オンラインが主流となり、
ネットを介してすぐに繋がれる世の中になりました。
便利である反面、不便もあります。
その一つに、道中が無くなることです。
旅行で置き換えて考えてみます。
電車や飛行機を乗り継いでたどり着いた
場所を思い出してみてください。
その場に辿り着くまでのワクワクや
目的地に対する期待があったと思います。
時間をかけて行くこと以上に、
何かを考えながら目的地に
たどり着く事に価値があると思うのです。
帰りも同じで、
目的地から感じたことを振り返りながら
家路に着く時間に価値があると思うのです。
目的地に価値は当然ありますが、
その道中は目的地以上に価値があります。
そんな見えない価値はメンタルコーチング、
特にカウンセリングルームを構える意味と
同じだと感じるのです。
「どんな話をしようか…」
「どんな事を聞こうか…」
そんなちょっとした
緊張感を感じながら近付く目的地。
「明日からは〇〇でいこう!」
「気を取り直して頑張ろう!」
と思いながら家路に着く時間は
オンラインでは生み出せないのだと感じました。
だからこそ、
オンライン以上の価値を生み出す空間や
場を創り出すことを大事にしていきたいなと思うのです。
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