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感情(メンタル)の起伏をなくす方法

スポーツメンタルコーチ

自分に期待することではじめて物事は可能になる。

 

あの有名バスケットボール選手の
マイケルジョーダンの言葉です。
 
 
長いシーズン、
戦っているといい事もあれば、
ダメな時も必ずあります。
 
 
素晴らしい準備、
素晴らしい仲間と、
素晴らしい時間を過ごしたと思うほど
期待した通りの結果が出ない日々は
悶々とします。
 
 
モチベーションだって、
上がったら下がったり。
 
 
こんなんでいいのか…
周りの期待に応えたい…
 
 
周りの目が気になれば気になるほど、
結果を出さない自分に嫌気がさします。
 
 
過去に輝かしい結果を持っていれば、
なおさら現状を認められないと思います。
 
 
この感情の起伏を
どうやって乗り越えたらいいのか?
 
 
そこで思い出すのが、
サーフィンです。
 
 
いい波に乗るには、
波が来るのをひたすら
待つしかありません。
 
 
沖を見て、
「波きたな?…」って。笑
 
 
調子だって、
同じに捉えます。
 
 
何かうまく噛み合った時に、
調子がいい現象が起きます。
 
 
プロ競技になると、
一定のパフォーマンスを
発揮し続けないといけません。
 
 
するとどうしても、
どこかで調子の波が崩れる事があります。
 
 
あれだけいい波がきてたのに、
パタリと止まってしまうのです。
 
 
その都度、慌てて
バタバタしても波は来ません。
 
 
無理に気持ちを奮い立たせても、
疲れてしまいます。
 
 
頑張り過ぎる人ほど、
オーバーワークや心の疲れ
(うつ病、燃え尽き症候群)に結びつきやすいです。
 
 
なのでそうなってからでは遅いのです!
そうなって欲しくないのです。
 
 
なので、
もう一つ上のメンタルの
世界にいく必要があります。
 
 
その状態こそが
「無(ゾーン)」になります。
 
 
結果がよくても、
無っ!
 
 
結果が出なくても、
無っ!
 
 
殆どの方が
極限の集中状態であるゾーンに
なりたがる人が多いです。
 
 
しかし、
1番大事なゾーンは
何事にも動じない状態そのものになります。
 
 
なので、
普段からどれだけ力を
抜けるかを大事にしてます。
 
 
力を抜く為にはどれだけ力が
入ってるかを知る必要もあります。
 
 
特に頑張れば頑張るほど、
私たちの身体は無意識に力が入ります。
 
 
なので、
頑張るんだけど力は抜く
イメージが大切になります。
 
 
その為にも、
頑張りすぎないのも大事なんですよね。
 
 
不思議なもので、
スポーツの世界は努力しても
結果が出ない事があります。
 
 
その一方で、
努力してないのに
結果を出しちゃう天才もいます。
 
 
そうすると、
結果を生み出す為に
本当に必要な事はなんなのでしょうか?
 
 
スポーツの世界は
非情な世界です。
 
 
結果を出したら、
全て正解のようになります。
 
 
そして、
過去の経験者の発言が
あたかも正解に見えます。
 
 
しかし、
時代とともの正解は
必ず変化して行きます。
 
 
正解ではなく、
その時の最適解を見つける事が
頑張るコツなのです。
 
 
頑張り過ぎない為にも、
勝つ為のコツを大事にしてみてください。
 
 
そしたら、
感情の起伏に悩むこともなくなると思います。
 
 
参考までに。

 

 

【このコラムの著者】

プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人
プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。
【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから
 
 
 
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