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投手とは孤独な生き物

いつもTwitterだけでなく、
こうしてブログをお読み頂き有難うございます。
 
今回はいつもと違った
形で綴っていきたいと思います。
 
それが、
自分の話になります。
 
高校までずっと
野球をしてました。
 
スポーツ推薦で入学するも
一度も背番号をもらえない3年間でした。
 
これは本当に辛くて、
努力しても結果が出ない・・・
 
その中でも色んなことがあって
スポーツメンタルコーチになりました。
 
そんな私のポジションが
投手でした。
 
投手とは
孤独なポジションだと思うのです。
 
そんなことを

中一のある出来事で思い出しました。

 

紅白戦で最終回を任された。

 

ツーアウト、二、三塁。

相手の打者は俺らの代の4番。

 

一塁が空いている状況。

 

そこで私は

「次の打者と勝負したい」と

キャッチャーに伝えました。

 

そして、

次の打者を抑えてチームを

勝ちに導びくことができました。

 

しかし、

その後に色々と周りから言われるのです。

 

「あの場面は勝負しろ」

「紅白戦なんだから」

「お前は男だろ」

 

などなど…

 

勝っても

色々と言われてしまう・・

 

今思うと

投手は孤独...

 

あのマウンドに上がった人にしか

わからない感覚ってあると思います。

 

団体競技なんですが、

1人でゲームを作ってるんです。

 

ボールを持って、

投げる。

 

「周りを信じろ!」

「周りをいかせ!」

 

などなど言われますが、

全部結果論だと思うのです。

 

本当に孤独。

 

投手次第で試合が決まる。

 

それが野球という

残酷なスポーツだなと思うのです。

 

だからこそ、

投手は責任感が強い。

 

ちょっと強迫観念のような

メンタルになりがち。

 

しかし裏を返せば

一番花形のポジションです。

 

前に出ていきたいと思う人ほど

相応しい仕事だなと思います。

 

あの景色。

マウンドからの世界。

 

孤独だからこそ見える世界。

それがあるのだと思います。

 

孤独である自分、未熟である自分に胸を張れ

 

 

 

 

「芸術は爆発だ」だと言った

世界的に有名な岡本太郎さんの言葉です。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

プロ野球で頑張る方との

コーチングでは投手特有の話がでます。

 

色々と周りから言われるんです。

 

結果が出ても、

出なくても何か言われる。

 

それが投手であり、

今日も孤独なマウンドに登る姿は

本当に尊敬しかありません。

 
心の底からわかる感覚。
心の底から知ってる孤独。
 
上手く行ってる時はいいんですよね。
楽しいから。
 
上手く行ってない時に
どうしたらいいか?
 
その点が
一番気になると思います。
 
一つの思考法としてオススメなのは
割り切りという境地です・・・
 
私が伝えたいのは
諦観」と呼ばれる境地です。
 
多くの人が、
割り切りを諦めだと思う人がいます。
 
諦めることなのですが、
私が伝えたいのは「諦める」とは
別の意味があるのです。
 
それが
「あきらかになる」です。
 
簡単に伝えると、
物事への執着をなくすことで
見えてくる世界があります。
 
例えば、
街中を歩いてる際に
電信柱を数えながら
歩く人はいないと思うのです。
 
それは電信柱に
意識を向けてないからです。
 
では、
電信柱に意識を向け続けたら
どうなるのでしょうか?
 
電信柱を数えることができても、
あることを見落とします。
 
今度はどんな街並みなのか?
どんな家があったのか?
 
電信柱以外のことを
見落とします。
 
つまり、
1つに執着している限りは
それ以外が見えないのです。
 
だからこそ、
執着を手放したいのです。
 
それを
割り切る、諦めると言います。
 
すると、
自然と別の世界が見えてくるのです。
 
例えば、
打者を抑えることに執着していたとして
それを手放すとどうなるか?
 
ストレートの質ばかりに執着していたとして
それを手放すとどうなるか?
 
周りの評価に執着していたとして、
それを手放すとどうなるか?
 
そんな思考実験をすると、
色々と見えてくる世界があると思います。
 
答えは人それぞれです。
どんな答えでOKです。
 
その答えを引き出すのが、
私がやっているコーチングです。
 
 
 

これからも相手の目で

世界を見るようにしたいです。

 

そのためにも自分自身の体験を

ブログでも綴っていきたいと思います。

 

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