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スポーツメンタルコーチングとは?

What's Sports Mental Coach
 

スポーツメンタルコーチ鈴木颯人,コーチングって?

 

スポーツメンタルコーチングとは?その定義。

 
スポーツの世界では指導者の事をコーチと呼んだりします。我々がお伝えしたいコーチとはチョットだけ意味合いが変わってきます。その意味と、そして私どもが大切にしている理由などをご説明させていただきます。
 
一般的にメンタルコーチングとは「コーチングなどの目標達成支援だけでなく、無意識レベルに抱えている心の足枷を外す人」と称されております。その上で、スポーツメンタルコーチングはスポーツに特化したメンタルコーチになります。
 
一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会ではスポーツメンタルコーチを以下のように定義しております。
 
選手が目指す目標へ導く為にメンタル面からパフォーマンスを支えられる人」

 

と定義しております。その上でアスリートをサポートする際に単にパフォーマンスや結果を追求するだけではなく、選手の一生を預かる責任と人生に携わる身として大切にしているのが以下の2点です。

 

QOLを高める事を何よりも大事にしている。


結果よりも結果に相応しい人になる事を意識している。

 

※クオリティ・オブ・ライフ(quality of life)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。

 

この大前提の上でメンタルコーチングが成り立つと考えおります。具体的な手法においては以下よりお伝えします。

 

目次

  1. コーチングとティーチングの違い
  2. スポーツメンタルコーチングでは具体的にどんな事をするのか?
  3. 理想とするメンタルになるには?
  4. 一人一人の心に寄り添う
  5. 私たちが目指すミッション

コーチングとティーチングの違い

コーチングの意味とは?

 

英語で書くと『coaching』となります。日本語では馬車という意味になります。


つまり馬車が人を目的地に運ぶ事から転じて、クライントさんの目標や夢を実現するために正しい道に導くという事でコーチという言葉が使われるようになりました。元々はイギリスでの大学受験を控えた子どもの家庭教師のことをコーチと呼んだのが最初だと言われています。

 

コーチの言葉は英語のcoachという単語から来ています。この言葉の語源はハンガリー語のKocsi(馬車)ハンガリーの街Kocs(コッチ)で、15世紀後半に大型の4輪馬車が開発されて「コッチの馬車」という意味だったようです。

 

その上で我々はメンタルコーチング時に以下の3つを大切にしております。

  1. 自分(他人)の現在地を知る
  2. 目標設定
  3. 結果に相応しいメンタルに導く

 

 

教えるはティーチング

 

よくコーチの存在を「教える人」だと思う方がいますが、「教える人」は英語で「teaching」となります。教えることと、導くことではアプローチが全く異なっていきます。この点を理解されずにコーチという言葉を使われる方が多い印象があります。一般的に、コーチは「気付きを与える存在」ということで広く認知されるようになってきました。

 

スポーツメンタルコーチングでは具体的にどんな事をするのか?

人には3つの心の状態がある

スポーツメンタルコーチ

 

人には3つの心の状態があると言われています。マイナス、ゼロ、プラスで分けられます。それぞれの専門領域をスポーツメンタルコーチがカバーしているのが特徴の1つであります。

 

アスリートが抱える問題は試合で最高のパフォーマンスを出し結果を出すだけではありません。人間関係、怪我、病気からの復帰、また、将来の人生設計(セカンドキャリア)まで多岐に渡って相談に乗ることがあります。

 

そこで、現役中のアスリートが心から安心、安全な環境だと思ってもらえるためにクライアントとの守秘義務を大事にしております。

 

メンタルトレーニングはティーチングの役割を満たしてくれます。すでに科学的にもわかっている事実を活用した方法を教えてくれます。筋弛緩法、目標設定(管理)、イメージトレーニング、ポジティブシンキング、情動のコントロール、行動変容技法、リラクセーション、心理検査などがあります。

 

メンタルトレーニングは、個人の才能発揮に有効であっても、勝負に強くなる、あるいは、勝負に勝つための訓練法では無いのです。」勝負強さの脳科学を執筆している日本代表クラスのアスリートをサポートしてきた林成之先生も著書で書かれている通り、試合で結果を残す手段としてはメンタルトレーニングは自己満足に陥りやすいと考えてます。

 

決して、メンタルトレーニングがダメなのではないのです。ポイントは、メンタルトレーナーとの関係性であったり、メンタルトレーニングを通じて自分自身がどのようになりたなかったのか?どんな事を望んでいたのかで求める手段は変わってきます。選手によっては、メンタルトレーニングだけで十分に結果を残してきた人もいるので合う合わないが必ずあります。

 

そして何よりも、試合で勝ちたいのか?それとも自分自身のパフォーマンスを出せれば満足なのか?この2つのどちらを望むかで選ぶべき手段は変わってくると思っています。

 

メンタルトレーニングを用いても勝負事になると結果出せない理由としてそのアスリートだけが持つ「思い込みのフタ(セルフイメージ)」になります。この思い込みが選手の可能性や潜在能力にフタをしていると考えています。

 

スポーツメンタルコーチングの具体的な手法(概念)

スポーツメンタルコーチ

 

一般的な考え方としてコーチングとメンタルコーチングには大きな差があります。コーチングでは、その人が持っている知識や経験(リソース)を質問やワークを通じて引き出し新しいアイディアを想像するお手伝いをします。ただ、その人が持っている知識や経験に委ねられるためにコーチングとティーチングを交えた方が選手の成長が加速されると言われます。日本で初めてコーチングを広めたコーチエイ社での定義では以下のようになります。

 

 
「目標達成に必要な知識、スキル、ツールが何であるかを棚卸しし、それをテーラーメイド(個別対応)で備えさせるプロセスである」と定義しています。つまり、コーチングとは「自発的行動を促進するコミュニケーション」です。
引用・コーチエイ
 

 

メンタルコーチングでは、その人にとって心の足枷(ブレーキ)になっている思い込みのフタを取り除くことで目標に向かいやすいい自分になっていただくことを大切にしています。

 

人は思っている人生を歩む

ここでユニークな事例があります。20世紀の初めごろに、ヨーロッパでは盛んに「1マイル走」と言う陸上競技が行われていました。1923年にフィンランドの選手が4分10秒さんと言う世界記録を打ち立てました。

 

トップランナーたちは、この世界記録は目標として、4分以内に1マイル走ることを目指しました。しかし、何十年間にもわたって1マイル4分の壁を破る事は不可能だと言う考え方が陸上界の常識のようになってしまったのです。当時はエベレスト登頂よりも難しいとさえ言われました。

 

1954年になってロジャー、バニスターと言う選手が、3分59秒4で走り、ついに4分の壁を破ります。それは、前回の記録から31年後のことでした。ここで面白い出来事が起きます。この新記録が出た46日後に今度は別の選手が3分58秒と言う世界記録を出したのです。その後の1年間で23人もの選手が4分の壁を破っていきました。

 

このように私たちは無意識の心理的な限界を作り上げてしまい肉体的限界を超えずに潜在能力に制限を掛けてしまうのです。

 

「思い込み」によって潜在能力に制限を掛けている

このような思い込みをアスリートたちは無意識に持っています。自分自身が思っていなくても、周りの家族、コーチ、監督、仲間、さらには世間一般論によって私たちは無意識に自分の可能性にフタをしているのです。

 

思い込みのフタをセルフイメージと言ったり、心のサングラスと言ったりします。私たちが見ている世界は心のフィルターを通じて見ているだけなのです。この心のフィルターや心のサングラスを掛けている以上は自分の世界観で物事を判断してしまうのです。

 

心理学的に説明をすると「認知的歪み」が私たちの可能性にフタをすることになります。バイアスといったりします。その中でも特に多いバイアスが「自分には無理かもしれない」というアンコンシャス・バイアスが挙げられます。世の中の「普通だと?」「一般的に」「?すべき」や「絶対に〇〇」などの考え方によって飛び抜けた結果を生み出す上で弊害になっているのです。

 

代表例としてメジャーリーグで活躍したイチロー選手や、二刀流で活躍している大谷翔平選手。多くの人のその活躍を疑問視していましたが、先行事例が生まれたことによって今では多くの人が追従するようになりました。

 

その上で、「メンタルが弱い」と思っていることも思い込みです。さらには弱いからと言って「心を強くしよう」と思うのも思い込みです。大事なのは心のブレーキをしっかりと緩めることです。自分で自分の可能性に制限を掛けていることに気付けると、もっと楽に結果を残すことができる自分に気付けます。

理想とするメンタルになるには?

スポーツメンタルコーチ

 

昔、あるバレリーナの方からこんなご相談を受けました。

 

「先生から殻を破れと言われているのですが、殻を破るにはどうしたら良いですか?」
 

 

と質問を受けました。そこで私は少し沈黙した後にこう聞きました。

 

「〇〇さんの殻はどこにありますか・・・?」

 

その後、彼女の曇っていた表情が一瞬にして笑顔に変わりました。

 

理想に近づきたいと思いながらも、理想にフタをし、問題にばかり目を向けてしまうのが人間なのかもしれません。ただ、こうした言葉掛けを的確にできる人が必ずしも周りにいるとは限らない現実に直面します。その上で重要になってるのが理想の自分に近づくための最低限の知識になります。

 

理想に近づくために私たちが考える最低限の知識

  1. モチベーションを高める目標設定やプランニング
  2. 練習や試合の質を高める集中力の仕組みを理解する
  3. チーム力を高めるコミュニケーション能力

これらを満たすためにさらに具体的にスポーツメンタルコーチングを行うとどんなことを能力的に伸ばすことができるかを具体的に説明したいと思います。

 

メンタルの質を高める

  • セルフトーク(言葉の質)
  • モチベーションの源泉を手にいれる
  • 自分を知る(セルフアウェアネス)
  • 自分だけのリラックス法を手に入れる(緊張と不安からの解放)
  • 感情の捉え方(プレッシャーに強くなる)
  • 気持ちを一瞬にして切り替える
  • 脳の仕組みを理解する(非認知脳)
  • 成長を加速させる(自分にあった身体感覚野の理解)
  • 性格や思考パターンを理解する
  • 自律神経を理解する(自分の最大パフォーマンスパターンを知る)
  • セカンドキャリアに捉われない情報整理術

etc...

 

一般的なメンタルを強くしたいと思っている方は驚くかと思いますが、メンタルとは相互作用で成り立っています。どれだけ、素晴らしいメンタルや人間性があっても、技術や体力がなければ試合で素晴らしいパフォーマンスを発揮できません。メンタルが大事ではありますが、本当にわかっている人はメンタルも技術も、体力も全て等しく大事だということを理解してます。

 

私たちは既存の概念に捉われずにアスリートの幸せに貢献していくためにメンタル面を整えつつ、様々な分野においても作用することを大事にしております。そのためにも、フィジカルトレーナー、管理栄養士、データアナリストなど専門家との連携を大事にしております。

 

スポーツメンタルコーチ

一人一人の心に寄り添う

突き詰めていくと、1人1人にあった話をすることが一番大事だと思っています。個人のパフォーマンスを深く高め、選手が持っている潜在能力を最大限に引き出すお手伝いをするのがスポーツメンタルコーチングなのです。しかし、その上で大事にしている信条があります。

 

 

「スポーツが人生なのではなく、人生の中にスポーツがある」

 

あくまでも、スポーツだけが人生ではないのです。もちろん、人生を賭けてスポーツに向き合うアスリートたちとの時間は真剣勝負そのものです。それをサポートするメンタルコーチも最高の準備と研鑽が欠かせません。

 

選手との個別コーチングでは60分ほど時間をとります。遠方の方でなければ、直接お会いしてお話を聞きます。さらには、選手の練習や試合にもお邪魔します。選手のパフォーマンスが発揮される場所は現場以外にありません。

 

選手が選手として輝ける時間は限りがあります。その時間を私たちは全力で寄り添っていく為に出来る全てを行なっていきます。

 

 

 

私たちが目指すミッション

 

私たちは「アスリートの幸せに貢献する」ことをミッションとし、
心から競技を愉しめる人を増やすために
2011年からスポーツメンタルコーチとして歩み始めました。
 
スポーツを頑張るアスリートたちから
心から信頼できるメンタルの専門家になるために
どうしたら良いか?
 
ただ知識を伝えるだけや、
ワークだけの方法論に頼らない
新しい形を模索しました。
 
そこで、
アスリートの一人一人の心に寄り添う
「スポーツメンタルコーチ」を提唱しました。
 
※「スポーツメンタルコーチR」は
Re-Departure合同会社の登録商法(登録6193870)です。
 

日本スポーツメンタルコーチ協会R(登録5917140

・スポーツメンタル総合研究所R(登録6204015

 
 
スポーツメンタルコーチ
 
 
代表理事のご紹介
プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム 幹事会員
代表理事 鈴木颯人

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから
 
 
 
 

サポート実績

 

サポート競技

 

オリンピックメダリスト多数、WBC出場プロ野球選手、メジャーリーガー、日本代表サッカー選手、プロゴルファー、チャンピオンズリーグ出場選手、バレーボール日本代表、柔道日本代表、空手日本代表、サーフィン日本代表、卓球日本代表、BMX日本代表、スケートボード日本代表、バドミントン日本代表、フェンシング日本代表、競泳日本代表、バスケットボール日本代表、トライアスロン日本代表、総合格闘技、自転車競技、フォーミュラーカー、プロテニスプレイヤー、実業団駅伝選手、箱根駅伝選手、プロソフトダーツ、ピストル射撃、ライフル射撃日本代表、ロッククライミング、競艇、競輪、騎手、体操競技、ボクシング、剣道、大相撲、囲碁、将棋 など

 

 

学校一覧

 

スポーツメンタルコーチ鈴木颯人,コーチングって?

早稲田大学女子サッカーチーム(インカレ日本一)、東海大学付属札幌高校、東京農業大学女子ラクロス部、武庫川女子ラクロス部、都立狛江高校サッカー部、国士舘高校サッカー部、都立小平高校合同セミナー、慶應中学、自由の森学園、西那須野中学校、浪速高校空手部、仙台育英高校空手部、柏日体高校空手部、デザイン&テクノロジー専門学校、東村山市立東村山第7中学校、神奈川県立総合教育センター体育指導センター

 

スポーツチーム一覧

 

スポ 

フットボールトライアウトアカデミー、第4回彩球野球学校、日本競輪選手会(ガールズ競輪・新人研修)、SCARS、大宮アルディージャ下部組織、サッカー埼玉県選抜代表、株式会社Rush Gaming、株式会社SWELL、株式会社XENOZ、株式会社REJECT、三井住友海上 女子柔道部、JR東日本 女子柔道部

 

 

 

 

 

 

事務所・一般企業一覧

スポーツメンタルコーチ

ホリプロ、スポーツビズ、東京東海フィナンシャルホールディングス、日立化成、横浜消防局、富士人権擁護委員協議会、公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンター、東急スポーツオアシス、Next conenect、公益財団法人東京都スポーツ文化事業団、株式会社 RASCAL’s、など

 

 

メディア実績

 

スポーツメンタルコーチ本田圭祐氏が主宰を務めるNow Voice(音声アプリ)のトップランナーとして2021年より参画。スポーツメンタルコーチとして知見をご紹介。その他、著書や多数メディアにて取り上げていただいております。(本田さんとの対談後の写真)

植草歩

スポーツメンタルコーチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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