心が折れるほどの敗戦をした時にどうするべきか?
アスリートの望む結果にメンタル面からサポートするスポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
毎週のように色々な競技で、必ず重要となる試合があります。
プロ野球だと、日本シリーズ、クライマックスシリーズ、人によってはWBCがあります。
サッカーだとリーグ戦の最終節あたり、カップ戦の決勝などがあります。
他の競技になると全国大会、選抜大会、講道館杯、全日本選手権、日本選手権など。
日本一を決める大会名も競技によって沢山あります。呼称に困惑する事もこの仕事の醍醐味かもしれません。
さて、そんな日本一を目指し、サポートし続けて13年。数々の選手が日本一になりました。
一方で、日本一をあと一歩で逃したケースもたくさん見て来ました。
その度に、溢れるばかりの想いを共に流してきました。そして、その想いを胸にリベンジを果たしてきた選手たちを何人も見て来ました。
だからこそ伝えたいのが、『負けたからといって無理に切り替えを早くする必要はない』ということです。
浸れるだけ、その悔しい気持ち、後悔の念、そして、もっと〇〇しておけば…と振り返る気持ちを心底味わう時間は尊いと思っています。
その気持ちになれることは、それだけ競技に掛けてる気持ちの表れだと思うからです。
本気になれるものがあるならば、無理してポジティブになって欲しいとは思わないのです。
なので、仮に落ち込んでいる人がいても無理して励まさないです。ポジティブな言葉、気休めな言葉もかけません。
強いて言えば、「〇〇はよく頑張ったんだよ」と受け止める事だけは伝えます。
落ち着いてから、次の1年、道のりを考えればいいと思います。
だから、負けた時こそ、負けを味わって欲しいのです。思い切りドン底まで気持ちを味わえれば、あとは上がっていくだけですからね。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^