
アスリートが望む結果をメンタル面から支えるスポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
私たちメンタルコーチにとって、選手との信頼関係は何よりも重要です。
だからこそ、普段から強く意識しているのが「プライバシーの守り方」です。
選手として現役でいられる期間は、長くて10年です。
その限られた時間に、私たちがサポート実績として名前を出すことが、アスリートのメリットになるのでしょうか?
もちろん、ありがたいことに「鈴木さんのことをSNSで紹介したい」と言ってくれる選手もいます。
でも、私は基本的に現役中の紹介はお断りしています。
理由はシンプルで、「その発信が選手のリスクになる可能性があるから」です。
SNSは便利な反面、誤解や不要な注目を集めてしまうこともあります。
せっかくメンタル面を整えるために関わったのに、周囲の目が選手に余計なプレッシャーを与える・・・そんな事態を避けたいのです。
私たちの役割は、あくまでアスリートの裏方です。
彼らが本番で力を出しきるために、静かに支えるのがプロフェッショナルだと思うのです。
私自身が「どんな選手を支えてきたか」をひけらかすことは簡単です。
けれど、それは選手の未来につながるのでしょうか?
だからこそ、引退して十分な時間が経った後でのみ、本人の許可を得て紹介させてもらっています。
「コーチが目立つのではなく、アスリートが輝く」
この信念を、私は今後も大切にしたいと思います。
「One athlete,Oen mental coach?1人のアスリートに、1人のメンタルコーチを?」
メンタルコーチが職業として広まりつつある今こそ、私たち一人ひとりが「プロフェッショナルの美学」を大切にしていけたらと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。