中でも1番多い質問が、
「浮き沈みすら気持ち」についてです。
調子がいい時はいいのに、
調子が悪いと気持ちも沈むことってありませんか?
特に試合の結果に
左右されがちだと思います。
私がみている選手でも、
気持ちの起伏があります。
しかし、
どの選手を見ても
気持ちの起伏があって当然だと思っています。
起伏がない人なんて、
そうそういません。
一般的には浮き沈みが激しいと思う人を
モチベーションに問題があると思われがちです。
だから、
モチベーションの上げ方や、
やる気の高め方について学ぼうとする方がいます。
モチベーションの問題だと思いモチベーションや
やる気の本を読んでも変わらない場合が殆どです。
なぜならば、
気持ちの浮き沈みとモチベーションについて
別々に考える必要があるからです。
気持ちの浮き沈みは、
結果に左右されるものに対して、
モチベーションは日々の行動活力に影響します。
浮き沈みする気持ちの根本は、
結果に左右されているということに気づいて欲しいのです。
ということは、
結果に対する捉え方を変えない限りは
気持ちの浮き沈むは改善されないのです。
例えば、
ある野球選手を例にあげます。
先発投手として活躍しており、
一昨年の契約更改で1億円を突破しました。
そんな彼も、
試合中の浮き沈みがありました。
先発投手として試合に出ると、
いい時もあれば悪い時もあります。
0点に抑えても、
次の回に点数を取られることもありました。
結果に比例して、
気持ちが浮き沈みしてしまったのです。
特に、
気持ちが乱れれば乱れるほど
立て直すことができずに力一杯で投げてしまうのです。
結果的に制球が定まらず、
試合を打ち壊してしまうことに・・・
そこで、
気持ちの浮き沈みを改善するために
あることをしました。
それが、
気持ちが浮き沈んでも投げる直前のルーティンを固定したのです。
その結果、
試合で好成績を残せるようになり1億円プレイヤーの仲間入りすることになりました。
浮き沈みとモチベーションを
一緒にしてはいけません。
浮き沈みする気持ちが生まれるのは、
物事に対する捉え方が偏っているだけなんだす。
偏ってしまうと、
なかなか気持ちを戻すのが大変です。
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