「スポーツメンタルコーチ」として大切にしたい姿勢とは?

こんにちは。
アスリートの望む結果にメンタル面からサポートするスポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
昨日、スポーツメンタルコーチ入門講座を開催しました。
気がつけば、今回でなんと113回目。長く続けられているのも、興味を持って参加してくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。
この入門講座では、私たち一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会が提唱している「スポーツメンタルコーチング」の理論や考え方をお伝えしています。
以下4つの名称は一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会の登録商標です。
・日本スポーツメンタルコーチ協会R(登録5917140)
・プロスポーツメンタルコーチR(登録6920868)
・スポーツメンタルコーチR(登録6193870)
・チームメンタルコーチR(登録6920868)
講座の終盤には、参加者からの質問にもお答えしているのですが、昨日はとくに盛り上がり、予定時間を30分も延長してしまいました(笑)。
その中で印象的だった質問がこちら。
「どんなスポーツメンタルコーチが活躍していると思いますか?」
この問いを受けて、私は少し考え込みました。
なぜなら、私自身、まだまだ学びの途中であり、誰かを評価できるような立場ではないと感じているからです。
それでも、自分の経験を振り返って一つの答えを出すとしたら、
「謙虚さを持ち続けている人」だと思いました。
「謙虚さ」は、コーチにとって永遠のテーマ
スポーツメンタルコーチという仕事は、選手を支える先生のような存在です。
ですが、だからこそ気をつけたいのが、「自分が一番正しい」と思い込んでしまうこと。
実際、私自身も過去に「誰からも学ばなくていい」と錯覚しかけた時期がありました。
だからこそ、いまでも自分に問い続けています。
「自分はまだ学べているか?」「謙虚でいられているか?」と。
アスリートからも学べるコーチであること
本当に活躍しているスポーツメンタルコーチは、選手からも学ぶ姿勢を持っています。
たとえば、ある競技の選手から「目標設定がうまくできない」という相談を受けた時、私はその競技特有の課題を改めて知ることができました。
スポーツと一口に言っても、競技によって環境も文化もまったく違います。
だからこそ、「知っているつもり」にならずに、常に探究心と謙虚さを持ち続けることが不可欠だと感じます。
SNS時代だからこそ、姿勢が問われる
最近では、SNSで選手とのツーショットを投稿するコーチの姿もよく見かけます。
もちろん、それが悪いわけではありません。
けれど、自分の「承認欲求」のためになっていないか?本当に選手のためになっているか?
そんな視点で、自分の立ち位置を見つめ直すことも、プロフェッショナルとしての在り方だと思っています。
最後に:これからスポーツメンタルコーチを目指すあなたへ
どんな仕事にも「技術」や「知識」は必要です。
でも、それ以上に大切なのが、「在り方」です。
スポーツメンタルコーチは、「人と向き合う」仕事。
だからこそ、いつでも謙虚に、素直に、そして学び続けられる人が、この世界で長く活躍していけるのだと思います。
あなたも、そんなコーチを一緒に目指してみませんか?
私たちも、あなたの第一歩を心から応援しています。
【このコラムの著者】
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