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過去の栄光というプライドを捨てられるか?

 

子供の頃に、
「何をやってもうまくいった」
「何をやっても褒めてもらえた」
「何をやっても100点満点の出来が自分だった」


などなど…

あなたには、
過去の栄光が沢山ありませんか?

スポーツメンタルコーチ
私は
少年野球時代から
エースで3番打者でした!

優勝も沢山して、
個人賞も沢山貰いました!

そして甲子園に出場するようなチームから
お誘いのお話を頂きました。


当時の私にとっては
本当に輝かしい
栄光時代です…笑


そんな私を含めて、
1000人以上のアスリートと接してきて、
「完璧主義者」って多いな…

そんな印象を抱いてます。

完璧主義者というのは
非常に響きが良いのです。

 

しかし、
完璧主義には罠もあります。

それが
100点を取れないときです。

 

完璧主義の人ほど、
100点が取れない自分が許せません。

 

80点でも90点であっても、

自分を認めてあげるのが簡単ではありません。

 

その背景にある気持ちは、

「簡単に自分を認めたら成長が止まる」

という思い込みを持っている人が多いです。

 

例えば

ある男子ゴルファーがいました。

 

プロの世界でも活躍している選手で、

ツアーにも参加されていました。

 

しかし、

ある年からシード権を失い、

なかなか表舞台に復帰できずにいました。


なので、
出来ない自分に苛立、
出来ない自分を認められない日々が続きます。

 

そんなときに

スポーツメンタルコーチングを受けに来てくれました。

 

試合で活躍するためにまず行ったのが、

成功の基準を下げることでした。

 

ゴルフという競技は9割以上が

失敗なんです。

 

いいショットを目指せば目指すほど、

その理想に終わりがありません。

 

100点満点の状況なんて

ほとんど生まれないのがゴルフです。

 

だから、

なかなか自分を褒めたり認めることが

出来ない競技の代表例でもあります。

 

そんな競技でドツボにハマる選手ほど、

完璧に囚われてしまいます。

 

だから、

一度完璧ではない状況から

解放される必要があるのです。

 

そこで、

成功だと思う基準を下げるために

80点、70点でも成功だと思えることを

日々の日記に書いてもらいまいした。

 

そして、

日記を書き始めて半年、

ツアーに向けたQTと呼ばれる試合で

1位になることが出来ました。

 

これはほんの一例に過ぎません。

他に様々な事例があります。


完璧主義であればあるほど、
なんでも完璧に成し遂げたい気持もあります。


なので、

失敗から学ぼうとするより

失敗を許せない自分になっていきます。


全ての人が
当てはまるとは言えませんが、
完璧主義な人ほど陥りやすいです。

絶対に覚えておいて欲しいのは、
スポーツは失敗のスポーツです。

そして、
完璧がないから上手く出来た時に
嬉しいと思えるのもスポーツです。


その為に本当に必要な事は

完璧でなくても結果は出る。


完璧でなくても、
成長したら結果はついてくる。


そうおもえるようになると、
自然と余裕が生まれてくると思います。

だからこそ、
まずは完璧でなくてもOKです。
 
そもそも、
完璧なんてないですからね。
 
完璧に囚われずに、
スポーツの失敗にこそ
面白さや成長があることに気付ければ
絶対に結果はついてきますから。
 
失敗や完璧ではない自分を
まずは受け入れてみてくださいね!
 
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。

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【このコラムの著者】

スポーツメンタルコーチ鈴木颯人,トップアスリート育成プロスポーツメンタルコーチ
一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

 プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。

【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから

 

※当コラムでは専門的な用語を抜きに誰にでも理解できる形で綴らせていただいております。もっと専門的なことを学びたい、心理学や脳科学などを交えて知りたいと思う方は以下のセミナーにご参加ください。

 

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