競争に押しつぶされそうなあなたへ
「勝ちたい気持ち」が強すぎて苦しくなっていないか?
「もっと競争すれば強くなる」
「ライバルがいた方が成長できる」
そんな言葉を、これまで何度も耳にしてきたかもしれません。
確かに、適度な競争は刺激になりますし、目の前の壁を越える原動力にもなるでしょう。
でも、こんな風に感じたことはありませんか?
「負けるのが怖い」
「試合が怖い」
「失敗するのが怖い」
誰かと比べられ続け、評価に追われ、結果が全てだと言われ続けると、
本来スポーツが持つ“楽しさ”や“自分らしさ”が薄れていってしまいます。
実はこの「怖さ」には、脳と心の仕組みが大きく関わっています。
強いプレッシャーを感じると、脳は“リスクを避けよう”と働きます。
その結果、プレーが消極的になり、本来の力を出しきれなくなる。
つまり、競争が強すぎる環境は、時にあなたのパフォーマンスを下げる原因にもなっているんです。
また、競争心が「他人との比較」にすり替わると、自分の価値を“勝ったか負けたか”だけで判断するようになってしまいます。
こうなると、失敗が許せなくなり、どんどん心が不安定になっていきます。
だけど、競争心そのものが悪いわけではありません。
大切なのは、「自分との勝負」に意識を戻すこと。
「昨日よりも1ミリでも前に進めたか?」
「自分の納得いくプレーができたか?」
そんな視点で日々の練習や試合に向き合うことが、結果に相応しいメンタルをつくっていきます。
あなたが本気だからこそ、「怖さ」はつきまといます。
だけど、その怖さとうまく付き合う方法は、必ずある。
失敗しても、負けても、自分の価値は変わらない。
チャレンジする姿こそ、あなたの誇りなんです。
競争に疲れた時こそ、自分の原点に立ち返ってください。
「なぜこの競技を始めたのか?」
「何が楽しくて、何が嬉しくて、続けてきたのか?」
そこに、本当の強さが眠っています。
【このコラムの著者】
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