知識を実践に変える!アスリートのメンタルを支えるスポーツメンタルコーチの役割と資格取得への道

富永啓生選手のメンタル
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結果にコミットするスポーツメンタルコーチとして

アスリートが望む結果をメンタル面からサポートしている、スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。

私が2011年にこの活動をスタートして以来、一貫して持ち続けている強い気持ちがあります。それは、「結果にコミットする」ということです。

私が高校生の時に初めて出会い、それから8年の月日が経ち、本格的にメンタルコーチングを始めた1年後に世界一になった選手がいます。また、プロ1年目にお会いし、5年後に本格的なサポートを始めたところ、たった半年でタイトルを総なめにし、海外移籍を果たして日本代表にまで上り詰めた選手もいます。

これらは単なる偶然ではありません。アスリートの心に寄り添い、共に歩み続けた結果として生まれた軌跡です。本日は、アスリートのメンタルを支えたいと強く願っている方々に向けて、私が現場で培ってきた経験と、それを裏付ける心理学的な視点をお伝えしたいと思います。

【コラムの著者】鈴木颯人

一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会 代表理事
慶應義塾大学健康情報コンソーシアム 会員
メンタルトレーニング推進国会議員連盟 所属

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。>> 今も増え続ける実績はこちら

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

【著書】
・弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉(三五館シンシャ)
・一流をめざすメンタル術(三五館シンシャ)
・モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術(KADOKAWA)
・最高のリーダーは「命令なし」で人を動かす(KADOKAWA)
・メンタルコーチが教える潜在能力を100%発揮する方法(KADOKAWA)
・親が変われば子どもが変わる(三五館シンシャ)
・うちの子のやる気スイッチを押す方法教えてください(かんき出版)
・アスリートの心を磨く言葉と魂を揺さぶる絶景(PIE International) 他多数

メンタルサポートにおける「結果」の重要性と現場のリアル

「結果にコミットする」という言葉は、今でこそ世間に広く浸透し、聞き慣れた言葉になったかもしれません。しかし私は、この言葉を当たり前のように大切にし、プロとしての信念を持ってこの仕事を続けてきました。

なぜなら、メンタルの領域を扱う仕事ほど、結果に対する評価が抽象的で曖昧になりがちだと感じているからです。

  • 「何をもって結果と言えるのか?」
  • 「ただ話を聞いてサポートしているだけで、結果を出したと言えるのか?」
  • 「サポートするだけでなく、実際に競技の成績として結果に結びついてこそ、本物のサポートではないか?」

常にそう自分自身に問いかけ、厳しいプロ意識を持ってアスリートと向き合ってきました。

スポーツの現場において、メンタル系の多くが独自のメソッドの素晴らしさや、机上の空論とも言える科学的な根拠ばかりが先走っているように感じる場面に何度も遭遇してきました。豊富な知識を並べるだけで、実践的なトレーニングに落とし込めていないケースも少なくありません。だからこそ、現場の選手や指導者から「胡散臭い」と思われるのも無理はないと、痛いほど理解していました。

その胡散臭さを払拭し、本物の価値を証明するには、支えるアスリートの「結果」で示していくしかありません。結果を生み出し続けることでのみ、心から信頼される存在になれると信じて活動してきたのです。

心理学的に紐解く、結果を生み出す「自己効力感」のメカニズム

結果を出し続けることを最も大事にしているため、毎年のようにサポート選手から素晴らしい報告が届きます。最近では世界一に輝く選手が誕生したことはもちろんですが、私が育成に携わった卒業生たちがサポートするサーフィン選手が、大きな大会で優勝したという報告もありました。しかも、2人もです。(サーフィン強いな…笑)

自分が直接サポートしたわけでなくとも、伝えたメソッドが引き継がれ、結果を生んでいることに、正直めちゃくちゃ嬉しい気持ちになりました。

しかし一方で、「結果、結果」と口を酸っぱくして言うことに対して、プレッシャーを感じたり嫌悪感を抱いたりする人がいるのも事実です。私自身、その気持ちも痛いほどよくわかります。ですが、冷静になって考えてみてください。もし望む結果が生まれなかったのであれば、それは才能がないからではなく、プロセスや日々の取り組み、考え方の過程に何らかの問題があるということなのです。

だからこそ、結果にコミットできないようであれば、大切なプロセスや成長の過程を無視することに繋がりかねないと私は危惧しています。その上で、結果に相応しいメンタル、日々の成長、そして人間性をとことん追求していくことが絶対に必要なのです。

心理学の観点から言えば、これを根底で支えるのが「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」という概念です。最近よく耳にする「自己肯定感」とは似て非なるものです。自己肯定感がありのままの自分を認める力であるのに対し、自己効力感は心理学者アルバート・バンデューラが提唱した「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると信じている状態」を指します。

つまり、「自分ならできる」「結果を出すためのプロセスをやり抜く力がある」という確かな見通しと自信です。この自己効力感が高まった状態になると、無理にポジティブシンキングをしようとせずとも、「やるべきことをやっていれば、結果は後から必ず付いてくる」と心の底から思えるようになります。この感覚を手に入れたアスリートは、驚くほど面白いように結果を出し始めるのです。

良い結果も悪い結果も、すべてが成長のキッカケになる

勝負の世界において、結果は必ずやってきます。それは思い通りの最高の結果であることもあれば、目を覆いたくなるような残酷な結果であることもあります。

重要なのは、その出た結果に対して、アスリート自身、そして隣で支えるメンタルコーチがどう向き合うかです。

「逃げちゃダメ」なんです。 「真正面から向き合うしかない」のです。もちろん、心身を守るために戦略的に逃げる、撤退するという選択肢もあり得ます。

心理学における「認知行動療法」の考え方では、出来事(結果)そのものが人の感情を決定するのではなく、その出来事をどう捉えるか(認知)が感情や次の行動を決定するとされています。つまり、どんなに悪い結果であっても、それを単なる「失敗」で終わらせるか、「成長のための貴重なデータ」と捉えるかは、向き合い方次第なのです。

どんな結果であろうと、その真実にしっかりと向き合うことができれば、それは必ず「成長のキッカケ」になります。しかし、プレッシャーと戦うアスリートが、たった1人で嫌な結果に向き合うのは本当に辛く、大変なことです。孤独の中で心が折れてしまうこともあります。

そんな時にこそ、深い傾聴と受容の姿勢を持つカウンセリングの技術を備え、共に歩み、感情を整理し、次の一歩を踏み出す手助けをするメンタルコーチの存在が極めて大きくなるのだと思っています。

アスリートのメンタルを支えたいあなたへ 〜共に歩む仲間として〜

私はこれまで、本職であるスポーツメンタルコーチとしてアスリートを直接支える活動を2011年から続けてきました。そして現在では、その活動の輪を広げ、スポーツメンタルコーチを普及するための活動の一環として協会を運営したり、講師を務めるようにもなりました。

「One athlete, One mental coach ── 1人のアスリートに、1人のメンタルコーチを」

これが私の掲げる協会理念であり、実現したい未来です。すべての選手が心のサポートを当たり前に受けられる世界を作るためには、アスリートの心に寄り添い、共に結果に導くことができるコーチがもっともっと必要です。

もしあなたが「アスリートのメンタルを支えたい」と少しでも思っているなら、ぜひその思いを行動に移してほしいと思います。現代では、専門的な講座を受講したり、全国どこからでも学べる通信教育を活用したりすることで、必要なスキルを体系的に身につけることが可能です。また、セミナーや講演に足を運び、現場のリアルな声に触れることも、あなたの大きな財産になるでしょう。

正しい知識を学び、資格という形ある目標に向かって研鑽を積むことは、あなた自身の自己効力感を高めることにも繋がります。しかし、学ぶことがゴールではありません。そのスキルを目の前のアスリートのためにどう活かすか、共に泥臭くプロセスを歩めるかが問われるのです。

これからも私は、現場での活動を続けながら、同じ志を持つ仲間である皆さんと共に、スポーツ界に新たな常識を創り上げていきたいと強く願っています。これからも活躍できるスポーツメンタルコーチを、一人でも多く増やしていきたいと思っております。

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「One athlete,One mental coach〜1人のアスリートに、1人のメンタルコーチを〜」の理念を掲げスポーツメンタルコーチの普及に力を入れております。

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