素直さで悩む人へ
スポーツメンタルコーチとして
2011年活動しております。
アマチュア選手がプロ野球選手になったり、
オリンピックでメダルを選手をサポートしています。
さまざま選手を
サポートしてきて感じるのが
活躍する人ほど素直であることです。
それは、
指導者やコーチが伝えたことを
まずは忠実に行動してくれる意味でした。
しかし、
選手の中にはこの素直さで
苦しむケースがあります。
大事だとわかっていても、
素直に取り組めない…
言ってることがコロコロと変わるから
素直に取り組めない…
それ以上に、
アドバイスに耳を傾けると
自分が苦しくなる選手がいると思います。
昔の自分も、
そんな選手の1人でした。
人よりも知識がありました。
愚直に勉強することが好きで、
栄養、トレーニング、野球の本を
高校時代は読み漁ってました。
だから、
コーチが話すことに対して納得しないことがあると
心の中でグッと煮える想いがありました。
そして、
表面的にはわかりました!と伝えながら、
実際は行動しないことが多かったのです。
その結果、
スポーツ推薦で入学するも
1度も背番号すら貰えない結果に…
それだけ、
プライドと苦痛を味わった高校3年間…
同じ思いをした選手を増やしたくない気持ちで
スポーツメンタルコーチになりました。
今、
当時のことを振り返ると
素直さについての理解が浅かったと想うのです。
例えば、
言われた通りに行動するのが素直だと思っていたのですが、
言われたことに疑問を持ったら素直に聞くことも素直さだと思うのです。
これが本当に
出来なかったなと思います。
もちろん、
コーチとの関係性が出来なかったので
心の胸の内を素直に伝えるなんて出来ませんでした。
ましてや、
殴られたり罵声を浴びられたコーチなので
好きになれなかったのが本音です。
そして、
距離も置きたいと思っていました。
それでも、
自分のメンタル面や
素直さの意味を理解していたら
行動できていたかもしれません。
素直さって、
行動だけでなく、
気持ちもあるんです。
気持ちに素直になった時に、
どんな言葉をコーチに伝えるべきなのか?
嫌な顔をされたり、
門前払いされるかもしれない・・・
それでも、
気持ちに素直になって
思いを伝えることが本当の素直さだと気付けました。
スポーツメンタルコーチとして活動すると、
これが出来ない選手が多いなと思うのです。
私自身は、
なんでも聞いてほしいし
なんでも話してほしいです。
それでも、
話せない人がいるからこそ、
練習や試合を見に行きます。
大事なのは、
話したくなるような環境を
私の方から作ってあげること。
自分と同じような想いをした選手を
増やさないためにも今日もスポーツメンタルコーチングします。