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原因と結果についてメンタルコーチ目線で考える

スポーツメンタルコーチ
どんな事があっても、
必ず結果が生まれます。
 
 
そして、
結果には原因が付き物です。
 
 
私たちは失敗から学ぶことを教わります。
その理由は同じ原因を起こさない為です。
 
 
アスリートと接してると、
この原因の追求に特徴を感じます。
 
 
それは、
反省の追求です。
 
 
何がおかしいのか?
何がダメなのか?
 
 
とにかく原因を見つけては
自分に対してダメ出しを繰り返します。
 
 
自分へのダメ出しは
技術を向上させる為には必要かと思います。
 
 
ダメなところを克服しては、
出来ない事が出来る様になる事を望みます。
 
 
そうする事で、
出来ない事が無くなるのです。
 
 
そんな理想を掲げますが、
レベルが上がる度に計画通りにいきません。
 
 
むしろ、
計画はいつも頓挫し心が折れます。
 
 
原因と結果がある以上、
常に自分と向き合う事が求められます。
 
 
しかし、
この考え方について私は疑問があります。
 
 
原因と結果には
必ず繋がりがあるのでしょうか?
 
 
実はこの大きな問いに対して、
私たちは既に答えを知っています。
 
 
それは
必ずしも「原因と結果は繋がらない」ことを。
 
 
むしろ、
説明できない事もあるはずなんです。
 
 
その一つに、
技術があります。
 
 
例えば野球で例えたら、
バッティングのある打ち方を教わります。
 
 
軸を中心に打つとしましょう。
 
 
軸で打てるようになれば
プロ並みに結果を残せるのでしょうか? 
 
 
おそらくNoですよね?
同じ打ち方が出来ても骨格や筋肉、
さらには心の持ち様も違います。
 
 
さらに例えるなら
サッカーです。
 
 
50mを5.6秒で走れたら、
プロになれるのでしょうか?
 
 
走れても、
ボールを扱う技術やポジショニングを
知らなければサッカーで活躍するなんて無理です。
 
ここまで伝えたいことは、
原因が結果になるとは限らないのです。
 
 
悪い結果だけでなく、
良い結果にも言えます。
 
 
だからこそ、
結果に囚われないで欲しいのです。
 
 
結果によって全てが
わかるとは限らないのです。
 
 
その上で大切になるのが、
自分の信念を持つ事です。
 
 
技術でブレない信念。
考え方の信念。
 
 
さらには、
人間関係での信念。
 
 
様々な信念があります。
それをブラさずに日々向き合って欲しいのです。
 
 
出来ない事が悪ではなく、
自分の信念を貫く勇気も大切になります。
 
 
もちろん、
ケースバイケースですが。
 
 
ブレそうになったらどうしたらいいのか?
 
 
そこでオススメしてるのが
アスリートの本を読む事です。
 
 
彼らが大切にしている信念が
垣間見れるのが書籍のいいところです。
 
 
ある程度の選手たちの本を読み込む事で
必ず見えてくる世界があります。
 
 
私はその多くから、
本当に必要な信念や考え方を
一冊の本にまとめました。
こちらは参考程度に
読んでもらえたら嬉しいです。
 
 
本当は実際にお会いして選手から聞くのが
1番いいに越したことはありません。
 
 
なかなか選手によっては
その時間が取れないと思います。
 
 
なので、
本やテレビからプロアスリートが
大切にしている価値観を肌で
感じ取ってみて下さい。
 
 
原因と結果は繋がらないと
気付けると思います。
 
 
ご参考までに。

 

 

【このコラムの著者】

プロスポーツメンタルコーチ/一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人
プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。
【プロフィール】フィリピン人の母と日本人の父との間に生まれました。生まれた国はイギリス。当時から国際色豊かな環境で育って来ました。1歳になる頃には、日本に移住しました・・・。>>続きはこちらから
 
 
 
 
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