スポーツメンタルコーチとしての葛藤
アスリートが望む結果をメンタル面からサポートするスポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
長いことスポーツメンタルコーチとして活動する中で葛藤は少なからずあります。
まず、葛藤という文字の意味を改めて考えたく辞書を引いてみました。
一般的に使われる葛藤は2番目にある心の中の相反する動機なのかなと思います。
その中で、私が葛藤を感じざる得ないのが個人競技の選手からの依頼になります。
既にAさんという柔道選手を私がサポートしていた場合、同じ競技のBさんから個別依頼があったらお断りしてます。
厳密には他のメンタルコーチを今ではご紹介させて頂いております。
なぜ私は同一競技の選手を見ないのか?その理由の1つに私がされて嫌なことはしたくないのです。
私が提唱するスポーツメンタルコーチングでは60分ジックリと選手の声に耳を傾けます。
選手から他の選手の事例などを聞かれることがあります。その際に、同一競技での話を聞かれるものです。もちろんと言えばそうなんですけど、その際にライバル選手の話なんて出来ません。
さらに、同じ競技同士で戦うことになるとこちらとしては複雑な気持ちになります。
そういった葛藤を抱えない為に、後任育成が非常に大事だと思っています。
その為に2013年から資格講座を開催し、190名弱が卒業しました。そして、今ではプロアスリートや実業団選手を支えるプロフェッショナルなメンタルコーチが増えました。
悩んでいる選手はたくさんいます。しかし、誰に聞いたらいいのか?誰だったらいいのか?悩んでます。
一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会では、これからも競技のビジョンでもある「One athlete,Oen mental coach?1人のアスリートに1人のメンタルを?」の実現に向けて仲間を増やしたいとおもいます。
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