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「スポーツメンタルコーチングで日本と世界を明るく」北堀空のスポーツメンタルコーチングへの想い

スポーツメンタルコーチ資格講座卒業生インタビュー第21弾

 

今回の主役は当資格講座第13期の卒業生であり、現在プロスポーツメンタルコーチとして活動している北堀空さん。学生時代は高校までサッカー、大学ではバスケ・バレーボール・フットサルなどを経験しスポーツを楽しんできたスポーツ好きの彼。また大学在学中での海外留学やヒッチハイクなど様々な経験を通して「人生を楽しむ」ことを自分のモットーに決める。

 

大学卒業後はとある企業に就職するも上手くいかず別部署の異動を提案されるが、それ機に改めて自己分析をすることでスポーツメンタルの仕事をしたいと思い立ち退職。スポーツメンタルについて調べる中でスポーツメンタルコーチングと当協会に出会い資格講座を受講。

 

現在はプロゴルファーを目指す妹のサポートをしながら、世界を本気で目指す選手たちをサポートするべく多方面での活動を進めている彼にスポーツメンタルコーチングへの想いと資格講座の経験談を聞いた。

 

日本をもっと明るくしたいと思いながら過ごした学生時代。スポーツメンタルコーチになるきっかけとは

-北堀さんはどうしてスポーツメンタルコーチになろうと思ったのでしょうか?

 

スポーツメンタルコーチを志した理由はいくつかあるのですが、一番の理由は楽しそうだったからです。

僕は昔からスポーツが大好きで特にスポーツ選手が頑張る姿を見るのが好きなので、スポーツメンタルコーチとしてスポーツ選手の競技に向き合う姿勢や成長を間近で見守りサポートできたら最高だなと思いました。

 

またプロゴルファーを目指している妹のサポートをしたいと思ったのも一つの理由です。

僕自身はプロでもないですしゴルフの技術も妹の方が上ですが、彼女が試合について悩んでいたときにメンタル面でのアドバイスしたらそれがうまくはまってとても喜んでくれたんです。僕は悩みを聞くことでメンタル面でサポートできたことが嬉しくて、その経験から自分は競技のことが詳しくなくてもメンタル面でのサポートができるんだということに気付きました。

 

-いつからメンタル面でのサポートに興味を持つようになったのでしょうか?

 

どうしてメンタル面に着目するようになったのかというと、大学3年生の時にしていたアメリカ留学から日本に帰ってきて最初に海外に比べて日本人ってすごい暗いなと思ったことがきっかけでした。

 

日本では電車の中や街中でもみんな暗い顔をしているんです。でもそういう人でも気の持ち方次第でいくらでも前を向けるということを自分の経験から確信していました。大学生の頃からメンタルを通して「日本を明るくしたい」という気持ちや、本当に「メンタル次第でもっと元気に明るく過ごせるんだよ」っていうことを気付かせてあげたいという気持ちが芽生えて行きました。

 

-海外と比べて暗い顔をしている日本人を明るくしたかったんですね。

 

そうですね。また大学の卒業旅行でインドへ行ったのですが、改めて日本ってすごい恵まれていることに気付かされました。インドは道路も整備が行き届いてなければ街も汚かったり、ぼったくりも多かったんです。

 

でも日本はなんでも揃っていて本当にやろうと思えばなんでもできる恵まれている国なのに暗い顔した人が多いんですよね。一方、インドはすごい貧乏で着る服も選べないような子どもたちでもそんな劣悪な環境の中でいつも笑顔で楽しもうとしていて、それを見てより日本を明るくしたいと思いました。

 

-北堀さんの実体験がメンタルサポートをしたいと思う原動力だったのですか。

 

はい。さらに自己分析をしていく中で自分の強みは「物事のポジティブな面を見ることができること」だと分かり、この強みはスポーツメンタルコーチングに活用できると感じました。僕がこれだけポジティブになれるのはいつも両親が自分がやりたいことを「やってみな」って後押ししてくれたことが大きいと思います。

 

そのおかげで僕自身どんなことでも不可能は無いと思っているので、スポーツ選手がものすごい大きい目標を持っていてもそれを「できる!」って素で応援できるんです。そういう相手を心から信じられることは僕の強みだと思いますし、選手たちにもそれが伝わって良い影響を与えられると信じています。

 

-スポーツメンタルコーチになろうと思った時になぜこの協会の資格講座を選ばれたのでしょうか?

 

スポーツメンタルの仕事がしたいと思い立って調べた時に、スポーツメンタルコーチとスポーツメンタルトレーナーがあるということを知りました。その中でもスポーツメンタルコーチの方が本質的であると感じて、僕が携わるなら根本的な部分を解決できるスポーツメンタルコーチになりたいと思ったんです。

 

そこでさらに調べていく中で颯人さんの協会の資格講座を見つけ、まずは協会で行っている「スポーツメンタルコーチになるには」のセミナーを受けたところもっとしっかり学んでスポーツメンタルコーチになりたいと思ったので資格講座受講を決めました。

 

実際に資格講座を受けてみて感じたこと

-実際に資格講座を受けてみてどうでしたか?

 

シンプルに楽しかったです。資格講座では前半は数回のオンライン講座があり、その後実際にリアルで講座があるのですが直接対面で会って行った講座が特に楽しかったです。講座の中でみんなで取り組むワークや毎講座後の同じ志を持った受講生と話すのが楽しくて刺激的でしたし、今まで僕自身同じ方向性を持ってそこへ情熱を注いでいる人たちと話す機会がなかったのでそういった人たちと話せることがとにかく嬉しかったです。

 

講座内容としては自分が知らない知識や発見が毎回ありとても興味深く、早く自分がスポーツメンタルコーチになってやってみたいと思いましたね。

 

-そんな資格講座の中で印象に残っているワークや颯人さんの話はありましたか?


あるゲームが特に印象に残っています。これは数人ずつに分かれてチームで行うワークで必要だと思う道具を3つほど選んで優先順位を決めるんですけど、個人で考えさせてからチームで発表すると全然違う結果になったりして本当に個人の価値観によって考え方って大きく変わるということを実感しました。

 

あとは颯人さんの実際のクライアントさんで人を信じられない選手がいたという話が印象的でした。改めてスポーツメンタルコーチはクライアントさんのリアルで深い部分に触れる仕事なんだなとすごく感じました。

 

-またそのワークの中で北堀さんにとってチャレンジだったことはありましたか?


一番チャレンジだったのは資格講座のオフライン初日で初めてコーチングにトライした時でした。初めてやったコーチングの内容は正直覚えていないのですが、コーチングをする前の「いよいよ、本当にやるんだ。」といった初めてトライすることへの不安だったり怖さはすごくありました。

 

-そんな中で北堀さんの成長に繋がった場面はありましたか?


講座内では何回か自分が実際にコーチングをやらせてもらえるのですが、その度にいろんな壁にぶつかるんです。

最初はメモが追いつかなかったので自分なりの記号を使って省略することを実際にコーチングする中で学びました。

 

また相手への質問の中で答えに向けて掘り下げているつもりが、気付くと最初の考えや答えにループしてしまうこともあってどうしたら良いか分からなくなる事もあったのですが講座内で学んだ言葉の地図という自分と相手の発する言葉とその言葉の意図をはっきりさせる方法を用いることでループしてしまった時の解決方法を知ることができました。

 

講座の中で実際にコーチングの回数を積み重ねたり、また他の人のコーチングを第三者目線で見る時間の中でコーチングのノウハウが学べたりすることで新たな気づきがあって自分が成長していったなと感じています。

 

-資格講座後のプロ講座を通して学んだことや感じたことはありますか?

 

特に印象的だったのはお金の話でした。やっぱり自分がプロのスポーツメンタルコーチとしてやっていくのであれば絶対お金の話が絡んできます。

 

その中でこの仕事では自分自身が商品になるので自分の価値が非常に大事になることが分かりましたし、またその価値を決める上で自分のストーリーを振り返ったり自己分析などを通して自分の価値をしっかり理解することの大切さやその方法をこの講座を通じて学ばせて頂きました。

 

-またチームメンタルコーチング講座を通して学んだことや感じたことはありますか?

 

チームメンタルコーチング講座ではセミナーの基礎・土台づくりを学ばせて頂きました。

この講座を通して自分がセミナーを作る上での流れや土台を固めることができたので、この流れに沿って作ればセミナーは行うことができるという自分の自信にもなりましたし、もしこの講座を受けていなければセミナーの作り方などは全く分かっていなかったので受けて良かったと思います。

 

-ちなみに講座卒業後は同期の方々との繋がりはありますか?

 

資格講座を一緒に受けた13期の同期とは今でもグループラインで繋がっていてよくやりとりしています。そのやりとりの中で彼らの活躍や進捗を聞いたりすると自分ももっと頑張ろうって燃えますし素直に応援できる仲間だと感じています。

 

また先日ヒッチハイクで香川県へ行った時に道中の大阪や神戸では同期に会って色んな話をしましたし、彼らは僕にとって本当に自分の半径10mにいる親しい人になっています。彼らと会うたびにモチベーションがもらえるので切磋琢磨できる良い関係になれたと思っています。

 

選手たちに信頼してもらえるスポーツメンタルコーチになるために

-これらの講座の受講を通して感じた自分の変化はありますか?

 

講座を受けてからは以前より選手のインタビューが気になるようになりました。以前はプレーばかりを観ていましたが、今はパフォーマンスよりも「選手がどういう思いでプレーをしていたのか」や「このプレーをした選手がどういう発言をするのか」が気になるのでインタビューをよく観ています。スポーツのプレーだけではなくそういった選手の人となりに興味を持つようになりましたね。

 

また私生活では今まで以上にネガティブな言葉を使わないようになり発する言葉を大事にするようになって、さらにその言葉の大切さを家族や友人に周りの人にも伝えるようになりました。この資格講座の中では周りの人にも伝えたくなるような内容が多かったので気づいたらいろんな人にシェアしている自分がいました。

 

そして小さな幸せや感謝にも気づけるようになりました。これも講座の中で行ったワークで毎日「自分の小さな幸せ、小さな感謝、小さな成長」を1つずつ書いていくものなのですが、講座が終わってからも一年くらい続けたことで常にそういったものに目を向けられるようになりました。そのおかげで今ではより自分の周りの環境や色んなことに感謝して生きれるようになっています。

 

-最近の実績や活動状況についても聞かせてもらえますか?

 

スポーツメンタルコーチとしての活動はプロゴルファーを目指す妹のメンタルサポートがメインです。そして今はマーケティングやSNSにも力を入れていて、実際にスポーツメンタルコーチ用のインスタやツイッターを作りスポーツ選手の励みになるような言葉を投稿をしています。

 

またスポーツメンタルコーチオンラインコミュニティ「Space」中では普段本で読んだことや感じたことをアウトプットしたり、コーチング練習のイベントを立ち上げて運営したりしています。そして「Space」には色んなスポーツの指導者の方がいらっしゃるのでその方のブログを読んでリアルな現場の声を聞いて学んでいます。

 

-現在スポーツジムでも働かれているとお聞きしました。

 

はい。今スポーツジムでも働いていますが、その理由はこの仕事がスポーツメンタルコーチングに生かせることが多いと考えているからです。スポーツジムではメンタルとは別に技術的な部分や身体の使い方について学んでおります。

 

もちろん僕はスポーツメンタルコーチとしてメンタルについて極めていくのは当然なんですが、最近は一人の選手に対してスポーツメンタルコーチ、フィジカルトレーナー、栄養士などのそれぞれのスペシャリストがチームとなって選手をサポートする形が多いと聞いています。

 

そこで自分自身がフィジカル面等の知識があればチーム内での連携が上手くいくと思いますし、選手からの信頼も深まるのではと考えています。なのでフィジカルの知識を持ったスポーツメンタルコーチにもなるためにスポーツジムで働きながらフィジカルの勉強しているところです。

 

-ちなみに実際のコーチングの中で活かされた講座での学びはありましたか?

 

はい。ありました。僕は妹をコーチングする中で今までは何かを教えようとしていたんですが、颯人さんに相談した時に「教えるのではなくしっかり話を聞いてあげて相手の現状を理解してすることが大事」と教わりました。

 

それから妹に対して何かを強要するわけではなくしっかり話を聞くようにして、自分の気持ちや言いたいことを抑えられるようになったところ妹の結果もさらに少しずつ良くなっていったので嬉しかったです。

今後の目標と資格講座を検討している方へ一言

-スポーツメンタルコーチとしての北堀さんの今後の目標を聞かせてください。

 

僕のスポーツメンタルコーチとしての大きな目標は「日本と世界をスポーツメンタルコーチングで明るくすること」です。この目標を達成するためにも、世の中に勇気や感動を与えられる選手を増やしていけるスポーツメンタルコーチになりたいと思っています。

 

僕が理想とする選手像としては大谷翔平選手がベストな例になります。なぜならこのようなコロナ禍で野球を知らない人でも大谷選手の活躍だけは知っていたりしますし、自分の祖父母も野球にはそんなに関心は無かったのですが大谷選手の活躍は楽しみにしているのでスポーツが持つ力は凄いなと改めて感じています。

 

そういった大谷選手のようなスポーツ選手が増えていくことで世の中がもっと明るくなると思いますし、その選手たちを見て自分も頑張ろうって前を向いて生きていける人が増えたら良いなと思っているので、自分のコーチングを通して大谷選手のような選手を輩出していくのが大きな目標です。

 

ただ、この目標を達成するための第一歩としてスポーツメンタルコーチとして多くの実績を付けていく必要があるので、来年にはスポーツメンタルコーチ一本で活動できるようにしたいと思っています。その活動の中で種目やレベル関係なく熱量がある本気で世界を目指す若い選手をサポートして、一緒に世界を目指して頑張っていきたいと思っています。

 

-最後に資格講座を検討している方へ一言お願いいたします。

 

頭で考えるのではなく、心がすごくワクワクしている人は絶対受けて欲しいと思います。もちろん「お金が厳しそう」とか「土日は時間が作れなさそう」という心配もあるかと思いますがそういうことを横に置いてでも自分の心が受けてみたいという強い情熱を感じているのであれば心に従って決断して欲しいです。

北堀空プロフィール

東京都在住のプロスポーツメンタルコーチ。学生時代にサッカーを始め色々なスポーツを楽しんできた彼。同時に大学生活中に海外留学やヒッチハイクなど様々な経験を通して「人生を楽しむ」ことをモットーに生きることを決める。大学卒業後は企業への就職経験を経て、自己分析をする中でスポーツメンタルコーチになりたいと思い立ち当資格講座を受講。現在はプロゴルファーを目指す妹のサポートをしながら世界を本気で目指す選手たちをサポートするべく多方面での活動を通しスポーツメンタルコーチとしてのキャリアを伸ばしている。

 

Interview and Edit by 畠山 大樹

次回のスポーツメンタルコーチ資格講座のご紹介

 

スポーツメンタルコーチ

 

スポーツメンタルコーチ資格講座は「日本スポーツメンタルコーチ協会(R)」にて発行されている資格です。One Athlete,One Mentale coachの理念を掲げスポーツメンタルコーチの普及に力を入れております。
 

 

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