女子バレーボール日本代表戦へ!五輪まで残り1年、二流を抜け出す「客観視」の力

昨日は、女子バレーボール日本代表の試合視察のため、横浜アリーナへ足を運んできました。

オリンピックを1年後に控えた今、チームとしてはそろそろ形を固めていく重要な時期に入っています。試行錯誤を繰り返す中で、時には思うような結果に結びつかないこともあるでしょう。 昨日の試合はカメルーン相手に見事なストレート勝ちを収めましたが、試合内容を振り返り、選手たちはそれぞれに色々と感じるものがあったのではないかと思います。

CONTENTS

「自分を知る」とは、対戦相手からの見え方を知ること

残り1年となった今、オリンピックに向けてどうアプローチしていくべきか。 課題を克服するのも、長所をさらに伸ばしていくのも、どちらも正しい選択だと思います。

しかし、対人競技において何よりもまず必要なのは「自分を知ること」から始めることです。 「自分を知る」というと、自分の長所や短所を自己分析することだと思われがちですが、勝負の世界で一番大切なのは「対戦相手から、自分がどう見えているか?」という視点を持つことです。

努力の矢印が「自分」に向いているうちは二流

スポーツ選手は真面目でストイックな方ほど、どうしても「努力の矢印」が自分自身ばかりに向きがちです。 「自分のフォームをどう直すか」「自分の体力をどう上げるか」……。もちろんそれも大切ですが、この矢印が自分にしか向いていないうちは、いつまで経っても二流の域を抜け出せません。

自分自身を客観的に見るというのは、想像以上に大変なことです。 例えば、今このブログを読みながら「ご自身の右足の位置」を意識していた人はいないと思います。言われて初めて気づくように、人間は自分のことすら無意識のうちに見落としてしまう生き物なのです。

周囲とのコミュニケーションが「成長のヒント」になる

客観視するという大変な作業を手助けする存在として、私たちのようなスポーツメンタルコーチがいます。

もちろん、メンタルコーチだけではありません。 監督や技術コーチ、あるいはチームメイトや友人の声も、客観的な視点として非常に参考になります。そういった周囲の人たちと上手くコミュニケーションを取りながら、自分一人では気づけない「成長のヒント」を見つけていくことが大切です。

立ち止まって振り返る勇気を持つ

「あと1年しかない」と焦るよりも、「まだ1年もある」と考えましょう。やれることは、まだまだ沢山あります。

時間は、ライバルにも自分にも平等に与えられています。 ただ闇雲に努力を重ねるだけでなく、時には勇気を出して立ち止まり、客観的に自分自身を振り返ってみてはいかがでしょうか? 皆様の競技人生の、何かのヒントになれば幸いです。

CONTENTS