試合前になると
突然緊張してしまう・・・
いつも感じないのに、
試合になるとどうしても不安になる・・・
そういった選手の
ご相談に乗ることがあります。
こういった選手の練習を見にいく際に
あることを意識して見ています。
実際に練習にお邪魔することで
初めて知ることになることです。
それが
緊張感になります。
緊張感を現場で感じる中で
サポートする方法を私なりに考えていきます。
どれだけ、
カウンセリングルームで話していても
現場では全く違う振る舞いをしていたりするものです。
その上で、
多くの人がどうしても方法論に頼りがちです。
緊張を解くための方法は
世の中にたくさんありふれてます。
簡単に検索してくれれば、
見つかるものがあると思います。
その多くが対処療法的な
その場しのぎの方法になりがちです。
しかし、
緊張感を解くスイッチを事前に
持つことは重要なことです。
ないよりはあった方が
断然いいです。
知らないよりは、
知っていた方が断然いいです。
その上で重要なのが、
緊張を解く自分なりのスイッチを試合中に押せてますか?
という基本的な話になります。
これは本当に多い質問で、
知っていても出来ない人って多いです。
なぜならば、
本番や試合では緊張しすぎてスイッチを押すことすら忘れているのです。
なので、
「症状が出たらどうしたらいい?」
ではなく根本的に
「症状を出さない為にはどうしたらいいか?」
を考えていく必要もあります。
その上で、
多くの人が気付かないものがあります。
それが、
「練習での振る舞いかた」です。
いい緊張感をどうやって練習で作るか?
試合の時と同じような緊張感を練習でどう作っていくか?
練習視察を通じて私が一番に感じるのが、練習での振る舞い方を試合に近づける努力をしない人が意外に多いのかなと思っています。
そこで、
ある事例があります。
あるプロバスケットボールチームにちょっとだけお邪魔した話です。
コーチの方から、
「うちはフリースローでの得点率がとても低い」と相談を受けました。
平均にすると50%ほど。
いい選手の目安として80%と言われる世界でとても低い数値だったのです。
フリースローが決まらないので、せっかくファールを貰ってもなかなか自分たちでいい雰囲気を作れませんでした。
そもそも、雰囲気が良くないということで見学に行ったのですが突き詰めていくとフリースローの得点が問題だったとは驚きです。
そこで私が提案したのが、練習中に突然フリースローをするようにお願いしました。
その根拠に、フリースローが求められるシーンはゆったりと落ち着いた時ではなく、心拍数も上がって緊迫した場面でいる時だからです。
なので、全く似たような身体状況の中でフリースロー練習をしないと試合でも同じように決めることができないのです。
コーチも練習中に突然フリースローをさせるのが楽しくなったと後日話してくれました。
この練習習慣を続けてもらった結果、フリースローでの成功率が劇的に高まかっていきました。
なんと、
75%近くまで平均値を上げることができました。
ちょっとした仕組みではあるのですが、多くの人が間違った練習をしていることが多々あります。
それ以外にも色々と効果的な練習方法があります。また別の機会にお伝えできればと思います。


