TOP CONTACT

「スポーツに全力を注ぐアスリートのメンタルを支える人生を歩みたい」押田海斗さんのスポーツメンタルコーチングへの想い

スポーツメンタルコーチ資格講座卒業生インタビュー第62弾

 

今回の主役は当資格講座第19期の卒業生であり、現在スポーツメンタルコーチとして活動している押田海斗さんです。押田さんは5歳から大学卒業まで空手選手として活躍され、国体ではベスト4に進出するなど成績を残し、大学へは特待生で進学されました。また大学卒業後は自身が母子家庭で育った背景から幼少時にお世話になった学童で自分と同じような思いをしている子どもたちをサポートしたいという思いで学童に就職。その会社がコーチングを保育に取り入れる職場だったことをきっかけに相手を導くそのコーチングという手法に興味を持ちます。

 

それからコーチングを活用する中で子どもたちではなく何かを一生懸命頑張っている人にコーチングを提供したいと思っていたところ、自分が取り組んでいた空手でメンタル面で悩んでいた過去を思い出します。そこからメンタルとコーチングの単語を元にインターネットで検索していたところ颯人さんのスポーツメンタルコーチングにたどり着き資格講座を取得されました。

 

その後はマスター講座を受講されプロ認定を獲得。現在はかつての押田さんのように悩みや葛藤を抱える選手に対して、「自分らしさを力に、ワクワクを結果に」をテーマに掲げ、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようメンタル面のサポートをしています。そんな現在スポーツメンタルコーチとして活動している押田さんにスポーツメンタルコーチングへの想いと資格講座での経験談を尋ねました。

 

 
目次
・スポーツメンタルコーチに興味を持ったきっかけとは
・実際に資格講座を受けてみて感じたこと
・スポーツメンタルコーチングで意識していること
・今後の目標と資格講座を検討している方へ一言
 

 

 

幼少時に憧れた夢を一生懸命頑張っている人と叶えたい。スポーツメンタルコーチに興味を持ったきっかけとは

 

 

- 押田さんがスポーツメンタルコーチに興味をもったきっかけを聞かせてください。

 

競技を辞めて社会人になり最初に勤めたのがコーチングの技術を使う学童でした。そこで初めて「コーチング」という言葉を知り、「こういう人との関わり方があるんだ」「こういう風に人から引き出す手法があるんだ」ということを肌で体験しました。ただ仕事でコーチングに触れていく中で私はこの技術を学童に来ている小学生ではなく、何かを一生懸命頑張っている人に向けて使っていきたいと思うようになりました。

その上でコーチングを具体的に誰に向けてやっていきたいか考えた時に、学生時代に一番自分が悩んでいたことが「メンタル」だと思い出し、そこからメンタル面で悩んでいる人たちをサポートしたいと思うようになりました。当時は「スポーツメンタルコーチ」という仕事があることを知らなかったので、「スポーツ メンタル」という形でインターネット上を検索した時に颯人さんのホームページを見つけました。それがスポーツメンタルコーチに興味を持つ最初のきっかけでした。

 

 

- コーチングを使って指導する学童へ就職されたというのはどういった経緯だったのですか?

 

私自身が母子家庭で、母親が一日中仕事で忙しかったので小学校から帰宅したらそのまま学童で弟と二人で過ごして、周りのみんなが帰って一番最後におばあちゃんが迎えに来て、その足で空手道場に行って練習して家に帰ってきて弟とご飯食べて寝るみたいな生活をしていました。母は夜遅くにに帰ってくるので平日家で会えるのは朝だけという日も多くありました。

 

ただそんな生活だったのにも関わらず、自分がグレたりしなかったのは学童があったからだという思いが心にずっとあり、放課後親が忙しくて寂しい思いをしている子どもたちに何か貢献したいという思いでたまたま学童施設に就職したところ、その職場でコーチングに出会ったという形になります。当時から同じような思いをする子どもたちはもちろんですが、何かに困っている人の支えになるサポートに興味がありました。

 

- それではご自身が競技をされていた時は、鈴木颯人さんの存在は知らなかったのですね。

 

はい、知りませんでした。そもそもメンタルについて教えてくれる人や、コーチングのような関わり方で目標達成をサポートしてくれる人がいることすら知らなかったです。空手を含め武道は「気持ちの問題だろ」という精神論だけで片付けてしまうことが多いので、メンタルの問題を誰かに相談することすら想像していませんでしたし、心の葛藤は自分自身で乗り越えるものだとずっと思っていました。

 

- そんな中でスポーツメンタルコーチングを知り、本協会の資格講座の受講を決めた理由を聞かせてください。

 

まずインターネットで検索してパッと「鈴木颯人さんの名前」と「スポーツメンタルコーチング」のワードが出てきて、直感的に気になりウェブサイトを見ていると、颯人さんが過去にサポートした選手に空手の荒賀龍太郎さんがいることを知りました。私は荒賀選手に小さい頃から憧れていて、彼のセミナーに参加して防具にサインを書いてもらうくらい尊敬している選手でした。

 

そんなオリンピックにも出場された空手界トップの荒賀龍太郎選手を颯人さんがサポートしていたことがすごいと思いましたし、自分のリスペクトしている荒賀選手の活躍の裏に颯人さんの存在があったという事実を知った時に、一気に「鈴木颯人さんってすごい人なんだ」という気持ちが自分の中に湧き上がりました。

 

また、スポーツメンタルコーチになりたいと思ったもう一つの理由になったのが私自身の背景なのですが、私が小さい頃生まれ育ったところが田舎の小さな街だったこともあって、自分が空手で結果を出すたびに周りの人に褒めてもらったり、試合で活躍するたびに取り上げてもらっていたので、当時は自分には特別な才能があって将来プロの世界やオリンピックで活躍する選手になると思い込んでいました。

でも高校や大学に進学する上で、もっとすごい選手たちが集まる環境に置かれて自分より凄い成績を出す選手が多く、自分はそのトップの世界には行けなかったという挫折がありました。それでもどうしても自分の小さい頃の憧れを叶えたいという思いがあり、颯人さんはその私の憧れた夢をサポートする側で叶えていらっしゃるので「あ、そういう叶え方もあるんだ」と知りました。そういった経緯もあって「この人みたいになりたい、颯人さんみたいな働き方をしたい」という形で資格講座を申し込みました。

 

 

実際に資格講座を受けてみて感じたこと


 

-実際に資格講座を受けてみてどうでしたか?

 

私は学生の頃、スポーツばかりで勉強を全然してこなかったので机に座る習慣すらなかったのですが、颯人さんの資格講座は自分のメンタルの変化や物事の捉え方で感情が変わっていく瞬間をたくさん体感させてくれました。そのように全ての学びが自分事に捉えられるようになってから「もっともっと知りたい」と前のめりに学びたいと思えるようになり、本当に人生で初めて自分から勉強をするようになりました。

 

受講前は「心理学とか難しそうだな。。大丈夫かな」と思っていたのですが、実際に内容を肌で体感することで自分が難しそうだと思っていた内容を意欲的にノートに書き残すようになっていった自分の変化にびっくりしました。単純に教わるというような座学だけではなく自分自身で体感するワークが多く含まれていることが学びを後押ししてくれたと思います。

 

-資格講座の中で印象に残っているワークやお話はありましたか?

 

資格講座の中でやったローカスオブコントロール・テストがすごい印象に残っています。その心理テストでは自分が自責思考か他責思考か、どちらの気質を持っているのかが分かるもので、このワークをするまで自分は自責思考で何でも成長のために捉えられる人間だと思っていました。

 

しかし、結果を見たらとっても他責思考な気質ということが出てきて、みんなの前で「自分が他責思考です」と言うのが恥ずかしいぐらい典型的な他責思考タイプだったんです。その後の講座で「天気と時間と人はコントロールできないけど、自分だけはコントロールできる」ということを教わったり、自分の今までの行動や考え方を振り返る中で、無意識的に「俺はしっかりできているから周りがこうなればいいんだ」と周りに対して責任を押し付けるような考え方を持ってしまっていたことに気づきました。

 

初めて自分が他責思考に偏っていることを人に言われるのではなく、自分自身で気づけて知ることができたことが、自分が変わって成長するきっかけになったと思いますし、一番印象に残るワークでした。

 

 

 

-そのように資格講座を通して自分のことを深掘りされた中で心の変化が感じられたことはありますか?

 

ふとした時に「あ、俺今こういう感情になっているな」と気づけるようになりました。以前は一度湧き上がった感情は変えられないものだと思っていて「どうして周りはこういうこと言うのかな」と外的要因ばかりを考えがちな人間だったのですが、今では物事に対してその感情になる捉え方をしているから、なるべくしてなっているということを毎回色々な感情が湧く度に気づき、客観的にその感情になる原因を認識できるようになりました。

 

その上で「じゃあ俺はどんな感情になりたいんだろう、理想の感情は何だろう?」という気持ちが湧き上がってくるようになり、「その感情になるにはどんな方法があるか、どう物事を捉えればいいか」をひたすら考えるようになりました。これを繰り返し行うことでどんどん物事を前向きに捉えられるようになりました。

 

-逆に資格講座の内容で自分の中に落とし込むのがチャレンジだったことはありますか?

 

私は自分に自信家な一面があり、「俺だったらなんとかなるだろう、俺だったらできるだろう」という気持ちを強く持ちすぎていました。例えば資格講座の中で、大きな目標を得るためには小さな一歩をコツコツ積み重ねることが大切という話をいただいて、それを日常的に実践するように自主的にしていたのですが、日々の小さな1個1個の目標設定がとても下手でした。

 

なぜなら自分が自信家であったが故に、無意識に大きな目標を立ててしまい日常的に続かなかったんです。でも無意識だったので自分は大きい一歩を設定していたことにすら気づいておらず「俺は自分に負けているからだ」などと考えてしまっていました。でも資格講座でフィードバックをもらい、目標をもっと細分化していったことで、1ヶ月後には今まで続かなかったことが続くようになりました。でもそれまでは自分の「俺ならできる」という自信が邪魔をして、小さな目標設定が苦手で苦戦しました。

 

-ちなみに資格講座を受ける上で、同期の受講生たちはどのような存在でしたか?

 

私が資格講座を受講したのが22歳の時だったのですが、周りは30~50代の年代の受講生の方が多かったこともあって、講座の知識は颯人さんから教わりましたが、それ以外の社会の話や若い時にやっておいた方がいいこと等は同期の方からたくさん教わりました。そういう意味でも普段の生活ではなかなか出会えないような人生の先輩方が同じ講座にいたことはすごくありがたかったですね。

また、たまたま同期に当時19歳の男の子がいて、自分より年下でこういったチャレンジしていることがすごいなと思い、年下ではありながらも尊敬しているのですが、その彼とは今も切磋琢磨して月1回ぐらいのペースで勉強会を二人でやったりしています。そういった高め合える年齢の近い子がいたことも良かったと感じています。

 

他の同期の方とも資格講座が終わってからも繋がりは続いていて、各々がスポーツメンタルコーチとして選手のサポートの中で経験した事例を出し合い、お互いの捉え方の意見交換をしたりと定期的に話し合いながら自分たちのコーチングに活かせるように知識や意見を共有しています。

 

 

-また資格講座の後のマスター講座での学びはどのようなものでしたか?

 

資格講座は選手をサポートする上で必要な基礎的な知識や選手のメンタルコーチングの手法はもちろんですが、それだけではなく自分のメンタルも良い状態に持っていけるようにすることがゴールでした。でもマスター講座は仕事として実際に自分で集客したり、選手に選んでもらえる人になることが大事になってくるステージでした。

この講座を受けてから常に自分自身に対してプロ意識とは何かを問い続けるようになりました。普段も一日の中で色々な意思決定に対して疑問やモヤモヤが湧き上がってくることがあるのですが、常に「プロとしてふさわしいのはどっちなのか」を自分に問いながら実行していくようになりました。振り返るとこのような自分になったことでステージが一つ上がった気がします。


まとめると資格講座では自分自身のことやスポーツメンタルコーチングで必要な知識や手法を理解し、マスター講座でプロとして学んだことを仕事として実行ベースへ落とし込む感覚です。

 

 

スポーツメンタルコーチングで意識していることは選手たちが気楽に気持ちを表現できる柔らかい雰囲気づくり

 

 

-現在、スポーツメンタルコーチとして活動されていますが、コーチングは以前の仕事と並行して取り組まれている形でしょうか?

 

今はスポーツメンタルコーチに集中したいというところで学童での仕事は辞めて、低酸素ジムでアルバイトをしながらスポーツメンタルコーチングの勉強をしたり、協会から紹介していただいた方をサポートしています。

 

選手としては現在2名コーチングしています。一人は空手をやっていた時の知り合いの総合格闘技選手で、もう一人は颯人さんの協会からのご紹介で高校生の硬式テニス選手をサポートしています。2ヶ月前に半年間の契約が終わった選手もいるのですが、実際に選手をコーチングさせていただけるようになってきました。


 

-実際にスポーツメンタルコーチとして活動する中でチャレンジだった点もありましたか?

 

プロ活動をするに伴って、初めて選手たちに対して契約書を作る時にどうすればいいのか、名刺はどうやって作ろうかなどをよく考えましたし、今ではホームページも選手の親御さんが私を調べる時によく見てくださるので、ちゃんと本腰入れてやらないと思い改めてデザインを見直しました。今まで活動してきた中で自分的には十分準備できていると思っていても、いざとなった時に不安になるような準備不足があったことに気づいたので、プロスポーツメンタルコーチとして必要な準備と復習を今まで以上の熱量でやっています。

 

あとはアルバイト先が低酸素ジムということもあってランナーの方がたくさん来るのですが、そこからの紹介でランニング集会のサポートスタッフとして参加しています。ここでは一対一のコーチング的な関わりはなかなかできないのですが、選手たちに感情に関する質問して聞いたりなどメンタル面のサポートをしていて、今後のコーチング人生に役立ちそうなお仕事をさせていただいています。

 

 

-自身のスポーツメンタルコーチングの中で意識していることはありますか。

 

良い意味で「ふざける」ではないですが、柔らかい雰囲気を作ることをすごく意識しています。個人的に選手たちは自身の思い込みがあることが原因で悩んだり苦しんだりしていると思っているので、「それは思い込みだよ」と選手たちに気づかせる上で、真剣な雰囲気の中でストレートに突き付けるのではなく友達と喋っているぐらいの感覚で柔らかく思い込みを気づかせてあげられるような関わり方をしています。

 

このやり方の参考になったのが颯人さんが講座内で実演でやってくれたコーチングなのですが、ホームページやブログで見ていた颯人さんは真面目でお堅い感じだと思っていたら、実演ではすごくフレンドリーでふざけていて意外とボケが多かったんです。最初は私たち受講生を和ませるためにやってくれていると思っていました。

でもいざ自分がコーチングの現場に入ってみると、スポーツメンタルコーチからこういう雰囲気を作っていくことがすごい大事なんだと思えて、その颯人さんイズムではないですが、ちょっと面白おかしくやっていくことを意識してコーチングをやっています。

 

-いわゆるコーチ対アスリートという壁を作らず、友達のように寄り添って引き出していくのを意識しているのですね

 

そうですね。友達というよりは気を許せるパートナーみたいな存在になれることを意識しています。また私のコーチングの経験上では、選手自身が自分の思い込みに気づいてくれた時に笑顔になってくれることが多いのですが、その理由が思い込みが取れた時に自分の中でまた違った可能性やワクワクするような未来が見えるようになって嬉しくなるからなんです。そのため、選手が笑ったらそれが「思い込みが取れた」と感じられている合図なのかなと思って、その姿を見れると自分も嬉しくなります。

 

 

-ご自身の競技経験が生かされる場面はありますか。

 

私は高校時代はキャプテンで成績も比較的良かった選手であったこともあり、“きつい”とか“苦しい”という感情をあまり表に出したくなくて、本当は辛くてもへっちゃらに見せるタイプでした。そのため自分が関わる選手の中にも、「もしかしたら辛いことを隠しているかもしれない」と疑うわけではないですが、そういう目で見れた方が何かあった時に気づける人になれるのではと思っています。自分が選手時代そういうタイプだったからこそ今そういう風に客観的にかつ同じ目線で見れているのかなと思います。

 

-スポーツメンタルコーチングに出会う前の自分を振り返った時、今と昔で考え方や価値観に何か変化はありますか。

 

私は気合を入れるものの三日坊主で終わるタイプでしたが、この資格講座を通してそうなる理由も知ることができましたし、自分が継続できるようにするために必要なステップやメンタルを学べたのが大きかったです。また元々自分の強みだと思っていた自信家なところや前向きさはポジティブな面しかないと思っていたのですが、その強みを最大限に活かそうとした時に、強みであるがゆえに弱点にもなってしまう瞬間があることが自分の中で分かるようになってきました。スポーツメンタルコーチングに出会うまでは自分のことをここまで深く考えられる瞬間はなかったので、資格講座を受けて変わったなと感じています。


 

今後の目標と資格講座を検討している方へ一言

 

-スポーツメンタルコーチとして今後の目標を聞かせてください。

 

私はまだ元々全く自分と関係がない選手から選ばれたことがないので、私に「コーチングして欲しい、サポートして欲しい」という方から依頼されることが今の一番の目標です。またその中で私自身もプロスポーツメンタルコーチとして活動していくので、選手もプロの方が選んでくれるようになったらワクワクしますしすごく嬉しいです。

 

そのためにもプロから選ばれるのにふさわしいコーチとはどのようなコーチなのかを常に考えながら、頭に浮かんだことをしっかり実行していきたいと思っております。その先にいつかオリンピックやプロ野球、世界陸上など各スポーツの一番大きな舞台で自分がサポートしている選手が活躍してくれたら嬉しいと思っています。

 

-押田さんのスポーツメンタルコーチとしての強みを聞かせてください。

 

私のコーチングを通して選手たちが目指した目標へ導くだけではなく、そのプロセス楽しみながら進んでいってもらえると思っています。私は選手たちの小さな成長や彼らのすごいところを見つけることが得意ですし、その見つけた瞬間にストレートに「それ本当すごい」と伝えることができます。

また私はかなり情熱を持った人間だと思っていて、選手と一緒に「よっしゃ!」という気持ちで歩んでいけるのでワクワクしながらコーチングを受けてもらえると思います。もしかしたらスポーツメンタルコーチが選手と一緒になって熱くなっている姿は、選手から見たら「大丈夫かな?」と思わせてしまうこともあるかもしれませんが、しっかり見るところは見ています(笑)とにかく選手が楽しくコーチングを受けてもらえるような環境づくりを意識しています。

 

-最後に資格講座を検討している方へ一言お願いいたします。

 

実は私も申込ボタンを押そうとしては止めるという動作を何回も繰り返した後に申し込んだ一人なんです。なぜなら私も皆さんと同様で「本当にアスリートのメンタルを支える覚悟があるのか」や「周りはもっと頭いい人たちばっかりで大丈夫かな」とか、また金銭的な部分など含めていろいろな不安が押し寄せてきたからです。

 

でも実際に受講した立場から話すと、一旦覚悟がどうとかは抜きにして、「資格講座は楽しい場所で価値のある講座ですよ」と伝えたいです。なぜなら同じ志を持つ仲間と協力して一つのことを成し遂げたり、自分自身が変われたり、卒業があったりと、簡単に表現するともう一度学生の青春を味わえる学校のような場所だからです。

 

また、自分が資格講座の申込ボタンを押そうかどうか不安がっている理由も、実は資格講座を受けるとちゃんと分かります。なぜそういう時に自分が踏み止まってしまうのかという理由が分かるんです。

もし結果的に資格講座を卒業してアスリートのサポートをしなくても、違う夢が見つけやすくなりますし、自分の人生が豊かになっていく感覚は絶対あると言い切れます。そのため、もし迷っているんだったらなおさら受けた方がいいと思いますし、そこで迷えるメンタルがあるならどうして自分が迷っているかが明確になるので是非受講をお勧めしたいです。

 

そして資格講座を通して繋がれる同期と卒業生の先輩方がすごいいい人たちばかりなのも魅力です。この前も卒業生の家に招いていただいて、一緒に登山をしてご飯を食べて温泉に行き、「プロ意識とは何か」を一緒に生活して学ばせていただきました。自分が一生懸命であれば、同じだけ一生懸命な人たちがサポートしてくれる場所ですし、この資格講座を受講している人たちは熱くて、優しくて、理解してくれる方が多いので、そういう人に出会えるチャンスがここにあります。是非皆さんとお会いできることを楽しみにしています。



 

押田海斗プロフィール

 

2001年生まれ、茨城県出身。母子家庭の長男として育ったこともあり、大学進学時に経済面で親に迷惑をかけないよう特待生になることを目指して5歳から始めた空手で努力を重ね、高校時代は国体4位の成績を収めるなど結果を残して特待生として進学。大学卒業後は競技を辞めて働く中で改めもう一度本気で何かに挑戦したいという思いから、自身の選手時代の経験から選手たちのメンタル面をサポートしたいと思いスポーツメンタルコーチへの道へ。現在はかつての自分のように悩みや葛藤を抱える選手に対して、「自分らしさを力に、ワクワクを結果に」をテーマに掲げ、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようメンタル面のサポートをしている。

 

 

Interview and Edit by 畠山 大樹

 

 

次回のスポーツメンタルコーチ資格講座のご紹介

 

スポーツメンタルコーチ

 

スポーツメンタルコーチ資格講座は「日本スポーツメンタルコーチ協会(R)」にて発行されている資格です。One Athlete,One Mentale coachの理念を掲げスポーツメンタルコーチの普及に力を入れております。
 

 

☆講演のお知らせ☆

 

【受付中スポーツメンタルコーチ入門講座

-アスリートのパフォーマンスを引出すメンタルコーチになる為には-

 

スポーツメンタルコーチRとして活躍する上で大事なエッセンスをお伝えする講座です。アスリートのパフォーマンスを高めるために大事にしたい3つの秘密をお伝えします。

詳細・お申込みはこちらからお願いします。 

 

 

講座はまだ早いと思う方は無料メールマガジンをどうぞ!

スポーツメンタルコーチ,職業,仕事,働き方メルマガ

 

 

その他のおすすめ記事

「ありのままの自分の能力を発揮してもらうために相手に寄り添い続ける」小野未鈴さんのスポーツメンタルコーチングへの想い スポーツメンタ‥ 続きを読む
【実業家】「自分の強みを活かしてスポーツ選手をメンタル面から支えたい」伊東千恵さんのスポーツメンタルコーチングへの想い スポーツメン‥ 続きを読む
「選手に必要とされるコーチングを様々な場所で自由に行って感謝の言葉をもらえるように」山本大貴さんのスポーツメンタルコーチングへの想い ‥ 続きを読む