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「頑張っている子どもたちや親御さんをサポートしたい」井上恵さんのスポーツメンタルコーチングへの想い

スポーツメンタルコーチ資格講座卒業生インタビュー第43弾

 

今回の主役は当資格講座第10期の卒業生で主婦の傍らスポーツメンタルコーチとして活動する井上恵さんです。井上さんは中学3年生の時にバスケットボールで市内選抜として日本代表に選ばれて国際交流試合に出場した経験を持っています。高校と大学では体育コースのある学校で知識を養われ、大学卒業後は体育系の専門予備校でバスケットボールの専門職員として予備校講師を3年ほど勤められました。
その後は結婚と出産を経験し主婦として日々を過ごす中で、2人の息子が器械体操を競技として始めたことをきっかけに、予備校講師時代から沸々としていた 「頑張っている子どもたちを応援したい」という気持ちを思い出します。それから彼らがずっと楽しくスポーツできるようにサポートする手段としてスポーツメンタルコーチングを知り当資格講座を受講されました。
講座卒業後は主婦としてパートで働きながら生活する一方で、息子たちが幼少時に通っていた体操クラブでお手伝いをしています。そして現在親御さんやジュニア選手をサポートできるプロスポーツメンタルコーチとして活動するため日々準備を進めている井上さんにスポーツメンタルコーチングへの想いと資格講座の経験談を尋ねました。

子どもたちにとって良い環境づくりをするために。スポーツメンタルコーチになるきっかけとは

-井上さんがスポーツメンタルコーチングに興味を持ったきっかけを聞かせてください。

 

「子どもたちのサポートをしたかった」というのがきっかけです。約17、8年前のことに遡るのですが、息子たちの当時の体操クラブは厳しくもあたたかいクラブという印象がありました。

 

私としては家族以外の大人に怒られる経験も必要だなと思っていたので息子をそのクラブへ通わせていましたが、その厳しい指導の中で指導者の交代やクラブ内の事情もあって、周りの子どもたちが辞めていったり、親が苦情を言いに来たりと、子どもたちにとって嫌な環境になっていると感じるようになりました。そんな中で先生と子どもたちの間に入って双方のために力になりたいと思い、調べていく中でスポーツメンタルという言葉に目が留まりました。

 

スポーツメンタルという言葉を知ったのは7、8年前なのですが、私が主婦だったこともあり講座でしっかり学ぶにはお金も時間も掛かるのでちょっと今は違うかなって思ってそのままにしていました。

 

-それからどうして改めてスポーツメンタルコーチングを学ぼうと思ったのでしょうか?

 

どこか学びたいという気持ちを持ちながら日々生活していく中で、次男が高校生に上がるタイミングで颯人さんの本を読みました。そこでスポーツメンタルコーチングを知った時に改めて自分の子どものサポートはもちろんのこと、体操クラブ全体も改善されたら子どもたちにとって良い環境になるんじゃないかなって思ったんです。

 

そこで何か私にできることはないかと思うようになり、次男が高校に入りジュニアクラブを卒業したタイミングで少し時間とお金に余裕が出てきたのでちゃんとスポーツメンタルコーチングを学ぼうと思い資格講座の受講を決めました。

 

-そこで当資格講座を選ばれたのは何がきっかけでしたか?

 

颯人さんの資格講座に出会う前に色々な団体さんの講座や通信学習も検討しました。主婦なので現実的に使えるお金や通える範囲に限度があることからどの講座にするかはかなり悩みましたが、最終的にはしっかり中身を見て判断することにしました。そこで颯人さんの本やウェブサイトを通して颯人さんのスポーツメンタルコーチになるまでの経緯を知っていく中で、他の著名人とは違った人間らしさを感じて直感的にこの方から学びたいと思いました。

 

受講を決めた最終的なきっかけは、颯人さんが開催していた「スポーツメンタルコーチになるには」というセミナーを受けた時に一緒に参加していて、その後同じ10期生になる杉村さんが後押ししてくれたことでした。セミナーの帰りの電車でも杉村さんがずっと颯人さんの話をしていて、彼が資格講座を申し込んだということを聞いた時に、こういったメンバーと一緒に学べるなら受講したいなと思って勇気を出して颯人さんの資格講座を申し込みました。

実際に資格講座を受けてみて感じたこと

-実際に資格講座を受けてみてどうでしたか?

 

コーチングというだけあって「教える」というイメージが最初は強かったです。でも「コーチ」という言葉は馬車から来ているという話を聞いて、コーチは人のゴールに向かって寄り添っていくものだと知って驚きました。それから講座の中で寄り添うための対話の方法や相手のことを深掘りを実践していく中で、自分の中にある答えを導き出してあげることは「教える」ではなく「気づかせてあげる」ということなんだなと改めて実感しました。

 

まだ気づいていないことに自分で気づくのは簡単なことではないので、ジュニア選手たちにはこういう機会を提供したいと思うようになりましたし、こういった発見から自分の中でコーチングに対しての概念が変わっていきました。

 

また同期の方と自分たちの気づきについて話し合いながら学びを深めていくことだったり、同じ内容であっても人によって捉え方が違っていることを知れたのは大きな学びでした。40代に入ってからこのような経験をする機会はなかなか無いのですごい刺激的な時間でもありました。ただ実は少人数制と聞いていた手前、受講生が16人もいたことには驚きました(笑)でもこれだけの人たちがこの講座を求めてここに来ていることを知って自分の選択は間違ってなかったと実感できました。


 

-資格講座の中で印象に残っているワークやお話はありましたか?

 

物事の捉え方に関するワークで印象的だったものがあります。それは受講生ひとりひとりが一枚の紙を渡されて、目をつむった状態で縦横に半分折ってその端を切っていくのですが、目を開いてその紙を広げてみると一人一人の紙が違う形になっているんです。このワークを通して同じ説明であっても人それぞれ捉え方が違うということを視覚的に体感することができました。

 

もうひとつが他の受講生からひたすら褒められる感謝のワークです。私自身、主婦になって日常に追われる中で「ありがとう」と言われることも当たり前になっていたので、改めて褒められたり自分のことを良く言ってもらうこともなかったんです。なので褒められ忘れていたこともあり、褒められることにこそばゆい感じもありながらもこんなに嬉しいんだと体感しました。それからは自分も意識的に相手を褒めてあげるべきだなと気づかせてくれたワークでした。

 

特に年頃のジュニアの子たちは人を褒めるのが恥ずかしかったりするので、逆にそういう体験をこちらから与えることで褒めることと褒められることの嬉しさを教えてあげたいなと思いました。

 

-資格講座では自分自身と向き合う内容も多いかと思いますが、向き合ってみていかがでしたか?


一番感じたのは「もっと自信を持っていい。」ということでした。同期の仲間と深掘りして自分の過去を振り返った時に自分に自信がないまま成長してきた部分があることに気づいた一方で、コーチングをしてくれた仲間は「もっと自信持っていいのに!」って何度も言ってくれました。

 

このコーチングを通して自分と向き合う中で自分が自信を持てなくなってしまった根底には、家族や周りの人たちからもっと愛されたかったという思いがあることに気づきました。でも一方で自分の子どもたちはちゃんと育ってくれたことも気付かせてもらえたので、自分にもっと自信を持っていいと思えるようになりました。

 

-そんな資格講座の中で自分の成長に繋がったきっかけはありますか?

 

他の皆さんと比べたら本当にゆっくりですが成長に繋がっている部分はあると思います。私は資格講座中に成長できたタイプではないですし、講座卒業後からスポーツメンタルコーチのオンラインコミュニティである「Space」に入っているのですがしばらく自分のことは置き去りにしていました。

 

なぜなら私が家族に対してお母さん業をしっかりしないといけないという義務感もあったので、卒業後もなかなか自分のことを優先できない状態が続いていました。でも資格講座の中で自己肯定感が低かったことやもっと自信を持っていいことを知り、その後も同期の本気の仲間たちの行動力に刺激を受けていることもあり私も少しづつ変わっていっています。

 

そういった大きな影響のおかげで、私もスポーツメンタルコーチングはゆっくりでも引き続き勉強し続けたいなと思うようになりました。元々勉強好きじゃなかった私が納得して学び続けたいと思えるようになれたことも私にとっては成長でした。

 

-この講座で出会った同期の方は井上さんにとってどんな存在になっていますか?

 

資格講座を受講するきっかけになった杉村さんや飛沢さんとはもちろんやりとりは続いていますし、他の本気でプロスポーツメンタルコーチとして高みを目指しているメンバーの活躍はSNS越しですが応援させてもらっています。そして同期の中で一番連絡をとっているのは高松市に住んでいる森さんで頻繁にZOOMで話しながら資格講座の内容の振り返りや今の活動の中で不安なこととかを共有し合っています。森さんは私と同じ主婦なので共感できる部分も多いのでよく話しています。

 

-元々資格講座を受講するきっかけは周りの方の後押しだった井上さんですが、講座内でも同期の方の支えがありやりきれた部分もありましたか?

 

ありました!勉強することが本当に久しぶりだったので、その日の講座内容の復習や意見交換を次の日の講座が始まる2~3時間前に集まってランチしながら一緒にさせてもらうことが多かったです。また講座についていくのが必死だったので特に杉村さんには何度もお世話になりましたね(笑)本当に講座の中で困ったときはもう「助けて!」って言っていたのですがみなさんが優しくフォローしてくれて本当にありがたかったです。

 

プロスポーツメンタルコーチになるために相手に寄り添い続ける。

-スポーツメンタルコーチの資格取得後の活動状況についても聞かせてもらえますか?

 

元々このスポーツメンタルコーチングを学ぶきっかけになった息子たちですが、長男は今中学校教師をしているので彼が困ったときの話し相手としてひたすらヒアリングに徹するようにしています。一方で、次男は大学の体操部でインカレメンバーに選ばれることを目指しているので、彼の目標設定面でサポートをしています。そのような形で常に息子たちのSOSを察知できるように準備しています。

 

スポーツメンタルコーチとしては一昨年に2年間ほどママ友に頼まれて高校生のコーチングをさせてもらいました。その期間中に彼は私のコーチングが活きたのか県大会優勝、インターハイ出場、国体メンバー入りという本人の希望通りの結果を出すことができました。実際にコーチングという形で見させてもらったのは彼だけなのですがしっかり結果に繋がるサポートできたことは、私自身にとっても自信になりました。

 

今までは普段主婦をしていることもありそういう実際の現場に関われる機会が無かったので、すごくいい経験をさせて頂きましたし、彼自身がすごく素直だったというのも結果に繋がった要因だと思っています。

 

-ママ友をはじめ、親御さんについてはどんなサポートをしていらっしゃいますか?

 

はい!ママ友の中にも、まだ中学生や高校生の子どもを持つお母さんの知り合いが多いので試合期でナーバスになっているときや、子どもが大きい怪我をして辛い思いをしているときに話を聞いてほしいと言われることがよくあります。こういう経験をしていく中でただ共感するだけじゃなくて「じゃあその後どうするのか」を考えられるように、相手を冷静にしてあげる人も必要なんだなと最近思うようになりました。

 

そういう意味でも原点に帰るとやっぱりジュニアの子たちや彼らを支える親御さんの話を親身になってきてあげられるコーチになれた良いなって改めて感じました。

 

-ちなみに普段意識していることはありますか?

 

講座の中で教わったことの一つに「見えている世界はそれぞれ違う」ということがあります。自分の捉え方や考え方が相手と同じではないということですが、私自身も色々な方と対話する中で本当にその通りだと感じています。そのため自分が相手と話している時もそういった物事の捉え方の違いを意識して言葉を選んだり、その言葉の持つ意味をよく考えながら話すようにしています。

 

また私自身元々あまり勉強が好きじゃなかったこともあり、正しい言葉の使い方ができているのか今でも不安になります。そのため気になる言葉は元から意味を知っていても正しい意味を理解するために調べて、人と話すときやメモを取るときに間違えないように意識しています。それはコーチングの時に限らず、仕事先や家庭など日常の中でも使う言葉は意識して生活しています。

 

「Space」では親の部のイベントをさせて頂いているのですごいチャレンジをさせていただいています。資格講座を受講したことで一人では難しいことも応援してくれる仲間や友達に、大人になってに出会うことができたのでとてもありがたいなと思っています。

 

-コーチングは「寄り添うこと」と学んだと仰られておりましたが、その寄り添い方で意識していることはありますか?

 

寄り添い方としてはまず相手の隣に座るようにしています。その中で「そうだよね?」と相手の話を一度飲み込むようにして、とにかく共感した上で絶対に相手の否定にならないような心がけています。とてもシンプルではありますが大切にしていることです。

 

実際に高校生の子をコーチングしていたときは、今すぐ話を聞いてほしいくらいに気持ちが溢れている状態の中で急遽連絡をもらうこともありました。そこで話を聞いてみると涙をボロボロ流すくらい周りの環境から自分のことまで切羽詰る中で全部吐き出してくれました。そんな彼を見ている中でなんとかどん底から引き上げて良い方向にサポートしてあげたいと思いましたし、そんな姿を見せてまで心を開いてくれたことに私も感無量でした。

 

そういう意味では私が「寄り添う」ために意識していることが、相手との信頼関係を作る上で活きていたことに気づいた瞬間でした。

 

-スポーツメンタルコーチングを学んだことで起きた自分の変化はありますか?

 

まとめると自分の中で大きく2つの変化がありました。1つ目は「自分のために時間を使えるようになったこと」です。例えば資格講座に行くことで家を空けたり、家族にご飯を作れない日もあったのですが、自分のことに時間を使うという意味でもしっかり「資格講座に行ってくるね!」と家族に言って家を出ることができました(笑)

 

2つ目は「自信を持てるようになったこと」です。今まではどこか自分に自信がなくて不安だなって思うことも多かったのですが、やってみたら案外できることを知れて自信がつきました。それからは「自信を持っていろいろやって良いんだよ」と自分にOKが出せるようになりました。

今後の目標と資格講座を検討している方へ一言

-スポーツメンタルコーチとして今後の目標を聞かせてください。

 

もちろんいずれはプロスポーツメンタルコーチとして活動したいと思っております。ただそれまでにはもう少し勉強が必要だと思っている一方で、やっぱり頑張っているジュニア選手と親御さんを早くサポートしたいという思いがあるので、自分のペースで歩み続けながら最終的にプロスポーツメンタルコーチになれるように精進していきます。

 

また普段パートの職場で働く中でも、立ち振る舞いや言葉の使い方を通してその場の空気をよくできるような存在になりたいと思っています。この間、颯人さんとお話しさせてもらいビジネスに使えそうなメンタル関連の科学的根拠も教わったのでそういった知識を職場でも活用していきたいです。

 

-最後に資格講座を検討している方へ一言お願いいたします。

 

私のようなお母さん世代は、お金も時間もかかるため資格講座の申し込みに踏み切れない人が多いんじゃないかなって思います。でもエイッと思い切って一歩踏み込んで行動してみると意外と頑張れて楽しいですし、なによりかけがえのない仲間がたくさんできます。

 

また受講中も年齢的なことから焦りがちになるかとは思いますが、自分のペースで進めていける内容ですし、周りもそういった自分を応援してくれる素敵な環境です。なのでもし颯人さんのウェブサイトまでたどり着いて受講を考えたのであればそのチャンスは今だと思います。なぜならその今を逃すと「また挑戦しよう!」と思えるのがいつになるか分からないからです。

 

もちろん主婦にとって資格講座は安価ではないですし、家庭のことや子供がいればなおさら悩む気持ちも分かるんですが、確実に自分を変えてくれるきっかけを与えてくれるので、もし少しでも受けたい気持ちがあるなら一歩踏み出して受講してほしいです。

 

井上恵プロフィール

茨城県在住のスポーツメンタルコーチ。学生時代は中学3年生の時にバスケットボールで市内選抜として日本代表に選ばれて国際交流試合に出場した経験を持つ。また高校と大学では体育コースのある学校へ進学し知識を養い、大学卒業後は体育系の専門予備校でバスケットボール専門の予備校講師として勤務。退職後は結婚と出産を経験し主婦として日々を過ごす中で、2人の息子が器械体操を競技として始めたことをきっかけに、予備校講師時代から沸々としていた 「頑張っている子どもたちを応援したい」という気持ちを思い出す。それから子どもたちをサポートする手段としてスポーツメンタルコーチングを知り当資格講座を受講。講座卒業後は主婦としてパートで働きながら生活する一方で、息子が幼少時に通っていた体操クラブでボランティア。そして現在親御さんやジュニア選手をサポートできるプロスポーツメンタルコーチとして活動するため日々準備を進めている。

 

Interview and Edit by 畠山 大樹

次回のスポーツメンタルコーチ資格講座のご紹介

 

スポーツメンタルコーチ

 

スポーツメンタルコーチ資格講座は「日本スポーツメンタルコーチ協会(R)」にて発行されている資格です。One Athlete,One Mentale coachの理念を掲げスポーツメンタルコーチの普及に力を入れております。
 

 

 

 

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