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オリンピック選手が5年で3名も生まれた理由

 

スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。

月間で40人、

年間で約500名のアスリートに出会ってます。

プロアスリートを専門にコーチングをされている印象が強いようですが、

アマチュアアスリートや、

Jr.アスリートもサポートしてます。





そんなかで、

この5年間で3名がオリンピックに出場しました。

ロンドンで1名、

リオで2名、

オリンピックに出る前での過程をコーチングさせて頂きました。

 

そういった実績が生まれた背景には、

必ず理由があると思ってます。

その中で1つご紹介したいのですが、

綿密な作戦になります。

つまり、

オリンピックに行くまでに何が必要なのか?

を考える事です。





ただ、

多くのアスリートが、

勝つ事だけを考えがちです。

確かに勝つことは夢や目標を叶える為の手段です。

ただ、

勝つことだけが全てではないのです。

なぜならば、

必ず勝ち続けられない日々が来るからです。

どれだけ勝ちたくても、

勝てない日が来ます。

それがアスリートの現実です・・・




その負けが続くと、

人の心理は大きな変化が起きます。

例えば、

この努力でいいのか・・・?

この戦い方でいいのか・・・?


そして、

本当に自分は夢の舞台に立てるのか・・・?

と自分を疑いだす事があります。

負けが続くと軸はブレやすいのが人の心理です。

これが、

勝てない時に陥る心理状態ですよね。

そんな状態が一番辛い時期だと思います。





そんな時期だからこそ、

どうしたらまた勝てるようになるのか?

負けを振り返り、

次にいかして行く姿勢が大事になります。





けど、

なかなか自分の負けを見つめ直すのって

勇気がいる事だと思います。





私自身も、

野球を通じて結果を残せない事がありました。

スポーツ推薦で入学した高校時代。

周りから期待されながら、

一度もメンバーにすら入れませんでした。

結果を残せない時期に、

自分の努力が本当に正しいのか・・・?

自分はどうしたらいいのか・・・?

どうしたら結果を残せるか・・・?


いつも答えがない自問自答を繰り返してました。

さらに、

負けを見つめ直す以上に、

努力が足りないと信じてました。

努力が足りてないことで、

自分に向き合う事を避けてました。





自分のメンタルの弱さを痛感した高校時代でした、





だからこそ、

あの頃の

「殻に閉じ困った自分に気軽に話せる存在がいれば・・・?」

そんな兄貴分のような存在を欲していた自分がいました。

そんな辛かった経験が、

今のスポーツメンタルコーチとしての原型になります。





私自身、

この5年で3人のオリンピック選手を輩出してこれたのは、

自分の負の経験があったからだと思います。





そして、

何よりも大事だと思った事が、

道導を示してくれる人がいると楽だと思いました。

つまり、

どう努力したらいいのか?

どんな積み重ねが必要なのか?

どんな風にメンタルを整えたらいいのか?


負けが続いた時にこそ、

モチベーションの上げ方や

気持ちの作り方を教えてくれる存在が必要だと思いました。





その上で、

まず最初に学ぶべきことが

目標設定だと思ってます。

これは私のコーチングを受ける受けないを抜きに、

誰でも出来ること、

それが目標設定だからです。

その為に、
 

毎月のように目標設定セミナーを開催してます。

 

【このコラムの著者】

プロスポーツメンタルコーチ
一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

 プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

 

 

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