スポーツメンタルコーチになって良かったこと

アスリートが望む結果にメンタル面でサポートするスポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
2011年11月に創業して以来、活躍する様々なアスリートをサポートさせて頂いております。
各競技、プロアマ問わず、オリンピック金メダリストや世界チャンピオン、さらにはプロ野球、Jリーガーにお会いしてきました。
そんな今からは想像できないくらい、起業当初からプロアスリートやテレビに出るような選手を初めからサポートしたかったわけではありません。
しかし、私は常にある信条を胸に活動しておりました。それは「アスリートの幸せに貢献する」その目的を達成するための手段の1つにスポーツメンタルコーチを作りました。
なので、困っている人であればどんなアスリートでも力になりたいと思って活動してきました。そして、気付いた時には多くのアスリートにご支持を頂き、書籍を出版したり講演会にお呼びいただける今があります。
そんな私がスポーツメンタルコーチとして活動してきて良かったことは何か?と聞かれまず思い浮かぶのが「出会い」なのかなと思います。
高校まで野球は続けてはいたものの、目覚ましい結果を残していたわけではありません。スポーツ推薦で入学した高校では怪我も多く、さらには指導者との関係でも悩みました。
だからこそ、テレビに映り活躍するアスリート達は輝いて見えていました。そして、あんな選手のようになりたいと思って一心不乱に野球に取り組んできました。しかし、思うように実力も伸びず高校で引退を決意し別の道を歩もうと決めました。
そんな野球しか知らなかった私が、今では野球以外の競技に携わることがあります。どの競技もオリンピックで知る程度でしたが、ルールを教わったり、試合会場や練習にお邪魔することで様々な競技の魅力を知ることになりました。
その出会った競技の数だけ多種多様な人ともお会いしました。トレーナー、栄養士、監督、コーチ、マネージャーさん、さらには選手を身近で支えるご家族、スポンサーさんまで。
一人一人が思っている世界観、感じている想い、そして競技への情熱を1人1人の声に耳を傾ける機会があることがスポーツメンタルコーチになって良かったなと思える瞬間だと思うのです。
読んでいただいている皆さんからすると、もしかしたら、輝かしい結果を生み出すことが良かったと思う人もいるかもしれません。しかし、私にとっては結果以上に1つの出会いが掛け替えのない財産になっているのだと思っています。
それは、野球しか知らなかった私が野球以外の世界にも当事者として関わることができるからです。そして、野球をやっているときにもっと違う世界を知れていたら野球に活かせることも多かったと思う自分がいます。
今では、競技の垣根を越えて選手同士をご紹介し、食事会や勉強会を開催してます。全てのアスリートにとって常に新鮮な視点を提供できることがスポーツメンタルコーチとしても大事なことなのではないのかなと思っています。
これからもスポーツメンタルコーチとしてアスリートの結果を生み出すのはもちろんですが、結果以上に大切なことを言葉に出して言えるスポーツメンタルコーチを増やしていければと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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