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練習がダメでも諦めてはいけない

試合に向けて練習するんだけど、

練習の内容が思わしくない人っています。

スポーツメンタルコーチ

いつも出来ていたことが、

練習でできなかったり・・・

 

いつも出来ていたことが、

簡単にプレーできなかったり・・・

 

その日その日の調子だけでなく、

前回の試合を通じて自信を喪失したり・・・

 

色々なケースがあって

練習の出来が悪い人がいます。

 

だから、

練習の出来の延長で試合での結果を

予想する人もいると思います。

 

しかし、

そこで悲観的になってほしくないのです。

 

練習は練習。

試合は試合。

 

練習でできるに越したことはありませんが、

練習の出来が悪かったら試合に向けて

出来る準備を考えておきたいのです。

 

その為の方法について

綴っていきたいと思います。

目次

1、試合の爆発に期待する
2、自分が活躍することを求めない
3、練習がダメだから自信がなくなる
4、諦めと頑張らないは違う
5、とはいっても練習は大事

試合の爆発に期待する

結論からいうと、

最後の最後は吹っ切れるしかないです。

 

つまり、

自分を追求し続ける人であれば

吹っ切れる状態になれます。

 

しかし、

どこかで妥協や不安を抱えていると

なかなか吹っ切れないものです。

 

練習で結果を求め始めると、

なかなか吹っ切れないものです。

 

なので、

練習で求めたいことの1つに

自分の成長にフォーカスする事になります。

 

どれだけやっても、

結果にフォーカスしてしまうと

一喜一憂する自分を作るだけです。

 

しかし、

この記事を読んでいる人によっては

試合を明日に控える方もいると思います。

 

成長にすらフォーカスする練習の時間が

ない方に向けて別のアプローチを提案します。

 

自分が活躍することを求めない

これも吹っ切れと同じですが、

もう結果を求めない事に限ります。

 

結果が出ない選手ほど、

実力以上を求めて自滅します。

 

ある水泳選手で、

いつも結果が出ない選手がいました。

 

実力はあると言われながら、

実力以上のことをしすぎている事に気づきました。

 

それが、

前半からとにかく飛ばすのです。

 

コーチからの指示もありましたが、

自分自身が試合に悔いがないように

試合前半から全力を大事にしていたのです。

 

なので、

試合前半はいつもリード。

後半になるといつも失速。

 

水泳をやめようと悩んでいた中で

メンタルコーチとして携わりました。

 

実力以上を出さないと勝てないと思っていたのですが

実力通りにやったら面白いように結果が出るのです。

 

気付いたら、

実力以上の結果が出るようになりました。

 

練習でダメだからといって、

何も試合で特別なことをする必要はないのです。

 

練習がダメだから自信がなくなる

 

しかし、

実力通りを意識してやろうと思っても

周りの選手を意識すると不安になります。

 

そして、

自信を喪失してしまいます。

 

練習って、

自信を手に入れる為の要素もあります。

 

特に持久系の種目だと、

その要素がとても強くなります。

 

それでも、

吹っ切れて自分が今できることに

最大限フォーカスする必要があります。

 

その際に自分の行動以上をしすぎる理由に

プライドや見栄があります。

 

プライドや見栄がある人ほど、

失敗を嫌います。

 

失敗を嫌うから、

無意識に頑張りすぎます。

 

頑張りすぎると実力以上の行動をとってしまい

次第に疲弊して潰れてしまいます。

 

ある意味、

頑張りすぎないことも大事なのです。

 

頑張りすぎないからこそ、

吹っ切れる勇気が大事になります。

 

頑張らないメリットを考える

そこで考えて欲しいのが、

頑張らないメリットです。

 

こんな話をすると、

頑張る方が大事だと思われると思います。

 

しかしあえて頑張ってほしくないのです。

言い方を変えると肩の力を抜いて欲しいのです。

 

ある意味、

吹っ切れるって頑張らない状況です。

 

やることやって、

あとは神のみぞ知る世界。

 

そうやって結果を委ねる感覚があっても

不思議ではないのがスポーツの世界です。

 

例えば、

源担ぎがあります。

 

神頼みってのもあります。

やるだけやって、

最後は拝む人がいます。

 

拝みに行くから結果が

出るわけではないです。

 

しかし、

やるだけやったら最後は拝んだり

お守りの力を信じたくなるものです。

 

それらを否定するわけでなく、

頑張らないためにそれらの力をあえて

利用することも一理あると思っています。

 

諦めと頑張らないは違う

そこで勘違いしてほしくないのが、

諦めと頑張らないは違うということです。

 

諦めは試合を捨てた状態であるのに対して、

頑張らないというのは自分の力を無理して

120%を出さないことを意味します。

 

つまり、

100%持てる力を出せばいいのです。

 

しかし、

練習の出来が悪いと

実力以上のことをしすぎるのが人間です。

 

爆発的な結果を期待したいからこその

行動の表れだと思います。

 

しかし、

爆発的な結果を残したいなら、

出来ることを徹することに限ります。

 

なぜならば、

確実性を追い求めたいからです。

 

試合中にリズムがあってきたら、

突如ノってきてしまう選手っています。

 

それって、

ある種のゾーンです。

 

この境地にたどり着けたら最強です。

最強にたどり着くためには諦めずに

頑張らないのが1番です。

 

実力通りを出す事に徹し、

気付いたらゾーンに入っている。

 

ここを目指すのが私なりの

練習ダメでも試合で逆転方法です。

 

とはいっても練習は大事

ここまで如何でしたでしょか?

正直試合の結果は練習の質に比例します。

 

練習でのパフォーマンスは

本当に大事になります。

 

だから、

練習でどれだけ出来るか?

これは大前提として大事です。

 

しかし、

海外の選手とかは練習が本当にダメなのに

試合だととんでも無い力を発揮する人もいます。

 

サッカーだと日本人は練習ではとてもうまいのに

試合ではダメで外人はその逆が起きるようです。

 

文化の違いかもしれませんが、

私たち日本人は彼らのマインドや文化を

取り入れることも大事だと思います。

 

ということで、

試合に向けて練習がダメでも

頑張りすぎずゾーンに入ることを祈ってます!

 

最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

【このコラムの著者】

プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人
プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。
【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから
 
 
 
 
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