陸上や水泳、
さらには野球でもテニスでも
自己ベストってあると思います。
陸上や水泳ってタイムで自分の
実力が評価できます。
しかし、
野球やサッカーなどでは
なかなか自己ベストが出ません。
野球ではピッチャーであれば
球速がわかりやすいものです。
サッカーだと50m走の
タイムかもしれません。
それらが結果に直結するとは
限らない世界でもあると思います。
だから、
自己ベスト=結果にならない競技にとって
自己ベストをあまり意識しないと思います。
そんな競技であっても、
自己ベストは追いかける必要があると思っています。
なぜならば、
人は成長を実感したい生き物だからです。
例えば、
知らない事があったら皆さんはどうしますか?
多くの人がスマホやパソコンを使って
調べるかと思います。
知らないことをそのままにしたくない。
そういった深層心理があると思うのです。
もっと例えたら、
自分自身の身体の疲れです。
少しでも疲労感を残したいくないものです。
いい状態をずっとキープしたいものです。
そうやって考えると、
フィジカル的な自己ベストを
私たちは常に無意識に求めているものです。
そんなふうに、
私たちは常に自己ベストを目指しているのです。
だから、水泳でも陸上でも、
球技でもなんでも自己ベストを求めたら
なんでもあると思っています。
では、
自己ベストがでない時にどういった
気持ちで日々を過ごしたら良いのでしょうか?
それこそ、
成長に目を向けて欲しいと思うのです。
出来ないことが出来、
出来たことが当たり前に。
そういった成長を大事にすることで
自己ベストを打破できると思っています。
成長していくためには
今やるべきことに常に意識し続ける必要があります。
それが自己ベストを出せない人
できない傾向があることがわかってきました。
むかし、
ある水泳選手を見てました。
彼は大学3年生でした。
高校3年生で出した自己ベストを
大学入学時から一度も達成できませんでした。
そんな中で、
私のメンタルコーチングを受けてくれました。
自分に対してそれほど自信もなかったので
いつも表情は俯いていたのが印象的でした。
話をずっと聞いていると、
彼特有の悩みがありました。
それが
「他人の目が気になる」というものでした。
自己ベストを出すことが求められる競技ほど
相手を比較し続けて生きてきたからです。
だからこそ、
自分自身が他人を気にするように
また他人からどのように見えてるかも気にしてました。
なので、
いくら成長したいと思って努力を重ねても
周りの目が気になるので集中が出来ないのです。
目の前の練習に集中できないので、
自分の成長も実感しにくくなります。
どのようにして他人の目が
気にならないのでしょうか?
そこで考えていきたいのが
自分の目標になってきます。
今回、
自己ベストを出すことが目的でした。
自己ベストを出す目的もあるはずなんです。
〇〇大会出場かもしれないし、
派遣記録の突破かもしれません。
それよりも
もっと上の目標を見据えて欲しいのです。
高尾山を登ろうとするための準備と、
エベレストを登る為の準備は異なるのと一緒です。
目指す目標が変われば、
自然と私たちの努力の過程は変わってきます。
努力の過程が変わってくると、
自然と他人の目が気にならなくなるものです。
ということで、
本日は自己ベストを出せない時のメンタルについて
お伝えさせていただきました。
最後までお読み頂きまして
ありがとうございます。
1、結果を出したいと思った時にどんなメンタルが必要か?
2、試合後の気持ちを整えるためには?
3、試合前の緊張感はメンタルの成長チャンス!
4、スポーツで自信がない時にどうしたらいいか?
5、強いチームと弱いチームの違い