「素直さが足りない」と言われた時の対応
スポーツメンタルコーチの
鈴木颯人です。
サポートする選手は10代から30代が
多くおります。
そんな中で、
よく話題になるのが「素直さ」です。
一般的には、
素直さが大事だと言われることが
多いと思いませんか?
特に指導者から、「お前には素直さが足りない!」と言われたりして疑問を感じたことはありませんでしたか?
「素直に取り組んでるのに…」
「素直に言われた通りにやっているのに…」
だから、
「素直になれ!」と言われても
しっくりこない経験をしたことがあると思います。
そこで今一度考えたいののです。
素直さとは・・・?
「素直」だと思う方っていても、自分自身の態度や振る舞いを「素直」に見えない人がいるのも現実です。
そう思った時にこそ、あることを指導者に聞いてみて欲しいのです。
それが、
「私の何が素直じゃないと思いますか?」と。
なかなか勇気が行動で
あると思います。
しかし、
多くの指導者が「素直が足りない」と話す時ほど自分が伝えたいことを選手がやってくれていない時に感じる傾向があります。
だからこそ、
「何が足りないのか?」選手から歩み寄る必要があるのです。
「いい選手ほどいい指導者を育てる」
と私は思っております。
過去に何度も世界チャンピオンや
全日本っチャンピオンになった選手がいました。
その都度、
私の力以上に選手の力があったと思っています。
特に選手自身が何度も歩み寄ってくれて質問したり、議論を重ねることで私の能力を引き出してくれたのは言うまでもありません。
そういった経験からYESマンの選手だと成長が必ず息詰まります。
言われた通りできることが良い選手なのではなく、言われたことについても常に疑問を持ちながら相手と接する選手が本当に良い選手だと思っています。
もし、YESマンになっているとしたら、是非とも自分の気持ちを周りの指導者などに素直につたえられる選手になってみてください。
言われたことをやるのは簡単です。
言われた通りにできないのがスポーツの世界です。
そんな世界だからこそ、
ちゃんとしたコミュニケーションを大事にしましょう!
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