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ライバルが気になって仕方がない。心理学で紐解く「嫉妬」の正体と、メンタルを変える「5人の法則」

「ライバルのSNSが気になって仕方がない」

 

そういって、

怒りを込み上げながら

相談してくれる選手がいました。

 

 

普段は温厚で優しい選手も、

ライバルの一挙手一投足が気になってしまう…

 

「どんなトレーニングをしてるのか?」

「どんな練習をしているのか?」

 

競技をしていく上で、

誰しもライバルが気になるものです。

 

私は、

周りが気になって仕方がないのは

ある意味で普通だと思っています。

 

なぜか?

 

10000人ものアスリートに出会ってきて

ライバルを意識して自滅する人を

何人も見てきました。

 

 

だから、

ライバルを意識しないなんて

競技を続けている以上は限界があると思うのです。

 

そんなライバルに対して、

ある有名アスリートがこんな言葉を残しています。

 

 

「自分て゛自分を見るのて゛はなく、相手を通して自分を見ることによって課題か゛みつかるのて゛はないかと思っています。」

 

 

フィギアスケートで活躍された

羽生結弦さんの言葉です。

 

あれだけの選手であっても、

ライバルの存在を気にしている事がこの言葉から感じ取れます。

 

他人によって自分のペースとは

何かしらの影響を受けるものです。

 

ましてやSNS全盛期である今を考えると、

ライバルの情報が嫌でも入ってくるでしょう。

 

だから、

ライバルを気にしない生活をしたければ、

スマホから離れた生活をしなければなりません。

 

それは現実的には少し厳しいと思う方が

大半かと思います。

 

そこで、

発想を少し変えたいのです。

 

それが、

ライバルの情報が入ってきても、

淡々とやるべき事に集中できる自分になればいいのです。

 

その状態になりたくて、

メンタルを勉強してくれる人が多くいるのだと思います。

 

だから、

私はどんなにライバルが気になっても、

ライバルを意識したっていいと思っています。

 

それ以上に、

ライバルを意識したときに

「自分のペースが乱れる」ことが問題の本質なのです。

 

この問題を理解する為に、

あることを振り返りたいのです。

 

それが、

ご自身の「人間関係」です。

 

私は選手からメンタル面での相談を受けた時に、

必ず選手の人間関係をチェックしています。

 

「どんな人たちといるのか?」

「どんな人たちに囲まれ育ってきたのか?」

 

さらには、

「どんな人たちと出会って今があるのか?」

 

人間関係を見ることで、

ある程度の現状が想像できます。

 

というのも、

心理学ではある考えがあるからです。

 

それが、

【自分自身を作ってるのは普段付き合う5人の平均】と言われるからです。

 

私は最初にこの理論を聞いた時に、

驚きました。

 

そして、「本当かな?」

って疑ってました。

 

だから

まずは行動してみました。

 

その最初の一歩が、

【環境を変える】事でした。

 

いつも悪口ばかりの人達と過ごしていれば、

悪口を言いやすい人になってるでしょう。

 

逆に、

ポジティブな言葉を意識してる人といれば

ポジティブな言葉が自然と増えます。

 

それを示す面白い話があります。

 

例えば、

憧れの選手が目の前にいたら

どんな言葉遣いになりますか?

 

「本当にファンでした!ずっと応援してます!これからも頑張ってください!」

なんていいませんか??

 

(私は本田圭佑さんとお会いした際に、

頭が真っ白になったことがあります…笑)

 

その後、

憧れの人物と出会い、心が高揚してる直後に数年ぶりに仲が良かった同級生に突然目の前に現れたれたらあなたの言葉遣いはどんな変化が起きると思いますか?

 

「よ????!元気かよ?!!!」

ってなりませんか??

 

ね、人って簡単に変われるんです。

付き合う人で。

 

これは一つの例えです。

 

しかし、

言葉遣いが簡単に変わるくらい

出会う人によって私たちは”簡単に”変われるのです。

 

 

「という事はメンタルも…」

 

 

と気付いたらさすがです。

 

そうなんです。

メンタルは付き合う人の平均で顕著に効果が現れます。

 

自分を変えたいと思ったら、

環境を変えるのが1番です。

 

その環境とは、

付き合う人なのです。

 

しかし、

普段の生活からいきなり環境を変えるのは

そうそう簡単なことではないと思います。

 

だからこそ、

SNSだけでも変えたいのです。

 

SNS内の人間関係を変える事で

普段付き合う人の平均を変えたいのです。

 

具体的には、

見るだけで心がザワザワするライバルのアカウントは

思い切って「ミュート」してもいいと思います。

 

逆に、

見ると勇気が湧いてくる憧れの選手や、

前向きな言葉を発信している人の投稿を

意識的に多く見るようにしてみてください。

 

脳にとっては、

リアルで会う人も、

スマホ画面越しに見る人も、

同じ「あなたの環境を作る一人」として認識されます。

 

ライバルの存在を消すことはできませんが、

あなたの目に入れる情報を「選ぶ」ことは

今すぐにでもできるはずです。

 

心地よい言葉、

前向きなエネルギーに触れる時間を

1秒でも長く増やしてみてください。

 

すると、

不思議なことに

「あいつはどうしてるかな?」という他人への意識が薄れ、

「自分はどうしたいかな?」という自分軸の思考が戻ってきます。

 

ライバルを通して自分を知り、

最後は自分自身に集中する。

 

そんな強いメンタルを手に入れるために、

まずは手のひらの中にある環境(SNS)から

整えてみてはいかがでしょうか?

 

あなたがライバルの存在さえも力に変えて、

自分らしいパフォーマンスを発揮できることを

心から応援しております。

 

最後までお読みいただきまして、

誠にありがとうございました。

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【このコラムの著者】

プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。>> 今も増え続ける実績はこちら

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

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