スポーツメンタルコーチは副業で始められる?成功するためのポイントや注意点について解説!
スポーツメンタルコーチを副業で始める際のポイント
スポーツメンタルコーチとして副業を考える人が増えています。これまで主にフルタイムで活動していたスポーツメンタルコーチが、副業としても注目されています。副業としてスポーツメンタルコーチを始めるには、どのようなステップが必要で、どんな注意点があるのでしょうか?この記事では、スポーツメンタルコーチを副業で取り組むための具体的な手順と、成功するための重要なポイントについて詳しく解説します。
【このコラムの著者】
スポーツメンタルコーチは副業でも取り組める?
スポーツメンタルコーチの仕事は、基本的にフレキシブルなスケジュールが可能です。これが副業として取り組む上での大きな利点となります。私も2011年に起業した際にはまずは週末起業をとりました。有難いことに、土日だけでお客さんが6名ほどいる状態が半年続きました。10名くらいになりそうになったタイミングでフルタイムに振り切りました。
その上で、副業で1年半ほどの経験からスポーツメンタルコーチとして副業を考える場合、以下の点を考慮する必要があります。
1. 副業としてのメリット
- 時間の柔軟性:クライアントとのセッションやカウンセリングは、通常、日中や週末に設定できるため、フルタイムの仕事と両立しやすいです。クライアント次第なところも多いですが、私は夜間や、半休をもらって選手とお会いすることもありました。
- スキルの拡充:副業としてスポーツメンタルコーチを行うことで、メインの仕事とは異なるスキルを磨くことができ、自身のキャリアの幅を広げることができます。当時、私は派遣営業をしてました。派遣さんのメンタル面のケアをする際にスポーツメンタルコーチングで培った知識を活かすことができました。また、当時、営業未経験でありながらも、半年で営業成績300%を達成することもできました。
2. 副業としてのデメリット
- 時間の確保:フルタイムの仕事と副業を両立させるためには、時間管理が重要です。副業に充てる時間を確保するためには、効率的なスケジュール管理が必要です。当時、多くのアスリートからお問い合わせをいただきました。同時に、自分が使える時間枠に限界があるために葛藤がありました。しかし、上手な時間管理を磨く良い機会にもなりました。
- 収入の不安定さ:副業の収入はフルタイムの仕事に比べて安定しない可能性があります。顧客の獲得や維持が成功するまでには時間がかかることもあります。副業で始めるのであれば、経験値や、ご自身のライフワークバランスをとると割り切ることのほうが大事だと思います。本業以上の稼ぎを副業で求めることでメンタルコーチとしてのパフォーマンス低下は否めないと考えます。
スポーツメンタルコーチを副業で始める時の具体的な手順
副業としてスポーツメンタルコーチを始めるためには、計画的なアプローチが必要です。以下は、スポーツメンタルコーチを副業で始める際の具体的な手順です。
1. リサーチと計画
- 市場調査:スポーツメンタルコーチの市場や競合状況を調査し、需要や競争の状況を把握します。これにより、自分の提供するサービスのポジショニングを明確にすることができます。
- 自己評価:自分のスキルや知識を評価し、どの分野で活動するかを決定します。例えば、特定のスポーツに特化するか、一般的なメンタルケアを提供するかを考えます。
2. 資格取得と学習
- 資格取得:スポーツメンタルコーチとして活動するには、専門的な資格が役立ちます。一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会が提供する認定資格講座を受講することが必須とされます。資格取得により、信頼性や専門性を証明できます。
※スポーツメンタルコーチR(登録6193870)と 日本スポーツメンタルコーチ協会R(登録5917140)は弊社の登録商標です。
- 継続的な学習:心理学やスポーツ科学についての知識を深めることは、スポーツメンタルコーチとしての専門性を高めるために重要です。書籍やオンラインコース、セミナーなどで最新の知識を習得しましょう。
3. ネットワーキングと顧客獲得
- ネットワーキング:スポーツメンタルコーチとしてのネットワークを築くことが重要です。関連するイベントやセミナーに参加し、業界内での人脈を広げましょう。その点においては、一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会を通じて様々な勉強会に参加が可能です。
- 顧客獲得:クライアントを獲得するためのマーケティング戦略を立てます。自分のサービスを宣伝するために、ウェブサイトやSNSを活用するのも効果的です。また、実績や推薦の声を集めることで信頼性を高めましょう。
スポーツメンタルコーチとして副業や独立を成功させるために重要なポイント
1. 必要な資格を取得する
スポーツメンタルコーチとして活動するためには、一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会認定の資格を取得する必要があります。専門的な知識と技術を証明するものであり、クライアントからの信頼を得るのに役立ちます。スポーツメンタルコーチR(登録6193870)と 日本スポーツメンタルコーチ協会R(登録5917140)は登録商標です。弊社以外で資格を取得した人が名乗ることはできません。
2. 心理学やスポーツについて学び、専門性を高める
スポーツメンタルコーチとして成功するためには、心理学やスポーツに関する深い知識が求められます。これらの知識を基に、選手やクライアントに対して効果的なメンタルサポートを提供することができます。心理学やスポーツ科学に関する最新の研究や実践について学び続けることは、専門性を高めるために非常に重要です。弊社においてはスポーツメンタル総合研究所を通じて最先端の知識を協会員に提供しております。
スポーツメンタルコーチを副業で行う場合に注意したいこと
1. 法的および契約面の注意点
副業としてスポーツメンタルコーチを行う際には、法的な側面や契約に関する注意が必要です。クライアントとの契約をしっかりと締結し、業務内容や料金について明確にすることで、トラブルを防ぐことができます。また、税務処理についても確認し、適切な申告を行うことが大切です。最寄りの税務署などにて無料で相談が可能です。開業届も税務署でできます。
2. 品質の維持
副業としてのスポーツメンタルコーチでも、高品質なサービスを提供することが求められます。クライアントの期待に応え、信頼を得るためには、プロフェッショナルな姿勢を保ち、常にスキルや知識のアップデートを行うことが重要です。
まとめ
スポーツメンタルコーチを副業で始めることは、十分に可能であり、柔軟なスケジュールや専門性の向上といった多くのメリットがあります。しかし、成功するためには、適切な資格取得や学習、顧客獲得、時間管理などの具体的なステップを踏むことが重要です。副業としてスポーツメンタルコーチを成功させるためには、計画的に準備を進め、必要なスキルや知識を身につけることが不可欠です。この記事が、あなたの副業スタートに役立つことを願っています。
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