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調子がいいのに結果が伴わない時の思考法

 

年間で20名前後のアスリートとの
長期契約をしております。
 
3月から一緒に
シーズンを戦っています。
スポーツメンタルコーチ
 
一般的に調子がいいと
結果が出ると思う方が多いと思います。
 
練習での結果、
身体が動く感覚、
 
そして、
他者の評価。
 
「調子良さそうだね!」と声をかけられると
結果まで期待しても無理はないと思います。
 
しかし、
調子がよくても結果が
伴わないことがあります。
 
その都度、
落ち込んだり…
イライラしたり…
 
だから、
焦る気持ちを抑えられない…
 
そして、
あれこれと試して
さらに結果が出ない…
 
そんな経験をした事って、
誰もがあるんじゃないかなと思います。
 
僕が見ている野球選手でも
調子がいいのに結果が出ない事がありました。
 
いい当たりを打っても
ことごとく野手の正面に…
 
ライナー性の打球を
ファインプレーで止められたら…
 
ホームランの当たりが、
ファールになったり…
 
調子がいい時に限って、
あと少しで…という場面に苦しみます。
 
自分もサポートしていて、
その都度歯痒い気持ちを味わいました。
 
だからこそ、
調子がいいのに結果が出ないと
色んな気持ちが湧き出て不思議ではないです。
 
その中でも、
「自分の積み重ねが正しいのか気にになる」ことを話されるケースが多いです。
 
だから、
調子がよくても結果が出ないと
周りに原因を求め始めてしまいます。
 
終いには「運が悪い」と言い出しても
私は無理はないと思います。
 
しかし、
ここで周りのせいや
運のせいにする事は簡単です。
 
だからこそ、
調子がよくて結果か出ない時に
ある考えを持つようにして欲しいのです。
 
それが、
「調子=結果にはならない」
という事です。
 
スポーツをしていると
調子が大事だと思います。
 
しかし、
調子が大事だと思う事以上に、
調子次第で結果が左右されない
自分になれたら如何ですか?
 
だからこそ、
調子にとらわれない
自分になることが大事です。
 
そのために、
結果が出ない理由を調子以外で
求めることが大事になります。
 
そして、
成長していく事で
成長に応じた結果を期待する事が出来ます。
 
私たちは成長に比例した
結果しか手に入る事が出来ません。
 
それは、
「運」や「人のせい」にしない、
トップ選手だけが意識している世界があるのです。

【このコラムの著者】

プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちら

 

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