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絶望からの逆転劇 柔道選手の物語から学ぶ自暴自棄にならない方法

こんにちは、スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。今日は、自暴自棄になりそうでも頑張った選手の事例を交えながら綴っていこうと思います。

スポーツメンタルコーチ

 

絶望を目の当たりにして感じるのが

モチベーションだと思います。

 

「練習中における大怪我」

「スタメンから外される」

 

そして、

「大事な試合での敗北」

 

どれも2011年からサポートしてきて、

私自身も目の当たりにした出来事です。

 

そんな絶望から気持ちを立て直すには

どうしたらいいのか?

 

そこで意識したいのが

自分の気持ちに向き合う強さになります。

 

オリンピックでメダルを取ったことがある

男子柔道選手がいました。

 

この選手はある国際大会で

思いもよらない大敗を喫しました。

 

コーチや監督だけでなく、

メディアからの期待もヒシヒシと感じていました。

 

しかし、

期待とは裏腹にありえない相手に

豪快な一本負けを喫します。

 

その時、彼は自暴自棄になり、

全ての自信を失ってしまいました。

 

「完璧な準備」

「積み重ねた努力」

 

そして

「心の底から感じた自信」

 

それがたった一度の国際舞台での

敗北で崩れていきました。

 

しかし、

彼が見事な逆転劇を遂げたのは、

その後のトレーニング期間中でした。

 

そこで彼が意識したのが

自分自身と向き合うことだったのです。

 

彼は自分の感情を

否定せずに受け入れることに徹しました。

 

失望や挫折感は誰にでもあるものであり、

それらを感じること自体は自然なことなのです。

 

彼は、

自分の感情に

自分で寄り添うことにしたのです。

 

これはなかなか出来ることではありません。

しかし心の拠り所にはもう1人の自分がいるのです。

 

 

この心の拠り所にいるもう1人の自分との

対話の質がとても大事になります。

 

これを

「セルフトーク」と言います。

 

言葉ってとても繊細だと

私は思っています。

 

皆さんもそれは何度も

実感してきてはいませんか?

 

言葉が思考を作り、

思考が行動を作ります。

 

そして、

行動が結果を生み出します。

 

だからと言って、

私は過度にポジティブな言葉を

並べて欲しいとは私は思っていません。

 

ポジティブさではなく、

言葉のを高めたいのです。

 

その始まりが「言葉」なのです。

そしてセルフトークの質に繋がって行きます。

 

彼はこのセルフトークの質を

まずは高めるために色々なことを試しました。

 

彼は絶望の中で、

セルフトークの質を高めるために

1週間の休暇をとりました。

 

そして、

自分で自分を癒す中で

7日目にして初めて前に進むための方法を探し始めました。

 

つまり、

彼は最終的な目標を確認したのです。

 

大敗をしたあとは

どうしても自暴自棄になるような言葉が

心の中で溢れ出てくるものです。

 

言葉に飲み込まれないように、

言葉を改善していく必要があるのです。

 

そして、

自暴自棄な自分を少しでも

なだめることが出来れば絶望から

這い上がっていけます。

 

そのためにも

自分で自分を励ます

セルフコンパッションが必要になるのです。

 

 

休養を通じて自分で自分を

励ます中である気付きが生まれます。

 

「どんなに辛くても自分と向き合っている」

「世界中探してもこんな絶望を経験をしているのは自分だけだ」

 

だから

「もっと今を楽しんでもいいかも」

と励ましていくのです。

 

そこで彼は柔道への情熱と

オリンピックでの成功を思い出しました。

 

自分がこの道を選んだ理由を

まずは思い出しました。

 

さらには、

目指すべき目標に向かって、

再び一歩ずつ進んでいくことを心に誓ったのです。

 

この事例から、

一つの教訓を得ることができます。

 

自暴自棄になりそうな時には、

自分自身を否定せずに受け入れて欲しいのです。

 

 

失敗や挫折は人生の一部です。

 

それらを乗り越えるためには

まずは現実を受け入れる所からがスタートになります。

 

その上で、

自分自身との会話の質が

とっても大事になるのです。

 

それが出来れば自然と

自分の目標や情熱を再確認し、

自分自身を信じることができるのです。

 

もちろん、

彼自身が全て最初からできていたのではなく

第三者からの適切なフィードバックがありました。

 

例えるなら、

皆さんがスマホをどちらの手に持って

このブログを読むことを決めてましたか?

 

おそらく無意識だと思います。

それくらい私達の行動の領域は無意識だらけです。

 

ということは、

言葉だって同じになります。

 

言葉の質をどれだけ良くしたいと思っても

適切なフィードバックがないと質を高めるのは至難の技です。

 

そこでスポーツメンタルコーチの

存在があります。

 

あなたの感情や心理的な側面に寄り添い、

適切なサポートを心理学、脳科学を交えて行います。

 

一般的なコーチングとは違い、

メンタルコーチングではメンタルトレーニングのような

鍛えるとは違ったことをします。

 

 

心の強さだけでなく、

心の柔らかが求めらる世の中です。

 

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プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。>> 今も増え続ける実績はこちら

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

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