TOP CONTACT

「熱い思いを持ってスポーツ選手をサポートする」木曽大地さんのスポーツメンタルコーチングへの想い

スポーツメンタルコーチ資格講座卒業生インタビュー第19弾

今回の主役は当資格講座第14期の卒業生であり、プロスポーツメンタルコーチとして活動している木曽大地さん。普段はエンジニアとして企業で働き、その傍らでプロスポーツメンタルコーチやキャディとしても活動中。幼少期からスキーを始め、学生時代は少年野球、サッカー、バスケットボール、フットサルなど幅広く経験。現在は社会人になって始めたゴルフを11年続けている。

 

そのゴルフを通してメンタルの重要性に気付きスポーツメンタルコーチングに興味を持ち、オンラインコミュニティの「Space」に入りその後資格講座とプロ講座を受講。現在プロスポーツメンタルコーチの活動を通してスポーツ選手の経験がない人でもスポーツメンタルコーチとして活躍できることを体現している彼にスポーツメンタルコーチングへの想いと資格講座の経験談を聞いてみた。


スポーツメンタルコーチングに気づかせてもらった自分の中の利他の心。スポーツメンタルコーチになるきっかけとは

-木曽さんがスポーツメンタルコーチングに出会ったきっかけを聞かせてください。

 

私がゴルフを始めて9年ほど経った頃、ゴルフに大事なのはやっぱりメンタルなんだと思うようになりました。そんなタイミングでコロナ禍になり、家にいる時間が増えたのでこれを機に何か新しいことにチャレンジしたいと思ったんです。

 

そしてたまたまネットで調べものをしていた時にスポーツメンタルの分野を知りました。まずスポーツメンタルの本を購入し、コーチングについて情報や知識をつけていく中でもっと深く知りたいと興味が湧いていきました。さらにいろいろネットで調べていく中で、鈴木颯人さんの存在とスポーツメンタルコーチのオンラインコミュニティの「Space」があるということを知りました。それがちょうど今から2年くらい前のことです。

 

直感で「この仕事、面白そう!」と思ったのですが、当時の自分は「スポーツで活躍してきた人がやれる仕事ではないか」と思い込んでいたんです。でもやってみないと分からないのでまずはどんな世界か知ってみようと思い、颯人さんが定期的に開催している「スポーツメンタルコーチになるには」というオンラインセミナーを試しに受けてみました。

 

実際に講座を受けてみるととても面白くて、人の心に向き合って誰かをサポートすることの奥深さに少し気付けた感覚がありました。もしかしたら自分に向いてるかもって思うようになっていきました。このような流れで、今まで自分が続けてきたゴルフを通じてメンタルの重要性に気付けたことがきっかけでこのスポーツメンタルコーチングに出会うことができました。

 

-体験講座を受けてからはどのようなプロセスでこの協会の資格講座受講に至ったのでしょうか?

体験講座を受けて1ヶ月くらいした時に、まずオンラインコミュニティ「Space」に入りました。やっぱりすぐ資格講座を受けるという決断にはなかなか踏み切れないところがありました。

 

実際にスポーツメンタルコーチをしている方やこれから色々教わることになる鈴木颯人さんってどんな方かを知ってみたいという理由からコミュニティに入ることにしました。

 

-資格講座を受ける前にオンラインコミュニティ「Space」に入会。コミュニティに入ってみていかがでしたか?

 

「Space」ではスポーツメンタルコーチたちがメンタルについてゴリゴリ話し合ったりして取り組むものかと想像していましたが、実際は自分と向き合うということをすごく大切にされていました。そういったセッションの中で自己分析をしたり、自分の過去を振り返りながら自分と向き合っていく中で、自分自身が人と関わることが好きということに気づけたんです。

 

というのも平日はエンジニアの仕事をしており、パソコンと向き合う時間が多いので人と直接向き合うことが少ないのです。そんな会社員生活を10年間ほど過ごしてきた中で、スポーツメンタルコーチというスポーツ選手や人と向き合うある意味真逆の仕事に出会って、自分の中でエンジニアとスポーツメンタルコーチという仕事を比べた時にスポーツメンタルコーチとして活躍している自分を想像したらとてもワクワクしたんです。

 

誰かをサポートしてその方の夢を叶えるお手伝いをするという、人のために何かをするということにすごい喜びを感じられる自分がいることに気づけたのが「Space」に入って得られたことです。

 

-「Space」での活動を通して、人をサポートすることに喜びを感じられる自分に気付いたんですね。

 

はい。また「Space」での活動の中でもお話ししたいエピソードがありまして、実は入って間もない頃に暴走してしまったんです。(笑)入っていきなり毎日ブログあげたり、自己紹介もしないままに他のメンバーのみなさんに絡んだりとコミュニティに入って間もない人とは思えない動きをしてしまいました(笑)

 

そんな時に颯人さんに30分ほどの個別セッションをしていただける機会がありました。その時にまだお互い直接会ったことも無い颯人さんに「私の短所と長所を教えてください!」と無茶振りをしたんです。

 

実はその時間が私の人生のターニングポイントで、颯人さんは大好きな焚き火に例えて私についてこう話してくれたんです。それが、「木曽さんはとてもアツいです。メラメラ燃えていてアツいんです。ただ、アツすぎて誰も近寄れなくなっているように見えます(笑)」って刺さる言葉をかけて頂いて、また「自分だけが燃えるのではなく相手に熱量を分け与えられる炭のような人になれたらどうなると思いますか?」とアドバイスもして頂きました。

 

それから自分が変わって、自分が燃えるだけではなくその火を他の人にもいかに移していけるかということに自分の生きがいを感じるようになりました。その時にスポーツメンタルコーチにおいてもきっと一緒なんだろうなって思ったんです。スポーツ選手たちの夢を叶えたいという熱い思いは持っていながらも表には出さず、心の中でひしひしと燃えたぎる気持ちを持ちながらスポーツ選手をサポートしていくことがスポーツメンタルコーチのあるべき姿だと思いました。

 

その颯人さんの言葉がきっかけで自分の中の利他の心がまた現れてきて、スポーツメンタルコーチになろうと決めて資格講座を受講しました。

実際に資格講座を受けてみて感じたこと

 

-実際に資格講座を受けてみてどうでしたか?

 

資格講座での講師の方やサポートスタッフの方もほとんど全員「Space」で面識がある方だったので個人的にはアットホームな雰囲気でとても入りやすかったです。

 

また講座を受ける前は講座というだけあって知識を学ぶという座学が多いのかなという印象でした。講座が進んでいく中で知識は知識として学ぶものの、人との向き合い方や話すときの距離などの実践的な内容やいろんなゲームが多く組み込まれていたので自分自身が大きく変わるきっかけになりました。

 

-受講した講座の中で印象に残っているワークはありますか?

 

講座の後半で行った受講生2人とサポートスタッフ1名の3人1組でコーチング練習をするセッションのことはよく覚えています。なぜなら最初の最初はコーチングが本当にうまくいかなかったからです。

 

回数を重ねていく中ですごい難しいと思っていたコーチングが上手くなっている自分がいて、オンライン3日間、オフライン4日間の比較的少ない日数の講座にも関わらずスポーツメンタルコーチになるための成長が毎日感じられたところがとても良かったなと思います。

 

また講座の随所で行ったいろんなゲームを使ったワークが楽しかったです。とにかくいろんな仕掛けがあって受講生全員が頭で考えるきっかけをたくさんくれた講座だったので良かったです。

 

-ちなみに資格講座卒業後の同期の方との繋がりはありますか?


はい。14期生はみんなとても仲良く今でも繋がりはありますね。卒業後も自主的にコーチングについて学びたいとか練習したいという方も多かったので、予め曜日と時間を決めて月2回集まれる人だけ集まってコーチング練習会を企画して半年くらい続けました。

 

本当に皆さん良い人ばかりで、仲の良いコーチ仲間とはゴルフにも行きました。先日も14期生の講座卒業1年後のオンラインイベントを開催しましたが結構な人数が参加してくれました。講座が終わった後もこういった形で繋がりを保てているというのはすごい良い人間関係ができた証だなと感じますし、そんな中で私が勝手ながらリーダーのような立場で色々企画したこともとても良い経験で自分の活動の刺激にもなりました。

 

 

-資格講座後のプロ講座を通して学んだことや感じたことはありますか?

 

プロ講座の方が資格講座以上に思ってたのと何か違う感覚でしたね。最初は資格講座の延長というイメージをしていてコーチとしての技量を高めていく講座だと思っていました。でも実際は自分に向き合うセッションが多く、お金の話とか、集客の話など本当にプロになるために特化した講座だったので良い意味でハッとして「自分は

今プロになろうとしてるんだ」と思わされたんです。

 

もしあの時、私がイメージしていたようなコーチングの練習を何度も重ねる講座だったらきっとまだプロ意識は無かったんだろうなと思いました。今まで「お金をもらうこととはどういうことなのか?」「自分はどれくらいお客様からお金を頂くのか?」「そのために何を気を付けなければいけないのか?」など考えたことも無かったんです。ずっとサラリーマンとして働いてきたので、個人事業主として働くことへの新たな責任感が強く芽生えた講座でした。

 

スポーツメンタルコーチングを学ぶことで、自分自身と人との関わり方が大きく変わっていった。

-資格講座・プロ講座の受講を通して感じた自分の変化はありますか?

 

まず自分自身のことを改めていろいろと考えるようになりました。また前より人の話を良く聞けるようにもなりましたね。元々結構自分が言いたいことをばっかり話してしまうタイプだったんですけど、スポーツメンタルコーチとして相手の言葉をとにかくよく聞くことが大事ということも学んだので、日々の生活においても子どもや妻、職場の人が言っていることをよく聞くという癖をつけることができたことが自分の中での大きな変化だなと思います。

 

加えて、本を読む癖がついて常に学ぼうとする意識になれたのは自分にとって大きなことでした。実は本も元々年間1冊読めるかどうかだったのですが、資格講座を受けてからは年に100冊は読めるようになったので進歩がすごいなと自分でも思っています。こういった継続できることが色々増えてきましたしその継続の大切さも学ぶことができました。

 

-最近の実績や活動状況についても聞かせてもらえますか?

 

今はまさに下積みの段階だなと自分の中で位置付けていて、日々の努力を大切にしながら大きな目標に向かって今できることを着実に取り組んでいます。

 

そして最近、ありがたいことにクライアントさんを1名長期コーチングさせて頂くことになりました。今はこの貴重なご縁を通して、そのクライアントさんを全力でサポートしていきたいと思っておりますし、自分が学んで来たコーチングの技術やマインドセットを総動員して最終的にはお互い笑顔で終われるような1年にしていきたいです。

 

同時に今までやってきている読書や発信し続けることは手を緩めずに取り組んでしっかり自分の足場を作っていきたいと思っております。ようやくプロとして階段の一歩目を上がることができたかなっていう思いです。今後も自分のペースでやるべきことをしっかりやってプロスポーツメンタルコーチとして覚悟を持って自分のキャリアを積み上げていきたいと思っています。

今後の目標と資格講座を検討している方へ一言

-スポーツメンタルコーチとしての木曽さんの今後の目標を聞かせてください。

 

「Space」の中でも壮大の夢として掲げていることでもあるのですが、「プロゴルファーの方をコーチングして、その方が叶えたい大きな夢を一緒に叶える」ということを目標にしています。本当はもっと細かいのですが、それはここではヒミツです(笑)

 

キャディという仕事にチャレンジしてみたのもこの目標を叶えるためのプロセスでもあります。キャディはプロゴルファーに一番位置に関わる仕事なのでそのキャディの仕事や先輩キャディのメンタルについても学んでみたいと思ったのが背景にあります。

 

ゆくゆくはプロゴルファーをスポーツメンタルコーチングを通してサポートする人になり、スポーツ選手の持つ一番大きな夢を一緒に叶えるという目標は絶対達成したいと思っております。

 

-最後に資格講座を検討している方へ一言お願いいたします。

 

私みたいにスポーツ選手を本格的にやってきておらずサラリーマンとして会社に勤めてきた人の中でも、スポーツが大好きでスポーツメンタルコーチに興味があるけど自分みたいな人間でもやっていけるのだろうかって思われている方もいるかもしれません。

 

そのような方に対して私が伝えたいことは「アツい思いさえあればできるよ!」ということです。なぜなら一番大事なのはスポーツ選手としての経歴や経験ではなく、スポーツメンタルコーチになった時に見据える先があるかどうかだと思うんです。

 

やりたいと思っているなら是非挑戦して欲しいと思いますし、私にみたいにサラリーマンとして仕事しながら、キャディやって、スポールメンタルコーチとしても活動していて、同時に育児や家事もやっている人もいます。何かがあるからできないって諦めてしまうのではなく、少しでもいいから是非チャレンジしてみてほしいなと思います。

 

またメンタルについて学ぶことで、スポーツの部分だけではなく自分の普段の生活だったり人生を豊かに過ごす上でいろんなところで役に立っているのも感じているので、興味がある方は是非資格講座を受けてみて欲しいです。

木曽大地プロフィール

 

 

北海道出身、埼玉県在住のプロスポーツメンタルコーチ。現在はプロスポーツメンタルコーチ・キャディ・エンジニア・育児と家事を頑張るお父さん、の四刀流で活動中。本格的なスポーツ選手としての経験はないものの、幼少期からたくさんのスポーツを幅広く経験してきてスポーツが大好きな彼。その中で11年間続けているゴルフを通してメンタルの大切さに気付きスポーツメンタルコーチングに興味を持ち資格講座を受講。講座卒業後はプロスポーツメンタルコーチの活動を通してスポーツ選手の経験がないような人でもスポーツメンタルコーチとして活躍できることを体現している。

 

Interview and Edit by 畠山 大樹

 

 

次回のスポーツメンタルコーチ資格講座のご紹介

 

スポーツメンタルコーチ

 

スポーツメンタルコーチ資格講座は「日本スポーツメンタルコーチ協会(R)」にて発行されている資格です。One Athlete,One Mentale coachの理念を掲げスポーツメンタルコーチの普及に力を入れております。
 

 

 

☆講演のお知らせ☆

 

【受付中スポーツメンタルコーチ入門講座

-アスリートのパフォーマンスを引出すメンタルコーチになる為には-

 

スポーツメンタルコーチRとして活躍する上で大事なエッセンスをお伝えする講座です。アスリートのパフォーマンスを高めるために大事にしたい3つの秘密をお伝えします。

詳細・お申込みはこちらからお願いします。 

 

 

講座はまだ早いと思う方は無料メールマガジンをどうぞ!

スポーツメンタルコーチ,職業,仕事,働き方メルマガ

その他のおすすめ記事

「自分の強みを活かしてスポーツ選手をメンタル面から支えたい」伊東千恵さんのスポーツメンタルコーチングへの想い スポーツメンタルコーチ‥ 続きを読む
「選手に必要とされるコーチングを様々な場所で自由に行って感謝の言葉をもらえるように」山本大貴さんのスポーツメンタルコーチングへの想い ‥ 続きを読む
「地元福島にパワーを取り戻してくれたスポーツ選手に恩返しがしたい」本田恵さんのスポーツメンタルコーチングへの想い スポーツメンタルコ‥ 続きを読む