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選手の結果を引き出す鉄則 鹿島対C大阪の試合視察を通じて

 

過去に世界大会で優勝した選手を9人、プロ野球選手になった子が3人、Jリーガーになった子が2人います。
 
 
選手の結果を引き出す為に
必ず伝えてる話があります。
 
 
それを試合視察を
通じて久しぶりに思い出しました。
 

スポーツメンタルコーチ,鹿島アントラーズ昨日はサポートしている選手達の

試合視察で鹿島を訪れました。

 

 

10年以上ぶりに来た鹿島スタジアム。

相変わらずもつ鍋は健在。

 

 

去年はコロナの影響で試合視察が

なかなか行けませんでした。

 

 

今年は多くの試合を見に行ってます。

その中でもJリーグは割と多めです。

 

 

非常に楽しみにしながら

見に行きました。

 

 

私がプロアスリートを支える中で、

意識しながら見てるのが彼らのプロ意識です。

 

 

メンタルコーチングを受ける選手は

現状を変えたい人が多いです。

 

 

そんな中で、

メンタル面を変えることを求められます。

 

 

ではどのように変えていくか?

 

 

その1つとして、

プロ意識を持つことが大事になります。

 

 

以前あるセミナーで話したのですが、

私達は結果を変える為に行動を変えがちです。

 

 

しかし、

行動ばかりに気がとられると

良質な行動が取れないことがあります。

 

 

それは何故なのか?

 

 

その理由として

自分の世界観だけで

行動をとってしまうからです。

 

 

例えるならば、

筋トレをした方がパフォーマンスが上がると思ってる人ほど筋トレに固執します。

 

 

しかし、

筋トレなどトレーニングに精通してる人からみたら、

今してる努力よりももっと違う方法で効率よく同じ結果を

出せる可能性を知らずに同じトレーニングに励んでしまうケースです。

 

 

(これはほんの一例にすぎません。)

 

 

そうすると、

自分の世界観の内側でしか結果は生まれないのでなかなか大きな変化は生まれません。

 

 

この自分の世界観を

「メンタル」と伝える事もできます。

 

 

なので、

結果がなかなか変わらないのは何故なのか?と

聞かれたらその行動を引き起こすあなたの世界観(メンタル)に問題があると伝えます。

 

 

このことを

「結果に相応しいメンタル(意識)」

と伝えてます。

 

 

心理の世界では

Be Do Haveで示してます。

 

 

Be 在り方(意識)

Do 行動

Have 結果(能力)

 

 

私達はこの結果を変えようとし過ぎます。

その為に行動を変えます。

 

 

殆どの人は

行動に囚われて終わります。

 

 

簡単に例えると、

美味しいステーキ(Have )を作ろうと思って塩胡椒や焼き方(Do)で調整しちゃうイメージです。

 

 

そんな事をするよりも肉(Be)そのものがいいお肉だったら焼き方や味付け(Do)に拘らなくても誰でも美味しいステーキ(Have)が食べれますよね。

 
 
何が言いたいかというと、
美味しいステーキ食べたかったらいいお肉を買うのが早いんです!笑 
 
 
スポーツの話に戻しますね…笑
 
 
つまり、
結果を変えたかったら小手先の行動を変えるのではなくメンタル(意識)を変える方が早いんです。
 
 
なので、
結果を出せてない時にこそ、
もっと突き詰めて考える必要があるよ!
 
 
もっと結果に相応しいメンタルが何か?
考える必要があるよ!ってことです。
 
 
その上で欠かせないのが、
その結果を出した人に会うことです。
 
 
すると、
どんな行動(練習など)をしたかわかります。
 
 
けど、
同じような行動(Do)をとっても
同じ結果(have)にはならないのです。
 
 
その違いこそが、
その行動をとった理由が違うからです。
 
 
もっと突き詰めていくと、
その行動をとった意識(Be)が違うからです。
 
 
先日もあるアマチュアチームで
プロ意識について話しました。
 
 
皆んなが考えてるプロ意識と、
プロ選手が考えるプロ意識には差がありました。
 
 
このアマチュア選手とプロ選手の差は必ず生まれます。意識が違うので行動も変わってきます。
 
 
すると、
結果も自然と変わってきます。
本当に恐ろしい話だと思います。
 
 
意識だけでこんなに
結果が変わってしまうから…
 
 
そんな話を実は昨日してまして、
昨日の試合では一緒にアマチュアで頑張る子も連れてサッカー視察でした。
 
 
彼の言葉から、
「同級生や自分よりも年下にも関わらずこんなに現状が違うことに悔しさしかない」と話してました。
 
 
この言葉の背景から読み取れるのは、意識の違いが結果の違いを生み出したという事です。
 
 
プロ意識を持てと伝えるのは簡単ですが、自分が考えるプロ意識はズレてるかもしれない。
 
 
そうならない為にも普段からプロアスリートの言葉に触れる為に書籍を読む努力であったり実際に試合を見にいく必要があるのです。
 
 
プロを目指す方は
是非とも参考にしてみてください。
 
【このコラムの著者】
スポーツメンタルコーチ鈴木颯人,トップアスリート育成プロスポーツメンタルコーチ
一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

 プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

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