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「選手たちとスポーツの魅力を発信するために選手一人一人に寄り添いたい」藍川眞帆さんのスポーツメンタルコーチングへの想い

スポーツメンタルコーチ資格講座卒業生インタビュー第49弾

 

 

今回の主役は当資格講座第11期の卒業生で現在スポーツキャスターとして活動している藍川眞帆さんです。学生時代は大学在学時にサッカー部のマネージャーをされていた藍川さん。大学3年生の時にJ3のサッカークラブでインターンを経験。高校時代から持っていたサッカー関係の仕事がしたいという強い思いから、大学時代はとにかくサッカー漬けの毎日を過ごされました。そして卒業後は新卒で「レノファ山口」や「東京ヴェルディ」で運営スタッフとして勤務した後、一度サッカーを業界を離れて広告代理店で2年ほど働かれました。今は新潟県でフリーアナウンサーとしてスポーツキャスターとして活動されています。
藍川さんがスポーツメンタルコーチングに興味を持ったのは自身が長くスポーツ業界に関わることができる仕事を探していた時でした。色々な選手の取材をする中でよく耳にしたスポーツメンタルコーチという仕事に興味を持ち、どうしたらなれるのかを調べていく中で当資格講座に出会い受講されました。卒業後の現在はスポーツキャスターとしてスポーツメンタルコーチングを活用して様々な選手に寄り添う形で取材し、選手たちやスポーツの魅力を発信している藍川さんにスポーツメンタルコーチングへの想いと資格講座の経験談を尋ねました。

 

スポーツに長く関われる仕事がしたいと思った。スポーツメンタルコーチになったきっかけとは

 

 

-藍川さんがスポーツメンタルコーチングに興味を持ったきっかけを聞かせてください。

 

スポーツメンタルコーチという仕事があることを知ったのは「東京ヴェルディ」で働いていた時でした。私自身長くスポーツに関わってお仕事をしていきたいと思った時に、サッカークラブ以外にも道はないかをずっと考えていました。そんな中でスポーツに関われる他の仕事は何があるかを調べていくうちに、スポーツメンタルコーチという仕事があるということを色々な選手の取材を通して耳にして興味を持ちました。それからスポーツメンタルコーチにはどうしたらなれるのかを調べていく中で最終的に颯人さんのホームページにたどり着きました。

 

-そこで当資格講座を選ばれたのは何が決め手だったんでしょうか?

 

颯人さんがブログやSNSで発信している内容を見ていく中で、颯人さん本人がスポーツメンタルコーチの仕事を始めたきっかけとして、過去に自身が精神面で辛い経験がしたことがあると仰られていました。私自身も昔、中学から高校にかけて学校に行けなくなってしまったり、自分の内に閉じ籠ってしまった時期もあったので颯人さんにすごい親近感が湧き、こういった方の下で学べたらいいなと思い始めたのが一番のきっかけでした。

実際に資格講座を受けてみて感じたこと

 

-実際に資格講座を受けてみてどうでしたか?

 

一番印象的だったのは講座の内容というよりも、講座を一緒に受けた同期の方々の持っている思いを知った時でした。なぜなら皆さん資格講座を受けるきっかけや理由が違っていても「スポーツに携わりたい」、「選手をサポートしたい」、「スポーツ業界を盛り上げたい」というスポーツに対して色んな熱い思いを根本に持って受講していたからです。

 

やっぱり最初は自分の知らない場所に知らない講座を受けに行くことはすごい不安でしたが、資格講座を受けてみるとみんな心の底に持っている想いは一緒なんだということを知りました。それから同期の方々の存在がすごい心強く感じましたし、終始資格講座を学んでいる期間がとても楽しかったです。

 

-資格講座の中で印象に残っているワークやお話はありましたか?

 

講座内容に関して感じたことは、受講生同士で行う一対一のカウンセリングなど意外と実践型が多かったので、自分のことを話す時間も自然と多くなった印象でした。また実践的な内容は座学で学ぶ内容とは違って、頭で分かっていてもやってみると結構難しいんだなと感じました。そんな中でコーチングの際に自分が相手に質問するのももちろん難しかったのですが、自分が聞かれる側を体験した時に様々な発見がありました。

 

例えば、受講生同士で行うコーチングの際はお互い緊張していることもあって、質問する側が積極的に聞こうと意気込んで問いかけをすると、答える側もちゃんと答えないといけないという意識になり変に力が入ってしまって素が出なくなってしまうことが多いんです。なのでしっかりコーチングしようと意気込んでも、その思いを相手に対して全面的に出してしまうとお互いにとって良くないことであることを知りました。このように聞く立場と聞かれる立場を両方体験したことで学んだことや発見したことがとても多かった印象でした。

 

-そんな自分と向き合って深掘りしていく中で感じたことはありましたか?


私自身、元々ネガティブな性格で色々なことを悪い方に考えてしまう癖があったのですが、実際にワークを通して自分と向き合い、どうしてネガティブになってしまうのかを深掘りしていく中で自分に自信がない理由はなんだろうと考えるようになりました。

 

普段なかなか自分のことを深掘りしていくことはないですし、深掘りしてしまうとあまり思い出したくないことも出てきたりするので、「私はネガティブな人間だから仕方ない」と思い込むようにしていたんです。ただそういった原因を全部掘り起こしていくうちに、「ネガティブになってしまった時にどう自分が這い上がっていけるのか」と自分の向き合い方を学ぶことができました。

 

-改めてお聞きしますが、この講座で出会った同期の方は藍川さんにとってどのような存在ですか?

 

日々彼らと直接関わることがなくても、スポーツに何かしらの形で関わりたいという強い思いを持つたくさんの人たちと繋がっていられていることは私にとってとてもありがたいです。また同期の皆さんがそれぞれのフィールドでスポーツに関わって活躍しているんだろうなと考えると、自分が少し仕事で辛いことがあっても自分のペースで頑張ろうって思える心の支えになりました。

 

そのため講座卒業後は同期の方とは基本的にSNS等を通じて連絡を取り合っています。やっぱり同じ講座を一緒に受講してきた仲間なので彼らの存在は今でも本当に心強いです。

 

スポーツメンタルコーチングのおかげでもう一度夢にチャレンジできた。

-スポーツメンタルコーチの資格取得後の現在の活動状況についても聞かせてもらえますか?

 

スポーツメンタルコーチングを学んだことがきっかけで「今後どういう形でスポーツに関わっていきたいのか?」をゆっくりもう一度考える時間ができました。大学卒業後、約2年間ずっとサッカークラブという組織の中にいて社会の仕組みも分かっていなかったので、当時勤めていた東京のサッカークラブを退職しスポーツから一度離れて、社会勉強の意味も兼ねて広告代理店に転職しました。こういった決断ができたのもスポーツメンタルコーチングを学んだおかげだと感じています。

 

-その後、スポーツキャスターとしてスポーツの世界に戻ってきたのは何がきっかけだったのでしょうか?

 

実はスポーツキャスターやアナウンサーという「話す仕事」に関しては、大学生の頃から目指していたもう一つの道でした。ただ大学生の時は途中で心が折れてしまいアナウンサー試験を受けるのをやめてしまったのですが、改めて先のことを考えた時に自分が取材して選手やスポーツの魅力を伝えられるようになりたいという強い想いがずっとあることに気づきました。ただアナウンサーはテレビに出る仕事でもあるので20代のうちにどこかに所属しておかないと今後なるのが難しい仕事だと思ったので、最後のチャンスだと思って1年か2年頑張ってみようと決断し挑戦していたらタイミングよくスポーツキャスターのお仕事の機会を頂くことができました。

 

とはいえ広告代理店で働いていた時も、私が直接スポーツに携わっていたわけではありませんでしたが、クライアントさんがスポーツ関係のCMや広告を出したいということでスポーツに関わる仕事もあったので、その度にスポーツっていいなって日々感じていてスポーツの世界に戻りたいと思っていました。

 

今ではスポーツキャスターとして活動する中で、サッカー中心にはなりますが毎週試合や練習の後に選手たちへインタビューをして対話させて頂く時間を通してまたスポーツに直接関われるようになりました。

 

-お仕事も含めて相手との対話で常に意識していることはありますか?

 

私の中でとても大事にしていることがあります。これは資格講座の中でも何度か話されていたことでもあるのですが、相手が発した言葉と自分が発した言葉の意味合いに大きな差がないかどうかということで私が常に意識していることです。詳しく言うと、相手が伝えたいことをこちら側が勝手な解釈で納得しないようにするということです。実際に取材した後から「そういう意味で言ったわけじゃないんだけどな。。」って選手側から言われてしまうことがないように特に気をつけています。

 

-スポーツメンタルコーチングを学んだことで起きた自分の変化はありますか?

 

ネガティブだった自分が「ネガティブだから」という言葉だけで終わらせずに、どうして後ろ向きになって自分に自信が持てないのかと問いかけられるようになったことで自分の感情と上手に向き合えるようになりました。また、周りの人に対しても自分の解釈だけで一方的に決めつけずに相手の感情も想像することで「相手が言いたいことはなんだろう」となんとか相手の意図を汲み取ろうとする姿勢は以前より取れるようになったと思っています。

 

-そういう風に自身が変化したことで自分の周りのにどんな影響や変化がありましたか?

 

今の職場で特に感じることなのですが、自分の感情と向き合った上で相手のことを考えながら接していくうちに日々自分の周りの環境に感謝することができるようになりました。そのおかげで職場の人たちとの関係も丁寧に築けるようになっています。またテレビ業界はやはり仕事柄様々なポジションの人が大勢関わっているので、やっぱり普段からお互いに感謝し合うことで仕事自体とてもやりやすくなっていると思います。

 

-スポーツメンタルコーチングを学んだことで自分が目指していたスポーツへの携わり方は実現されているでしょうか?

 

実は私が資格講座を受講する時に立てた目標がありました。それが「スポーツ選手ひとりひとりと向き合う仕事がしたい。」ということでした。それが今ひとつ、その目標にぴったりなスポーツキャスターという職業につけています。この仕事は体力的に結構ハードなのですが、すごい楽しくやらせてもらっているので今後も続けていきたいと思っています。

 

ただやっぱりスポーツメンタルコーチとして、今後ももっと学んでいきたいですし、ゆくゆくはスポーツメンタルコーチとしての活動もしたいという思いがあるので、今の仕事にプラスする形で二足のわらじで活動できるようになればいいなと強く思っています。

 

今後の目標と資格講座を検討している方へ一言

-スポーツメンタルコーチとして今後の目標を聞かせてください。

 

今の仕事では、毎週サッカーやバスケットボール等の試合が土日にあり、それを試合後にインタビューしたり取材したものを原稿に起こして月曜日のスポーツコーナーで紹介するというのが一週間のサイクルとしてあるのですが、日々試合の取材に追われていると意外と選手一人一人をピックアップして深掘りすることができないことに気づきました。

 

なので今後は、選手一人一人の話を聞いて深掘りする取材ができたらいいなと思っています。なので今後は今の業務に加えて選手たちとしっかり対話して彼らの魅力やスポーツの魅力をもっと広めていきたいです。

 

あとはやっぱりスポーツメンタルコーチとしてのお仕事もしたいと思っています。私自身元々サッカーやスポーツに興味を持ったきっかけが高校サッカーだったので、高校生の部活動や高校生のスポーツに関わっていきたいという思いは強く持っています。

 

-最後に資格講座を検討している方へ一言お願いいたします。

 

私も最初は資格講座を受ける前に「どうしようかな?」って悩みました。でも悩んだ末に今回は辞めておこうという決断をしてしまうと、きっと何年か経ったときにやっぱりあの時受けておけば良かったなって絶対思う時が来ると思うので私は受ける決断をして良かったと思っています。

 

また学ぶことや発見は資格講座の中で本当にたくさんあるので、今悩んでいる時間が本当にもったいないと思います。なので少しでも学びたいなって思ったのであれば、少しでも早くからスタートして色々なことをいっぱい吸収して欲しいですし、学んだことが後々自分の武器になると思います。そして資格講座を一緒に学ぶ仲間もあなたの成長にとって絶対心強い存在になってくれるので本当に「悩んでいるなら是非受けてみてください」と伝えたいです。

藍川眞帆プロフィール

スポーツメンタルコーチ

 

新潟県在住のスポーツキャスター兼スポーツメンタルコーチ。学生時代は大学在学時にサッカー部のマネージャーを務め、大学3年生の時にはJ3のサッカークラブでインターンを経験。卒業後は新卒でJ2のサッカーチームである「レノファ山口」に就職し運営スタッフとして1年ほど勤務。その後「東京ヴェルディ」へ転職して契約社員として1年余り働いた後、一度サッカーを業界を離れて広告代理店で2年ほど働く。現在は新潟県でフリーアナウンサーとしてスポーツキャスターとして活動中。スポーツメンタルコーチについては自身が長くスポーツ業界に関わることができる仕事を探していた時に知り、その後当資格講座に出会い受講を決める。卒業後の現在はスポーツキャスターとしてスポーツメンタルコーチングを活用して様々な選手に寄り添う形で取材し、選手たちやスポーツの魅力を発信している。

 

Interview and Edit by 畠山 大樹

 

次回のスポーツメンタルコーチ資格講座のご紹介

 

スポーツメンタルコーチ

 

スポーツメンタルコーチ資格講座は「日本スポーツメンタルコーチ協会(R)」にて発行されている資格です。One Athlete,One Mentale coachの理念を掲げスポーツメンタルコーチの普及に力を入れております。
 

 

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