健康情報コンソーシアム 会員
メンタルトレーニング推進国会議員連盟 所属

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。>> 今も増え続ける実績はこちら

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

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恋愛がもたらす女性の変化

順調だと楽しいなど充実感や幸福感を感じるのが恋愛です。メンタルを司る脳の仕組みに大きく関係があります。恋愛をすることでやる気が出たり、緊張して苦しくなったりと感情やメンタル面に大きく影響を及ぼします。

この時、脳にはアドレナリンやドーパミンなどの脳内物質が発生していて脳が興奮状態に陥っています。興奮してやる気に満ち溢れている逆に興奮して緊張するのはアドレナリンの影響です。

そして幸福感を与える効果を持つドーパミンの二つの物質により恋愛=満たされると脳が感じるのです。男性が恋愛をリードするイメージが強いかもしれませんが、実際リードしているのは女性の方です。

恋愛が始まる前から女性は自然に相手に言葉ではない方法で合図を送り、自分の存在をアピールします。それに反応した男性が女性に魅力を感じるとその女性の気を引こうと行動したりするようになります。男性の行動が恋の始まりに感じますが、実際には女性からアピールして恋を始めているのです。

もちろん100%と言うわけではありませんが、およそ3分の2の女性がこのように気になる相手に自然とアピールしていると言われています。女性が行う言葉ではない方法での合図には、いつもとは違う視線をする、髪をかき上げると言うものがあります。

また恋愛でなくても日頃から相手の言葉を繰り返すオウム返しは、相手に好印象を与えます。女性は特に恋愛すると綺麗になると言われますが、恋愛をすることでホルモンが分泌されるのが理由になります。

エストロゲンやプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンにより、女性らしい肌や髪に丸みをおびた身体つきになります。また恋愛をすると外見にも気を遣うようになるとファッションや所作もキレイになりたいと心がけるようになります。

以前はスポーツを頑張る女性アスリートがメイクをすることにうわついているや色気づいているなど批判的な人もいましたが、メイク一つで気持ちが明るくポジティブになれることは大きなメリットです。競技の際にメイクをする女性アスリートも増えてきました。この点を大事にすることはとっても大事になっていきます。

もちろん恋愛は、楽しいばかりではなく片思いの時には辛さも経験します。しかし得られた多くの経験はスポーツを頑張る女性アスリートとしての魅力を増す素晴らしい財産となるのです。

良好な恋愛に導くメンタルの強さ

恋愛相談を受けるスポーツメンタルコーチである専門家が恋愛において最も重要と話すのがメンタルの維持です。そもそも恋愛に悩む人の多くは、気持ちが不安定になっていくからです。勉強熱心なのにうまくいかない人や肝心なところでしくじってしまう人、そして恋愛で順調に行かない人全てに共通するのは、メンタルが弱いと思っていることです。

メンタルが弱いとネガティブな気持ちになりやすいため、視野が極端に狭くなります。すると冷静な判断ができなくなってしまい物事がうまく運びにくくなるのです。メンタルが弱い人の性格の特徴として一方的で感情的な行動になりやすいため、失敗を恐れ動けなくなる人が多いと言われています。

このような人は、どれだけ潜在能力を持っていても努力しても十分な魅力を発揮させることは難しいのです。逆にメンタルが強い人に共通するのは、ポジティブな気持ちになりやすいため視野が広く周りの様子を見ることができます。すると行動する前にいろんな選択肢を見出し予測や冷静な判断ができるため、物事がスムーズに運びやすくなるのです。

メンタルが強いといわれる人の性格の特徴は、余裕があるため相手に対して優しい気持ちで接する人が多いと言われています。日頃から厳しい練習に耐え抜き、一般的な人よりもメンタルが強いイメージのスポーツ選手です。

しかしその競技に集中するために恋愛禁止というルールが決められている強豪校やチームも多く存在します。もちろんまだ若い年代で自分の生活と競技、そして恋愛というものまで上手く抱えきれないということが理由に挙げられています「恋に費やしている時間がない、無駄な時間だ」と指導者から言われた経験もあると話すスポーツを頑張る女性アスリートもいます。

しかし、このように指導してしまうと恋愛=ダメなことという意識が自然に植え込まれてネガティブなイメージが染みついてしまいます。若い時期に人と交際することで意見がぶつかることもあると思いますが、人生の学びに繋がりメンタルを鍛えることにも繋がります。

海外の指導者は、10代の頃から「どんどん恋愛しなさい、恋愛しないとタイムも伸びないぞ」と指導するのが一般的だそうです。「恋愛の何がダメなの?」「恋人が居なかったら良い結果を出しても誰が褒めてくれるの?褒めてもらえるから頑張れるんだろ?」という感覚を持っているためです。

恋愛において最も重要なものはメンタルであり、恋愛に対してもっとポジティブに考えることが成長につながります。このように恋愛をポジティブに考えることのメリットを受け、日本でも「良い恋愛をしなさい」と言う指導者も増えてきているのです。

延長上にある妊娠まで考慮

恋愛の延長上にあるものが性そして妊娠です。スポーツを頑張る女性アスリートに関して注意しなければならないことの一つであります。新しい生命が宿ることは非常に素晴らしいことですが、妊娠や出産をする時期を考えておくことも女性アスリートにとって重要なことです。

妊娠中のスポーツ選手には、一般の女性よりも制限されることが多くなります。順調なお腹の子の成長のために厳しい練習はできなくなり、試合までの調整のために服用している薬剤やサプリメントなどを控える必要も出てきます。

つわりが現れると体調を崩しがちでメンタルも不安定となり気持ちを維持することも困難になってきます。お腹が大きくなってくると日常的に動くことも大変となるのでスポーツ選手としての活動は完全に中断することになります。

また出産後も体重を含め、体の状態や落ちた体力を戻すことに一層の努力が必要。また練習を再開できてもブランクがあることは思いのほか大変なことです。しかし妊娠、出産は、決してネガティブなことではありません。

十月十日お腹の中で命を育むことは女性だけが感じることのできる貴重な経験であり、出産の痛さを耐え抜いた精神力こそ女性アスリートとして最大の財産となり得るのです。もちろん大事な試合や選手生活においての時期を計画できるのであれば望ましいことです。

恋愛でポジティブになれることは、パフォーマンスに良い影響を与えます。しかし妊娠の可能性をある程度予測しておくことも女性アスリートにとって必要不可欠なことも頭に入れておいた方が良いのです。

今回は、女子アスリートの恋愛についてお話しました。思春期から恋愛をし多くの感情を学ぶ経験は、将来プロアスリートとなったのちにも必ず活きてきます。ポジティブな気持ちになれること、そして人間として成長することでパフォーマンスの向上がのぞめます。

もし恋愛で悩み、パフォーマンスが落ちる場合にもメンタルトレーニングやメンタルコーチングを受けると改善できます。それほどスポーツ、恋愛においても影響を及ぼすのがメンタルなのです。今後もスポーツ選手にとってさらなるパフォーマンス向上へ役立つような情報をお届けしていきたいと思います。

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【コラムの著者】鈴木颯人

一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会 代表理事
慶應義塾大学健康情報コンソーシアム 会員
メンタルトレーニング推進国会議員連盟 所属

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【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

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