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「メンタルに不安を持っている全ての人をサポートしたい」山本裕樹さんのスポーツメンタルコーチングへの想い

スポーツメンタルコーチ資格講座卒業生インタビュー第57弾

 

 

今回の主役は当資格講座第18期の卒業生であり現在スポーツメンタルコーチとして活動されている山本裕樹さんです。山本さんは幼少時代は喘息を患い身体が弱かったこともあり、高校生から初めて野球部に入り選手活動を始めると、大学生では大学野球そして社会人では草野球と続けられ、現在でも野球に関わり続けています。また学業では大学から心理学部に入り臨床心理学を通じて精神病関連の勉強をされました。大学卒業後は心理学の道には進まず一般企業へ就職し、現在はスポーツメンタルコーチとしても活動しています。

スポーツメンタルコーチングについては社会人として働く傍ら、友人からの勧めがきっかけで興味を持つようになります。またその友人がたまたま持っていた当団体代表の鈴木颯人の本が気になり、インターネットで調べている中で当団体の体験セミナーを見つけ受講。その後スポーツメンタルコーチとして活動したいという思いから資格講座を受講されました。現在はスポーツメンタルコーチとしてスポーツ選手はもちろんのこと、業種問わずメンタル面で不安を抱えている方を幅広くサポートしている山本さんにスポーツメンタルコーチングへの想いと資格講座での経験談を尋ねました。
スポーツメンタルコーチに興味を持ったきっかけとは
実際に資格講座を受けてみて感じたこと
スポーツ選手に限らずメンタル面で不安を持つ全ての人をサポートしたい
今後の目標と資格講座を検討している方へ一言

自分の強みが活かせるスポーツメンタルコーチングでサポートしたい。スポーツメンタルコーチに興味を持ったきっかけとは

-山本さんがスポーツメンタルコーチになろうと思ったきっかけを聞かせてください。

大学野球の後も社会人として草野球を続けていた中で、心理学を学んでいたにも関わらず試合の時に緊張してしまうことが多かったんです。また野球と心理学という2つの要素を持っていた自分に、ある時友人から「スポーツメンタル関連の資格を取ったら仕事に活かせるんじゃないか?」というアドバイスをもらったこともあり、スポーツメンタルコーチングに興味を持つようになりました。

 

またその友人がたまたま鈴木颯人さんの本を持っていたので、インターネットで調べて見ると颯人さんのホームページの中に「スポーツメンタルコーチになるには」という体験セミナーの情報を見つけたので受講してみたところ、とても納得できる内容だったので資格講座も受けることに決めました。

 

-颯人さんの資格講座を受講を決めたきっかけは何だったのでしょうか?

体験セミナーを受ける前からスポーツメンタルコーチになるつもりでいましたし、セミナーを受けた時点でこの資格講座で学びたいと強く思っていたことが1番のきっかけです。あと颯人さんは本も出されていて知名度もある方なので信用できるなと思って受講を決めました。

実際に資格講座を受けてみて感じたこと

 

-実際に資格講座を受けてみてどうでしたか?

 

今まで心理学については学んでいたもののメンタルコーチングは学んだことがありませんでした。また話を聞いているとスポーツメンタルコーチングは、心理学とコーチングとスポーツを掛け合わせた新しいジャンルであるというのが最初に持った大きな印象でした。

 

その中でも特に覚えているのはラグジュアリーブランド「COACH」のロゴの話です。馬車のように選手を目的地に連れていくのがスポーツメンタルコーチングという表現をされていたのが印象に残っていて、選手に寄り添ってサポートしていくものと知って、より一層スポーツメンタルコーチとして活動していきたいという思いが強くなったきっかけの一つでした。

 

-資格講座の中で印象に残っているワークやお話はありましたか?

 

「感謝の効果」の話が印象に残っています。その話の時に颯人さんのエピソードも聞かせてもらったのですが、颯人さんは感謝の効果を知っていたので、ある日登山をした時に足が痛かったにも関わらず、一緒に登山してくれた仲間に対して「ありがとう」と思いながら登山を続けた結果、下山した時に両足肉離れを起こしていたことに気づいたという話でした。この話から「感謝には鎮痛効果と幸福効果がある」ということを学んだことがとても印象に残っていて、今では自分にとってメンタルスポーツコーチの活動だけではなくプライベートでもずっと大切にしている学びです。

 

また「感謝することがメンタルだけではなくフィジカルにも良い影響が与える」ということが心理学的にも裏付けられていたのですごく記憶に残っている資格講座での学びの一つになっています。

 

-講座の内容で自分の成長に繋がった知識はありましたか?

 

「感謝の効果」の話はもちろんですが、否定語を使わないようにすることでセルフイメージが低下することを避ける「言葉の魔法」というワークがありました。認知行動療法に基づいたワークなのですが、それを続けることで自分自身も本当に否定語を言わなくなったんです。また言ってしまいそうになった時も自分にストップがかかるようになったので、アプローチの仕方でこんなに変わるということは驚きましたし自分自身も成長した部分かなと感じました。

 

-元々心理学を学んでいたからこそ、スポーツメンタルコーチングを学んだ上で得られた気づきはありましたか?

 

僕は大学を卒業して最初は一般企業へ就職をしたので、心理学の知識はあったものの現場でどのように活かせば良いかは分からない状態でした。そのため資格講座を受けたことで大学での心理学の学びについて思い出したことが多かったですし、颯人さんは実例を用いて説明してくれるので、この内容は大学で学んだこの心理学の要素なんだとリンクすることも多かったです。そのおかげか、この資格講座でスポーツメンタルコーチングを学んだことがより一層心理学の世界をもっと知るきっかけになりました。

 

-この講座で出会った同期の方は山本さんにとってどのような存在ですか?

 

卒業後で資格講座の同期との直接的な繋がりはあまりないのですが、インスタグラムをやっている方は多いので、そこで繋がりながら頑張ってる様子を日々チェックさせてもらっている感じです。ただ毎月開催されているセミナーへ参加する際に会ったら「久しぶり!」という感じで色々話したりしています。

 

あとは同期で資格講座からプロ講座へ一緒に進んだ人とは直接繋がっていることが多くて、今でもスポーツメンタルコーチとして活動している中であったことなど意見交換したり相談に乗ったりはよくしています。

 

スポーツ選手に限らずメンタル面で不安を持つ全ての人をサポートしたい。

-本資格講座卒業後の活動状況についても聞かせてもらえますか?

 

現在はスポーツ選手だけじゃなくて一般の方も含めてコーチングさせてもらっています。選手としては野球の独立リーガーの子と学生野球の子に対してコーチングをしていて、一般の方であれば会社員でこれから独立起業をしようとしていたり、ビジネス面での不安を持っている方をサポートしています。

 

人生に対しての悩みを相談してくれた方がいて、実際にセッションをさせて頂いてからは「日々、イキイキと生活できるようになりました」と言って頂きました。そういう意味では一般の方は仕事やプライベート関係なくメンタル面で不安を抱えている方をサポートすることが多いです。

 

-山本さんがコーチングをする上で意識していることを聞かせてください。

 

まず最初にどのような流れで行なっていくのかということや、「二人の間に共通の問いを持って、それを僕とあなたの二人で一緒に解決していきましょう」ということをしっかりとお伝えすることから始めています。あとは相手が間違っても絶対に否定しないことと、もし間違えていることを指摘したい場合は違う角度からの質問等でアプローチして相手に気付いていただけるように行っています。他には様々なメンタルテクニックをお伝えする際に、その方が「どのようにすれば活かせるのか」を二人で話し合って、実践できるようにしています。

 

また例えば選手であれば、試合のスケジュールを聞いた上で、例えば試合前のどのタイミングで「感謝ワーク」をやるかを一緒に考えています。なぜならこちらが一方的にやるように伝えるだけではいけなくて、一緒に考えて決めることで選手側が意識して取り組んでくれるようになるからです。最終的には僕がいなくても選手が自主的にやってくれるように持っていくことが目標なので、それまではしっかり一緒に決めて習慣づけてもらえるように進めていきます。

 

-スポーツメンタルコーチングを学んだことで起きた自分の変化はありますか?

 

周りの人に感謝するようになったことが一番大きい変化だと思います。今では自分の価値観の中で一番重要視しているのは「感謝」と言えるくらいになっています。あとはやっぱり否定的な言葉を使わないようになり、心理学をもっと学びたいと思う自分になれたのも大きな変化だと思います。またこのような点が変わったことで悲観的になりにくくなりましたし、昔は怒りっぽい性格だったのですが全体的に穏やかになれたと思っています。

今後の目標と資格講座を検討している方へ一言

-スポーツメンタルコーチとして今後の目標を聞かせてください。

 

スポーツ選手で言えばメジャーリーグのプロ野球選手をサポートすることが目標で、スポーツ選手以外の色んな人を支えるメンタルコーチという意味では、「一回のセッションで相手を変える」ことができるようになることです。スポーツメンタルコーチとしての今後の目標をまとめるとスポーツや学業そして仕事などのジャンルを問わずに「自己否定と不安と緊張を持っている方」をサポートしていきたいと思っています。

 

-最後に資格講座を検討している方へ一言お願いいたします。

 

資格講座を受講する上で、まず心理学について知らなくても大丈夫ということは声を大にして伝えたいです。「心理学を知らないのに受けても大丈夫なの?」と思う方も中にはいるかと思いますが、この講座では基礎から丁寧に説明してくださるので気負わずに受けてもらいたいです。

 

また誰かに影響を与えたいと思っている方も受けるべき講座だと思います。僕の同期で柔道整復師の方がいたのですが、受講した理由を聞くと「選手に対してメンタル面でサポートできる声かけができるようになりたい」と言っていました。この理由は相手に対して自分が良い影響を与えたいということだと思うので、自分がどんな人間だろうが相手を助けてあげたいという思いがあるなら是非受けて欲しい講座です。

山本裕樹プロフィール

スポーツメンタルコーチ

 

北海道出身のスポーツメンタルコーチ。幼少時代は身体が弱かったこともあり高校生から本格的に野球を始めると、大学野球そして社会人では草野球と続け現在でも野球に関わり続けている。一方で学業では大学の心理学部に入り臨床心理学を通じて精神病関連について学ぶ。大学卒業後は心理学の道には進まず一般企業へ就職したものの、現在は転職を経て営業職に就きながら復業でスポーツメンタルコーチとして活動している。なおスポーツメンタルコーチングについては社会人として働く傍ら、友人の勧めからスポーツメンタルコーチングに興味を持つようになり、またその友人がたまたま持っていた当団体代表の鈴木颯人の本が気になり、インターネットで調べている中で本資格講座に出会い受講。現在はスポーツメンタルコーチとしてスポーツ選手はもちろんのこと、業種問わずメンタル面で不安を抱えている方を幅広くサポートしている。

 

Interview and Edit by 畠山 大樹


 

次回のスポーツメンタルコーチ資格講座のご紹介

 

スポーツメンタルコーチ

 

スポーツメンタルコーチ資格講座は「日本スポーツメンタルコーチ協会(R)」にて発行されている資格です。One Athlete,One Mentale coachの理念を掲げスポーツメンタルコーチの普及に力を入れております。
 

 

 

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