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完璧主義にはメンタルの落とし穴がある。

先日、
あるサッカー選手と
久しぶりにメンタルコーチングを行いました。

 

いつも遠方の選手にはzoomやLINEを使って

メンタルコーチングを行ってます。


基本的には体験コーチング後に
長期契約を結んでいるアスリートのみですが、

どんな所でもできる

そんな利点があります。

 

いざとなれば試合の数時間前に
メンタルコーチングも行えます。

 

海外にいても、

時差を考慮しながら話をします。

 

 

そんな試合直前の選手と話している、

こんな話がよく出ます。

 

「ミスしちゃいけない・・・」
「失敗してはいけない・・・」

だから
「正確にプレイしないといけない・・・」

そういった気持ちが強くなりがち・・・

その正確性を高めようと強くなりすぎて、
ある罠にはまる選手が多いです。

それが、
「正確性という完璧主義」です。

正確性が高まれば
プレイの質が幅が広がります。

私自身も
様々なセミナーで
成功確立を高める重要性をお伝えします。

けど、
この正確性を高めたい気持ちが強すぎて、
無意識に完璧を求める選手が多いです。
 
ある野球選手がいました。
彼はバッティングで常に正確性を求めました。
 
レベルが高い世界で戦っているので、
正確性はとても大事な要素です。
 
そして、
正確性を高め確率を上げることで
結果を出し続ける必要がありました。
 
だから、
いつしか完璧を追い求め過ぎてしまうのです。
 
すると、
結果が出ない日々にフラストレーションが溜まり、
終いには完璧になれない自分が許せない状態に。

だから、
完璧にできない時に、
ストレスが溜まりがち・・・

その悪循環が正確性を
求めるあまりに起きてしまっているのです。

それが現実ですが、
人に指摘されても気付けないものです。
 
結果が全ての世界で、
完璧を求めないことはダメだと思い込んでいる以上
永遠と苦しい状況が続くわけです。

このように、
どんな人にも思考の癖があります。
この思考の癖が思い込みになります。

人は思い込みの動物です。

自分の限界を決めるのも、
パフォーマンスを高めるのも、
思い込み次第。

その為に、
自分を深く見つめなおす、
メンタルトレーニングではできない
メンタルコーチングが必要になるのです。

 

【このコラムの著者】

プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人
プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。
【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから
 
 
 
 
 
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