イライラした気持ちをコントロールするには?
スポーツメンタルコーチとして
毎年250回ほどのメンタルコーチングを行っています。
ピーク時は年間500回でしたが、
今では契約者数を抑えて選手をサポートしております。
選手の相談の中に、
イライラした気持ちをコントロールしたい人がいます。
試合中イライラした気持ちから、
冷静なプレーが出来ない…
イライラしたことで、
後悔してしまった…
だから、
なんであんな行動をとってしまったのか…
落ち着いて振り返って悔やむことがあります。
悔しい気持ちを抱いたからこそ、
自分の気持ちをコントロールしたい!
イライラした自分から卒業することで
もっと良い結果を出したいと思うのだと思います。
では、
どのようにしたらイライラした自分から卒業できるのでしょうか?
そこでまず考えたいのが、
気質と性格です。
一般的に、
イライラしやすい人は元々持っている
気質や性格だと思われがちです。
だから、
そんな気質や性格を変えるのは
難しいと考える人もいます。
それでも、
どうにかしてイライラを
鎮めたいと思ってる人がいます。
しかし、
プロアスリートでも
イライラしてる人はいます。
皆さんも何度かみたことありませんか?
ゴルファーやテニス選手が道具を投げつける
シーンを見ることがあると思います。
イライラしていても
結果を残す選手は結果を出します。
だからこそ、
イライラをコントロールするには、
イライラに対してイメージを変える必要があります。
イライラする事が悪いことではなく、
イライラしていても自分を見失わない事が大事になります。
そこで私がお伝えしているのが、
イライラした時でも自分を保つための目印を探すことです。
選手によっては、
試合会場にある国旗を見たりしてます。
国旗を見て、
「今やることは何?」
と呟くようにしてもらっています。
効果が現れるまでに、
継続的に平常心を持っている時にでもやっておいて欲しいです。
しかし、
これらの方法は対処療法でしかなく
本質的な解消には繋がっていません。
本当に自分を変えたいのであれば、
セミナーや体験コーチングを受けて欲しいなと思っています。
一時的な変化ではなく、
長い目で選手と寄り添いたいのです。
【このコラムの著者】